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【豊田】「豊田市小原和紙のふるさと 和紙工芸体験館」へ紙すき体験に行ってきました。

ライフ レジャー カルチャー 豊田

安井 弥生 安井 弥生 2023/12/12
【豊田】「豊田市小原和紙のふるさと 和紙工芸体験館」へ紙すき体験に行ってきました。

「豊田市小原和紙のふるさと」にある「和紙工芸体験館」は、和紙づくりを通して豊田小原和紙工芸の魅力を体験できる工房です。

絵漉きや字漉き、うちわ、タペストリーなど、気軽に和紙工芸制作を楽しむことができます。また、オリジナルの和紙製品の製造、販売などもおこなっています。

今回は実際に紙すきを体験してきました!

 

CONTENTS

    「豊田市小原和紙のふるさと」には、和紙工芸体験館のほかに小原和紙美術館、和紙とうるし工房があり、季節を感じられる自然に囲まれた広大な敷地には遊歩道も整備されています。

    和紙工芸体験館の入口

    和紙工芸体験館の入口

    館内では、色鮮やかな豊田小原和紙でつくられた和紙商品などが並び、販売も行っています。

    地名の「おばら」と「ラッキー」を組み合わせたマスコットキャラクター「おばらっきー」。おでこにちょこんとのせられた桜は、四季桜がモチーフ。小原地区は、春と秋、1年に2回咲く四季桜の名所としても知られています。四季桜のシーズンのみ、限定で展示されています。

    和紙工芸体験館の受付

    和紙工芸体験館の受付

    体験は、電話またはネットからご予約を。当日ご希望の場合は空き状況など電話で問合せをしてみてくださいね。

    ▼予約についてはこちら
    https://www.jalan.net/kankou/spt_23523cc3290031277/activity_plan/?screenId=OUW3701

    紙漉き体験に挑戦!

    今回は、葉漉き体験(1,000円税込)に挑戦。まずは、スタッフの方が材料や和紙がどんな工程でできるのか丁寧に説明してくれます。

    コウゾの原木。原料となるコウゾの表皮を剥ぎ取りやすくするために3〜4時間蒸されます。

    剥ぎ取った皮の表皮をそぎ落とし、アルカリ液で煮て柔らかくしたもの。

    奥の白い液体は、チリ取りのおわった繊維を細かくなるまで叩き、紙を漉くことができる状態にしたもの。

    最後に、 とろとろのトロロアオイの液を加えることで和紙の特徴である流し漉きが可能になるそうです。

    いよいよ、紙漉き体験の開始です。用意された原料の液をスコテと呼ばれる道具へ一気に流し込みます。

    液を前後左右に揺り動かしながら水をろ過していきます。 これが流し漉きです。

    あっという間に液が流れていくので、均一になるように集中して動かし続けます。

    ひろがったら赤、黄、緑、青、オレンジ色の五色の染めた原料で、思い思いに色付け。

    容器の先がふれると穴が空いてしまったり、ムラになったりするので注意して色を付けていきます。

    今回は、オレンジや赤をつかって秋の紅葉を表現したいとのこと。

    次に、作品にのせる色和紙や本物のもみじの葉などの中から好きなパーツを5枚選びます。

    花や虫、魚などいろいろな形に切り抜かれたかわいい和紙のパーツ。

    たくさんあるパーツの中から迷いながら、落ち葉の形のものともみじの葉を選びました。

    穴を空けないようにピンセットでやさしくのせていきます。

    のせたパーツが浮かないように上からしっかり霧吹き。

    最後に金箔の入った液をかけて作業は終了です。あとは、20分ほど乾燥するのを待ちます。

    作業開始から乾燥終了まで40分ほど。あっという間に自分だけのオリジナル和紙の完成です。小学一年生でも手を貸すことなく最初から最後までひとりで制作できました。

    和紙という紙が植物からつくられていること、紙漉きの作業工程にも興味津々で最後まで集中して楽しく取り組めました。学びにつながるいい経験になったようです。

    今回体験した葉漉き以外にも、文字を描く字漉き(1,200円)やインテリアにもなるタペストリー(1,500円)、和紙LEDキャンドル(1,000円)など、いろいろなものが制作できます。

    ※料金はすべて税込です。

    左:うちわ(1,200円)、右:絵漉き(1,500円)

    左:うちわ(1,200円)、右:絵漉き(1,500円)

     

    ▼体験メニューについてはこちら
    https://washinofurusato.jp/taiken/

    豊田小原和紙とは?

