[ 特集 ]
【豊田】「おいでんの湯」3階エリアが「さうな広場」としてリニューアル!
温泉や岩盤浴、食事処、リラクゼーションなど施設が充実し、トータルに癒されることができるスーパー銭湯「豊田挙母温泉 おいでんの湯」。2023年12月に3階の岩盤浴エリアがリニューアルし、「さうな広場」(男女共用)として生まれ変わりました。
男湯には10度以下の水風呂や広々とした外気浴スペースなどを設置するなど、サウナ好きの心をわしづかみにしてきた同施設に新しい魅力がプラス!男女一緒に本格的なサウナを楽しめるのもポイントです。
CONTENTS
シングル水風呂に広々外気浴スペース
サウナ好きの心を分かりすぎている!?
「いわ風呂」や炭酸風呂を備えた露天風呂をはじめ、多くの浴槽がある大浴場。温度帯が異なる浴槽を巡っているうちに、だんだんと気持ちよくなりついつい長湯になってしまいます。
筆者のおすすめは、細かい気泡が全身を包み込んでくれる「美泡ぶろ」。「プチプチ」と肌の上で泡が弾ける感覚はやみつきになります。
2022年12月のリニューアルでは、とくにサウナを劇的に改善。男性サウナ室には、オートロウリュが加わりました。毎時00分と30分に、熱したサウナストーンに水を自動的に噴射!体感温度を一気に上げてくれます。
さらに14時、20時、22時には男性サウナ室で、アウフグースイベントを毎日開催。「アウフグース」とはロウリュすることによって発生した蒸気をタオルやうちわなどを使って仰ぎ、体感温度をさらに高めるサウナ室内のイベントのことです。昨今のサウナブームでアウフグースを行うスーパー銭湯が増加中ですが、「毎日」行っている施設は希少かも!?
一方、女性サウナ室では好きなタイミングで自らサウナストーンに水を掛けられる「セルフロウリュ」ができます。ラドル(柄杓)でアロマ水をすくい、ストーンにかけると「じわーっ」という音とともに香りが広がります。一度この快感を覚えたら、もう抜け出せない!普段はサウナを利用しない女性にも、ぜひ体感してもらいたいです。
サウナ室でしっかり蒸されたら、待望の水風呂へ!「おいでんの湯」の男湯には、2種類の水風呂があり、それぞれおよそ16度と6.5度(!)に設定されています※。
※開店前に取材させていただいたため、通常より高い温度で表示されています。
10度以下の冷たい水風呂はサウナ好きの間で「シングル」と呼ばれており、大変ありがたがられる存在。サウナ専門施設ではなく、スーパー銭湯で「シングル」を体感できるのはかなりレアです。
とはいえ、シングルの水風呂に長時間浸かることは身体に負担をかけてしまうので、ほどほどに。「シングル」の水風呂に数秒入ったのちノーマルの水風呂に移動する、「冷冷交代浴」を楽しむのが筆者のおすすめです。
そして、もっとも愛でたいのは外気浴スペースの広さ!しかもさまざまなタイプの椅子があり、好みのスタイルで「ととのう」を体感できます。
なかでも上からミストシャワーが降り注ぐ「瞑想ぶろ」はオリジナリティ満点。他施設ではめったに味わえない外気浴スタイルです。
筆者としては、足が冷えないようそれぞれの椅子の前に足置きが設置されている点にホスピタリティを感じました。
サウナ初心者もベテランも!
みんなが集まる「さうな広場」
さて、2023年12月1日に3階の岩盤浴エリアが「さうな広場」として生まれ変わりました。インフィニティチェアや巣ごもりスペースで、雑誌やマンガ約2,000冊を自由に読むこともできます。
リニューアルの目玉は新設された「ろうりゅの部屋」。毎日17時、19時、21時にスタッフによるロウリュイベントが開催され、館内着のまま参加可能です。イベント開催時以外も常時開放されており、カップルや夫婦で訪れた際も一緒にサウナを満喫できそう。
水風呂代わりとなるクーリングルームで涼んだ後はテラスで休憩。岩盤浴施設に外気浴スペースが設けられているのは、ちょっと珍しいかも!?
