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【保存版】豊田市・足助のおでかけ完全ガイド!レトロな町並み散策と食べ歩き

【保存版】豊田市・足助のおでかけ完全ガイド!レトロな町並み散策と食べ歩き

愛知県・豊田市が誇る観光名所「足助(あすけ)」。秋の香嵐渓の紅葉が有名ですが、実はそのすぐ隣に広がる「古い町並み」も、季節を問わず楽しめる散策スポットとしておすすめ!

今回は、カメラを片手にじっくりと時間をかけて巡りたい、足助の魅力を余すところなくご紹介する「おでかけ完全ガイド」をお届けします。次の休日は、喧騒を離れて、歴史とロマンの町へ出かけてみませんか?

 

CONTENTS

    歴史香る宿場町「足助(あすけ)」とは?

    塩の道「中馬街道」の要衝として

    足助の町並みに足を踏み入れる前に、少しだけ歴史に触れてみましょう。

    足助は古くから、尾張・三河(愛知)と信州(長野)を結ぶ「伊那街道(中馬街道)」の重要な中継地として栄えました。

    かつて、海のない信州へ塩を運ぶことは生きるための重要な営みでした。三河湾で採れた塩は、矢作川を遡り、ここ足助で陸路に積み替えられ、馬の背に乗せられて信州へと運ばれました。この塩は「足助塩(あすけじお)」と呼ばれ、その輸送ルートは「塩の道」として知られています。

    愛知県初の「重伝建」選定地区

    多くの商人や旅人が行き交い、物資が集まる場所として賑わった足助には、富を築いた商家が競うように立派な家屋を建てました。

    その歴史的価値が認められ、2011年(平成23年)には、愛知県で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

    タイムスリップ気分で
    「重伝建の町並み」を散策

    散策していると、まず目に飛び込んでくるのは、黒い板壁や漆喰の白壁が美しい家々の連なりです。

    足助の建物の特徴の一つに「塗籠(ぬりごめ)造り」があります。これは、壁を土や漆喰で塗り固めることで、火事の際の延焼を防ぐための工夫。かつての大火の教訓から生まれた、先人たちの知恵です。

    建物の2階部分に注目してみてください。軒下まで漆喰で塗り込められた重厚な造りや、防火壁の役割を果たす「うだつ」が上がっている家も見つけることができます。「あの家はどんな商売をしていたんだろう?」と想像しながら歩くのも、歴史散策の醍醐味です。

    フォトスポットにぴったり「マンリン小路」

    メインストリートから一本入った路地裏にも、足助の魅力は隠されています。中でも絶対に外せないフォトスポットが「マンリン小路(こうじ)」です。
    マンリン書店という本屋さんの横にあるこの細い路地は、蔵の黒い板壁と石垣が迫るように続き、その奥へと吸い込まれそうな不思議な奥行きを感じさせます。

    国指定重要文化財「旧鈴木家住宅」

    続いてご紹介するのは、足助屈指の大商家「旧鈴木家住宅」です。

    屋号を“紙屋”としつつも、醸造業や金融業、三河湾沿岸での新田開発など幅広い事業を展開。市内外でも多くの土地を所有し、江戸時代から明治にかけて足助の繁栄を牽引してきました。

    長らく大規模な修復工事が行われていましたが、2023年夏より、街道に面した「主屋」の一般公開がはじまりました。

    ▼重要文化財「旧鈴木家住宅」の記事はこちら
    https://www.machikuru.jp/special/p4720/

     

    【旧鈴木家住宅】
    住所:豊田市足助町本町20

    料金 無料(主屋)
    ※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください

    営業日:金曜日、土曜日、日曜日、祝日(年末年始除く)
    営業時間:10:00~16:00
    ※ 11月と中馬のおひなさん開催中は毎日開館

    電話番号:
    0565-62-3511(開館日のみ)
    0565-62-0609(文化財課足助分室 平日8:30~17:00)

    駐車場 無し(香嵐渓および周辺の有料駐車場をご利用ください)

    定休日 月曜日~木曜日、年末年始

     

    レトロなガソリンスタンドの跡「旧田口家住宅」

    町並みの中心部に位置する「旧田口家住宅」。

    ここは江戸時代末期以前に建てられたとされる商家で、屋号は「萬屋(よろづや)」。その名の通り、製茶、菜種油、金物、肥料など、時代に合わせてさまざまな商品を扱ってきました。

    大正時代、車社会の到来と共に、田口家はいち早くガソリンの販売を始めました。敷地内には当時の給油用地下タンクや、昭和レトロな看板が残されており、ここがかつて町のエネルギー供給拠点だったことを物語っています。