    豊田小原和紙は、植物の繊維を染色したものを絵の具がわりにして、紙を漉きながら絵を描く、小原地区特有の美術工芸です。

    室町時代に柏庭という僧により、近隣の旭地域に紙漉きが伝えられ、それが小原にもたらされたとのこと。

    その後、農閑期の副業として紙漉きが広まり、江戸時代中頃には、地域内各地で紙漉きが営まれていました。当時は、番傘用の紙や障子紙、神社のお札紙などが漉かれていましたが、昭和に入り洋紙やビニールなどの登場で廃業する農家が増える中、工芸家の藤井達吉の尽力により、豊田小原和紙は単なる素材の和紙ではなく美術工芸品へと生まれ変わり発展しました。

    豊田小原和紙工芸の魅力を伝える
    小原和紙美術館

    和紙工芸体験館の隣にある小原和紙美術館

    和紙工芸体験館の隣にある小原和紙美術館

    愛知万博で展示されていた和紙を貼り重ねる「一閑張」という独特の技法により作成されたドーム状のオブジェ。

    1階の企画展示室では、さまざまな企画展や各地の和紙どころでつくられた和紙標本や個性豊かな和紙工芸作品を展示しています。

    2階は、豊田小原和紙工芸の創始者・藤井達吉の美術工芸作品や、現在活躍中の豊田小原和紙工芸作家の作品を展示しています。

    【小原和紙美術館観覧料】
    一般・高・大学生 …… 200円(税込)
    中学生以下 …………… 無料

    豊田市小原和紙のふるさとの入口。入ってすぐ左手には、本格的な和紙づくりや、和紙アート作品の制作、漆工芸制作をしたい方向けの施設「和紙とうるし工房」があります。

    豊田小原和紙でつくられたフォトプロップス

    豊田小原和紙でつくられたフォトプロップス

    紙漉き体験でつくった世界にひとつしかない作品は、おうちに飾っても、贈り物にしても喜ばれそうです。未来に受け継ぎたい伝統工芸の手漉き和紙作りをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

     

    「豊田市小原和紙のふるさと」には、和紙工芸体験館のほかに小原和紙美術館、和紙とうるし工房があり、季節を感じられる自然に囲まれた広大な敷地には遊歩道も整備されています。 [caption id="attachment_4960" align="alignnone" width="1024"]和紙工芸体験館の入口 和紙工芸体験館の入口[/caption] 館内では、色鮮やかな豊田小原和紙でつくられた和紙商品などが並び、販売も行っています。 地名の「おばら」と「ラッキー」を組み合わせたマスコットキャラクター「おばらっきー」。おでこにちょこんとのせられた桜は、四季桜がモチーフ。小原地区は、春と秋、1年に2回咲く四季桜の名所としても知られています。四季桜のシーズンのみ、限定で展示されています。 [caption id="attachment_4972" align="alignnone" width="1024"]和紙工芸体験館の受付 和紙工芸体験館の受付[/caption] 体験は、電話またはネットからご予約を。当日ご希望の場合は空き状況など電話で問合せをしてみてくださいね。 ▼予約についてはこちら https://www.jalan.net/kankou/spt_23523cc3290031277/activity_plan/?screenId=OUW3701

    紙漉き体験に挑戦!