「サウナ浴→(水風呂代わりの)クーリングルーム→外気浴」とサウナの基本である3要素をしっかり抑えているという点で、一般的な岩盤浴施設とは一線を画しています。「岩盤浴」ではなく、あえて「さうな広場」と名付けられたのにも納得。
「さうな広場」にあるもうひとつのサウナ室が「がんばんの部屋」。こちらは一見すると一般的な岩盤浴のようですが、実はある仕掛けが……。
毎日11時、15時、18時、23時にはなんと雲海が出現!次第にミストが深くなり、部屋全体が雲に覆われたような非日常的な光景が広がります。肌目の細かいミストを全身で浴びるのは心地よく、思わずうっとり。
「さうな広場」でサウナやマンガを楽しんだらふたたび男女別の浴場へ→またまた「さうな広場」へ舞い戻ってしばしリラックス……。幸福のループを繰り返していくうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
人気ラーメン店とのコラボも!
メニュー大充実の湯上がりダイニング
長時間滞在したい大型のスーパー銭湯で、欠かせないものといえば食事処ではないでしょうか。「おいでんの湯」内の「ダイニングこころも」は、メニューの充実度がすごい!そして開放感が満点で、とても居心地がいいです。
まずオーダーしたのはその名も「もの凄い鯖の塩焼き定食」(1,730円)。茨城県にある海辺の町・波崎(はさき)にある、昭和22(1947)年創業の老舗「越田商店」から鯖を仕入れているそう。肉厚な鯖には脂が乗り切っており、それでいてしつこさはまったく感じない逸品。塩加減も絶妙です!
「カレーうどん」(900円)は昔からの名物。20種類以上のスパイスが使われており、専門店顔負けの味わいです。よりコクの深い「黒カレーうどん」(900円)も大評判。
「サウナ飯」としてイチオシなのが「台湾まぜそば」(追い飯付き、990円)。愛知県春日井市の人気ラーメン店「ライトニングファイヤー」の監修を受けて作った、オリジナルの一杯です。チャーシューを漬け込んだ醤油ダレがベースとなっており、甘味、辛味、酸味をバランスよく感じられます。
提供されたらまずはよくかき混ぜ、味が馴染んだところで豪快にすするのがおいしい食べ方!最後に追い飯を投入し、残ったタレと絡めながら味わうのがおすすめです。
今回のリニューアルでさらに魅力がアップした「おいでんの湯」。3階の「さうな広場」は男性も女性も、サウナ初心者も黒帯も、難しいことは抜きにサウナの楽しさを感じられる素晴らしい空間でした!
サウナ好きのパートナーと一緒に「さうな広場」を利用して“サウナのいろは”を教えてもらい、下の階の男女別サウナでいよいよ本格的にサウナデビュー!なんて使い方も大いにアリだと思います。
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
シングル水風呂に広々外気浴スペース サウナ好きの心を分かりすぎている!?
「いわ風呂」や炭酸風呂を備えた露天風呂をはじめ、多くの浴槽がある大浴場。温度帯が異なる浴槽を巡っているうちに、だんだんと気持ちよくなりついつい長湯になってしまいます。 筆者のおすすめは、細かい気泡が全身を包み込んでくれる「美泡ぶろ」。「プチプチ」と肌の上で泡が弾ける感覚はやみつきになります。 2022年12月のリニューアルでは、とくにサウナを劇的に改善。男性サウナ室には、オートロウリュが加わりました。毎時00分と30分に、熱したサウナストーンに水を自動的に噴射!体感温度を一気に上げてくれます。 さらに14時、20時、22時には男性サウナ室で、アウフグースイベントを毎日開催。「アウフグース」とはロウリュすることによって発生した蒸気をタオルやうちわなどを使って仰ぎ、体感温度をさらに高めるサウナ室内のイベントのことです。昨今のサウナブームでアウフグースを行うスーパー銭湯が増加中ですが、「毎日」行っている施設は希少かも!? 一方、女性サウナ室では好きなタイミングで自らサウナストーンに水を掛けられる「セルフロウリュ」ができます。ラドル(柄杓)でアロマ水をすくい、ストーンにかけると「じわーっ」という音とともに香りが広がります。一度この快感を覚えたら、もう抜け出せない!普段はサウナを利用しない女性にも、ぜひ体感してもらいたいです。 サウナ室でしっかり蒸されたら、待望の水風呂へ!「おいでんの湯」の男湯には、2種類の水風呂があり、それぞれおよそ16度と6.5度(!)に設定されています※。 ※開店前に取材させていただいたため、通常より高い温度で表示されています。 10度以下の冷たい水風呂はサウナ好きの間で「シングル」と呼ばれており、大変ありがたがられる存在。