    散策のお供に!
    地元で愛される「足助グルメ」を食べ歩き

    創業昭和5年の老舗「井筒亀精肉店」

    商店街の一角に店を構える「井筒亀(いづかめ)精肉店」は、昭和5年創業の老舗です。

    山間部である足助ならではの味覚といえば、やはりジビエ。こちらでは、猪肉を使った「ししコロッケ」と、鹿肉を使った「もみじコロッケ」が大人気。食べ歩きにぴったりのサイズ感です。

    新感覚スイーツ!かゑで本舗の「レアポテト」

    和洋菓子のお店「かゑで本舗」。ここでしか味わえない名物スイーツが「レアポテト」。

    表面をブリュレ仕立てに仕上げ、外はパリッ、中はしっとりの香ばしいスイートポテト!
    厳選されたさつまいもを使用し、独自の製法で作られたその生地は、まるで生クリームのようにクリーミーでなめらか。口の中で溶ける大人気のお菓子です。

    そのほかにも「日月もなか」「あすけさいだあ」など、さまざまな食べ歩きグルメが楽しめますよ!

    散策の締めくくりは「足助八幡宮」へ参拝

    最後に訪れたいのが「足助八幡宮」です。

    町並みからすぐの場所にあるこの神社は、ただの氏神様ではありません。全国的にも非常に珍しい「足・旅・交通の守護神」として信仰を集めているパワースポットなのです。

    その由来は諸説ありますが、かつて険しい山道や街道を行き交う旅人たちが、道中の安全と健脚を祈願してわらじを奉納したことから始まったと言われています。現代では、旅行の安全祈願はもちろん、マラソンやサッカーなどのスポーツ選手、足腰の健康を願うお年寄りまで、全国から多くの参拝者が訪れます。

    境内には、足にまつわるユニークな見どころがたくさん。

    まず目を引くのが、奉納された大きな「わらじ」のオブジェ。そして、絵馬掛けには足の形をした絵馬がずらりと並んでいます。「フルマラソン完走!」「足の痛みが治りますように」「いつまでも自分の足で歩けますように。それぞれの切実な願いが書き込まれています。

    混雑を避けるなら「オフシーズン」が狙い目

    足助・香嵐渓といえば11月の紅葉シーズンが大人気ですが、道路が非常に混雑します。

    今回ご紹介した「町並み散策」をゆっくり楽しむなら、新緑が美しい春や、避暑も兼ねた初夏、そして紅葉が落ち着いた冬の時期が実はおすすめです。静かな町並みを独り占めできる贅沢な時間を過ごせますよ。

     

     

    ※掲載情報は取材時のものになります。
    最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。

     

     

    歴史香る宿場町「足助(あすけ)」とは?

    塩の道「中馬街道」の要衝として

    足助の町並みに足を踏み入れる前に、少しだけ歴史に触れてみましょう。 足助は古くから、尾張・三河(愛知)と信州(長野)を結ぶ「伊那街道(中馬街道)」の重要な中継地として栄えました。 かつて、海のない信州へ塩を運ぶことは生きるための重要な営みでした。三河湾で採れた塩は、矢作川を遡り、ここ足助で陸路に積み替えられ、馬の背に乗せられて信州へと運ばれました。この塩は「足助塩(あすけじお)」と呼ばれ、その輸送ルートは「塩の道」として知られています。

    愛知県初の「重伝建」選定地区

    多くの商人や旅人が行き交い、物資が集まる場所として賑わった足助には、富を築いた商家が競うように立派な家屋を建てました。 その歴史的価値が認められ、2011年(平成23年)には、愛知県で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

    タイムスリップ気分で 「重伝建の町並み」を散策

    散策していると、まず目に飛び込んでくるのは、黒い板壁や漆喰の白壁が美しい家々の連なりです。 足助の建物の特徴の一つに「塗籠(ぬりごめ)造り」があります。これは、壁を土や漆喰で塗り固めることで、火事の際の延焼を防ぐための工夫。かつての大火の教訓から生まれた、先人たちの知恵です。 建物の2階部分に注目してみてください。軒下まで漆喰で塗り込められた重厚な造りや、防火壁の役割を果たす「うだつ」が上がっている家も見つけることができます。「あの家はどんな商売をしていたんだろう?」と想像しながら歩くのも、歴史散策の醍醐味です。