    今回は、葉漉き体験(1,000円税込)に挑戦。まずは、スタッフの方が材料や和紙がどんな工程でできるのか丁寧に説明してくれます。 コウゾの原木。原料となるコウゾの表皮を剥ぎ取りやすくするために3〜4時間蒸されます。 剥ぎ取った皮の表皮をそぎ落とし、アルカリ液で煮て柔らかくしたもの。 奥の白い液体は、チリ取りのおわった繊維を細かくなるまで叩き、紙を漉くことができる状態にしたもの。 最後に、 とろとろのトロロアオイの液を加えることで和紙の特徴である流し漉きが可能になるそうです。 いよいよ、紙漉き体験の開始です。用意された原料の液をスコテと呼ばれる道具へ一気に流し込みます。 液を前後左右に揺り動かしながら水をろ過していきます。 これが流し漉きです。 あっという間に液が流れていくので、均一になるように集中して動かし続けます。 ひろがったら赤、黄、緑、青、オレンジ色の五色の染めた原料で、思い思いに色付け。 容器の先がふれると穴が空いてしまったり、ムラになったりするので注意して色を付けていきます。 今回は、オレンジや赤をつかって秋の紅葉を表現したいとのこと。 次に、作品にのせる色和紙や本物のもみじの葉などの中から好きなパーツを5枚選びます。 花や虫、魚などいろいろな形に切り抜かれたかわいい和紙のパーツ。 たくさんあるパーツの中から迷いながら、落ち葉の形のものともみじの葉を選びました。 穴を空けないようにピンセットでやさしくのせていきます。 のせたパーツが浮かないように上からしっかり霧吹き。 最後に金箔の入った液をかけて作業は終了です。あとは、20分ほど乾燥するのを待ちます。 作業開始から乾燥終了まで40分ほど。あっという間に自分だけのオリジナル和紙の完成です。小学一年生でも手を貸すことなく最初から最後までひとりで制作できました。 和紙という紙が植物からつくられていること、紙漉きの作業工程にも興味津々で最後まで集中して楽しく取り組めました。学びにつながるいい経験になったようです。 今回体験した葉漉き以外にも、文字を描く字漉き(1,200円)やインテリアにもなるタペストリー(1,500円)、和紙LEDキャンドル(1,000円)など、いろいろなものが制作できます。 ※料金はすべて税込です。 [caption id="attachment_4953" align="alignnone" width="1024"]左:うちわ(1,200円)、右:絵漉き(1,500円) 左:うちわ(1,200円)、右:絵漉き(1,500円)[/caption]   ▼体験メニューについてはこちら https://washinofurusato.jp/taiken/

    豊田小原和紙とは?

    豊田小原和紙は、植物の繊維を染色したものを絵の具がわりにして、紙を漉きながら絵を描く、小原地区特有の美術工芸です。 室町時代に柏庭という僧により、近隣の旭地域に紙漉きが伝えられ、それが小原にもたらされたとのこと。 その後、農閑期の副業として紙漉きが広まり、江戸時代中頃には、地域内各地で紙漉きが営まれていました。当時は、番傘用の紙や障子紙、神社のお札紙などが漉かれていましたが、昭和に入り洋紙やビニールなどの登場で廃業する農家が増える中、工芸家の藤井達吉の尽力により、豊田小原和紙は単なる素材の和紙ではなく美術工芸品へと生まれ変わり発展しました。

    豊田小原和紙工芸の魅力を伝える 小原和紙美術館

    [caption id="attachment_4973" align="alignnone" width="1024"]和紙工芸体験館の隣にある小原和紙美術館 和紙工芸体験館の隣にある小原和紙美術館[/caption] 愛知万博で展示されていた和紙を貼り重ねる「一閑張」という独特の技法により作成されたドーム状のオブジェ。 1階の企画展示室では、さまざまな企画展や各地の和紙どころでつくられた和紙標本や個性豊かな和紙工芸作品を展示しています。 2階は、豊田小原和紙工芸の創始者・藤井達吉の美術工芸作品や、現在活躍中の豊田小原和紙工芸作家の作品を展示しています。 【小原和紙美術館観覧料】 一般・高・大学生 …… 200円(税込) 中学生以下 …………… 無料 豊田市小原和紙のふるさとの入口。入ってすぐ左手には、本格的な和紙づくりや、和紙アート作品の制作、漆工芸制作をしたい方向けの施設「和紙とうるし工房」があります。 [caption id="attachment_4955" align="alignnone" width="1024"]豊田小原和紙でつくられたフォトプロップス 豊田小原和紙でつくられたフォトプロップス[/caption] 紙漉き体験でつくった世界にひとつしかない作品は、おうちに飾っても、贈り物にしても喜ばれそうです。未来に受け継ぎたい伝統工芸の手漉き和紙作りをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。  

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    安井 弥生 安井 弥生

    1978年愛知県生まれ。名古屋市在住のフォトグラファー。デザイン事務所、百貨店内写真室での勤務を経て、2017年よりフリーランス。企業や病院、雑誌やWEB用の人物や料理、商品などの撮影をしています。企業やフォトスクール、市民講座などでの講師経験もあり。一児の母。 趣味は旅行と読書。とくに東南アジアが好きで、愛読書は、沢木 耕太郎の「深夜特急」や小林 紀晴の「アジアン・ジャパニーズ」など。

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