サウナ専門施設ではなく、スーパー銭湯で「シングル」を体感できるのはかなりレアです。 とはいえ、シングルの水風呂に長時間浸かることは身体に負担をかけてしまうので、ほどほどに。「シングル」の水風呂に数秒入ったのちノーマルの水風呂に移動する、「冷冷交代浴」を楽しむのが筆者のおすすめです。 そして、もっとも愛でたいのは外気浴スペースの広さ!しかもさまざまなタイプの椅子があり、好みのスタイルで「ととのう」を体感できます。 なかでも上からミストシャワーが降り注ぐ「瞑想ぶろ」はオリジナリティ満点。他施設ではめったに味わえない外気浴スタイルです。 筆者としては、足が冷えないようそれぞれの椅子の前に足置きが設置されている点にホスピタリティを感じました。サウナ初心者もベテランも! みんなが集まる「さうな広場」
[caption id="attachment_5376" align="alignnone" width="1024"] 「さうな広場」は入浴料金+500円で利用可能[/caption] さて、2023年12月1日に3階の岩盤浴エリアが「さうな広場」として生まれ変わりました。インフィニティチェアや巣ごもりスペースで、雑誌やマンガ約2,000冊を自由に読むこともできます。 リニューアルの目玉は新設された「ろうりゅの部屋」。毎日17時、19時、21時にスタッフによるロウリュイベントが開催され、館内着のまま参加可能です。イベント開催時以外も常時開放されており、カップルや夫婦で訪れた際も一緒にサウナを満喫できそう。 水風呂代わりとなるクーリングルームで涼んだ後はテラスで休憩。岩盤浴施設に外気浴スペースが設けられているのは、ちょっと珍しいかも!? 「サウナ浴→(水風呂代わりの)クーリングルーム→外気浴」とサウナの基本である3要素をしっかり抑えているという点で、一般的な岩盤浴施設とは一線を画しています。「岩盤浴」ではなく、あえて「さうな広場」と名付けられたのにも納得。 「さうな広場」にあるもうひとつのサウナ室が「がんばんの部屋」。こちらは一見すると一般的な岩盤浴のようですが、実はある仕掛けが……。 毎日11時、15時、18時、23時にはなんと雲海が出現!次第にミストが深くなり、部屋全体が雲に覆われたような非日常的な光景が広がります。肌目の細かいミストを全身で浴びるのは心地よく、思わずうっとり。 「さうな広場」でサウナやマンガを楽しんだらふたたび男女別の浴場へ→またまた「さうな広場」へ舞い戻ってしばしリラックス……。幸福のループを繰り返していくうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。人気ラーメン店とのコラボも! メニュー大充実の湯上がりダイニング
長時間滞在したい大型のスーパー銭湯で、欠かせないものといえば食事処ではないでしょうか。「おいでんの湯」内の「ダイニングこころも」は、メニューの充実度がすごい!そして開放感が満点で、とても居心地がいいです。 まずオーダーしたのはその名も「もの凄い鯖の塩焼き定食」(1,730円)。茨城県にある海辺の町・波崎(はさき)にある、昭和22(1947)年創業の老舗「越田商店」から鯖を仕入れているそう。肉厚な鯖には脂が乗り切っており、それでいてしつこさはまったく感じない逸品。塩加減も絶妙です! 「カレーうどん」(900円)は昔からの名物。20種類以上のスパイスが使われており、専門店顔負けの味わいです。よりコクの深い「黒カレーうどん」(900円)も大評判。 「サウナ飯」としてイチオシなのが「台湾まぜそば」(追い飯付き、990円)。愛知県春日井市の人気ラーメン店「ライトニングファイヤー」の監修を受けて作った、オリジナルの一杯です。チャーシューを漬け込んだ醤油ダレがベースとなっており、甘味、辛味、酸味をバランスよく感じられます。 提供されたらまずはよくかき混ぜ、味が馴染んだところで豪快にすするのがおいしい食べ方!最後に追い飯を投入し、残ったタレと絡めながら味わうのがおすすめです。 今回のリニューアルでさらに魅力がアップした「おいでんの湯」。3階の「さうな広場」は男性も女性も、サウナ初心者も黒帯も、難しいことは抜きにサウナの楽しさを感じられる素晴らしい空間でした! サウナ好きのパートナーと一緒に「さうな広場」を利用して“サウナのいろは”を教えてもらい、下の階の男女別サウナでいよいよ本格的にサウナデビュー!なんて使い方も大いにアリだと思います。 ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。SHOP DATA
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