    フォトスポットにぴったり「マンリン小路」

    メインストリートから一本入った路地裏にも、足助の魅力は隠されています。中でも絶対に外せないフォトスポットが「マンリン小路(こうじ)」です。 マンリン書店という本屋さんの横にあるこの細い路地は、蔵の黒い板壁と石垣が迫るように続き、その奥へと吸い込まれそうな不思議な奥行きを感じさせます。

    国指定重要文化財「旧鈴木家住宅」

    続いてご紹介するのは、足助屈指の大商家「旧鈴木家住宅」です。 屋号を“紙屋”としつつも、醸造業や金融業、三河湾沿岸での新田開発など幅広い事業を展開。市内外でも多くの土地を所有し、江戸時代から明治にかけて足助の繁栄を牽引してきました。 長らく大規模な修復工事が行われていましたが、2023年夏より、街道に面した「主屋」の一般公開がはじまりました。 ▼重要文化財「旧鈴木家住宅」の記事はこちら https://www.machikuru.jp/special/p4720/  
    【旧鈴木家住宅】 住所:豊田市足助町本町20 料金 無料(主屋) ※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください 営業日:金曜日、土曜日、日曜日、祝日(年末年始除く) 営業時間:10:00~16:00 ※ 11月と中馬のおひなさん開催中は毎日開館 電話番号: 0565-62-3511(開館日のみ) 0565-62-0609(文化財課足助分室 平日8:30~17:00) 駐車場 無し(香嵐渓および周辺の有料駐車場をご利用ください) 定休日 月曜日~木曜日、年末年始  

    レトロなガソリンスタンドの跡「旧田口家住宅」

    町並みの中心部に位置する「旧田口家住宅」。 ここは江戸時代末期以前に建てられたとされる商家で、屋号は「萬屋(よろづや)」。その名の通り、製茶、菜種油、金物、肥料など、時代に合わせてさまざまな商品を扱ってきました。 大正時代、車社会の到来と共に、田口家はいち早くガソリンの販売を始めました。敷地内には当時の給油用地下タンクや、昭和レトロな看板が残されており、ここがかつて町のエネルギー供給拠点だったことを物語っています。

    散策のお供に! 地元で愛される「足助グルメ」を食べ歩き

    創業昭和5年の老舗「井筒亀精肉店」

    商店街の一角に店を構える「井筒亀(いづかめ)精肉店」は、昭和5年創業の老舗です。 山間部である足助ならではの味覚といえば、やはりジビエ。こちらでは、猪肉を使った「ししコロッケ」と、鹿肉を使った「もみじコロッケ」が大人気。食べ歩きにぴったりのサイズ感です。

    新感覚スイーツ!かゑで本舗の「レアポテト」

    和洋菓子のお店「かゑで本舗」。ここでしか味わえない名物スイーツが「レアポテト」。 表面をブリュレ仕立てに仕上げ、外はパリッ、中はしっとりの香ばしいスイートポテト! 厳選されたさつまいもを使用し、独自の製法で作られたその生地は、まるで生クリームのようにクリーミーでなめらか。口の中で溶ける大人気のお菓子です。 そのほかにも「日月もなか」「あすけさいだあ」など、さまざまな食べ歩きグルメが楽しめますよ!

    散策の締めくくりは「足助八幡宮」へ参拝

    最後に訪れたいのが「足助八幡宮」です。 町並みからすぐの場所にあるこの神社は、ただの氏神様ではありません。全国的にも非常に珍しい「足・旅・交通の守護神」として信仰を集めているパワースポットなのです。 その由来は諸説ありますが、かつて険しい山道や街道を行き交う旅人たちが、道中の安全と健脚を祈願してわらじを奉納したことから始まったと言われています。現代では、旅行の安全祈願はもちろん、マラソンやサッカーなどのスポーツ選手、足腰の健康を願うお年寄りまで、全国から多くの参拝者が訪れます。 境内には、足にまつわるユニークな見どころがたくさん。 まず目を引くのが、奉納された大きな「わらじ」のオブジェ。そして、絵馬掛けには足の形をした絵馬がずらりと並んでいます。「フルマラソン完走!」「足の痛みが治りますように」「いつまでも自分の足で歩けますように。それぞれの切実な願いが書き込まれています。

    混雑を避けるなら「オフシーズン」が狙い目

    足助・香嵐渓といえば11月の紅葉シーズンが大人気ですが、道路が非常に混雑します。 今回ご紹介した「町並み散策」をゆっくり楽しむなら、新緑が美しい春や、避暑も兼ねた初夏、そして紅葉が落ち着いた冬の時期が実はおすすめです。静かな町並みを独り占めできる贅沢な時間を過ごせますよ。     ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。    

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