[ 特集 ]
【豊田】足助にまつわる作家の作品やお土産がずらり!「足助まいど商店」
香嵐渓の「西町第1駐車場」の目の前に、足助のお土産を買うのにぴったりなお店「足助まいど商店」があります。足助まいど商店には、足助の名産品「足助塩」や、足助にまつわる作家の作品が所狭しと並んでいます。
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古い建物が多く残る「足助の町並み」は、2011年に愛知県で初めての国の重要伝統的建造物群保存地区(通称:重伝建)に選定されました。それを機に足助の街を盛り上げようと、有志の団体で立ち上げたのが「足助まいど商店」です。
足助まいど商店は、そば・郷土料理をふるまう「塩の道づれ家」の奥の蔵を改修してお店として活用しています。この建物はもともとは明治時代中期に医院として建てられ、2004年に町並み活性化施設として整備されました。
今回は、足助まいど商店の代表・村松さんに、お店の魅力とともに足助の町並みや名産の足助塩について詳しくお話を伺いました。
足助塩や足助にまつわる作家の作品が並ぶ店内
足助まいど商店には、足助塩や塩を使ったお菓子、足助にゆかりのある作家の作品など、お土産にしたい商品がずらりと並んでいます。足助塩は、足助の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された際に、新たな足助の名物として打ち出されました。中馬街道が通る足助町は、海のない長野県へ塩を届けるために重要な役割を果たしていたのです。
足助名物「足助塩」とは?
その昔、中馬街道は三河湾で作られた塩を山間部へ運ぶための「塩の道」と呼ばれていました。江戸時代、矢作川をのぼって舟で運ばれた塩は足助の塩問屋で荷直しされ、信州方面へ中馬(馬の背で荷物を運ぶ人々の組合)によって運ばれていました。各地の海から運ばれてきた塩は品質や量にばらつきがあったため、異なる塩を混ぜ合わせて均一化させる必要があったためです。足助で塩を合わせることを「塩直し」「塩ふみ」と呼び、塩直しされたものは「足助塩」として長野県塩尻まで運ばれました。
江戸時代から塩の専売制度が開始する1905年(明治38年)まで、足助には14軒ほどの塩問屋があり、町の一大事業でもあったのです。
現在、国道153号線は「塩の道・中馬街道」と呼ばれ、国土交通省の風景街道に登録されています。
足助まいど商店は、この「足助塩」を町の名物として復活させただけでなく、調理塩やスパイスへの展開、塩を使ったお菓子なども作り上げました。
世界で一点だけの作品も豊富
足助まいど商店は、足助にゆかりのある作家の作品も幅広くそろえています。アクセサリーや置物、小物、衣類・バッグなどジャンルもさまざま。すべてハンドメイドのため、世界に一点だけのアイテムに出会えます。
店内でも目を引くのが、水引用のカラフルな糸。これは、足助まいど商店が取り組んでいる「中馬街道つながるプロジェクト」に由来しています。水引は、中馬街道沿いにある飯田市が産地として有名です。縁起物で「人と人を結びつける」意味が込められた水引を足がかりに、中馬街道沿いのさまざまな地域・人と「つながる」ことを目指すプロジェクトです。
水引は一つひとつ村松さんが手作りしているそう。足助塩やさまざまな商品に添えられているほか、水引を使った小物やアクセサリーも展開されています。単体で購入し、お守り代わりに持っても良さそうですね。
足助まいど商店イチオシのお土産は?
足助まいど商店ではさまざまな商品がありますが、そのなかでも特にイチオシのお土産をご紹介します。
足助塩
足助を代表する名産品です。通常の塩とやきしおと焙煎塩があり、やきしおは旨味が凝縮されたサラサラした塩、焙煎した塩はさらに水分を飛ばして仕上げているので塩気が強く辛めに仕上がっています。通常の足助塩はマイルドな味に仕上がっているため、おむすびによく合います。
足助塩は、かわいらしい丸缶に入ったものや、水引でラッピングされたタイプもあります。お土産だけでなく、プレゼントとしても喜んでもらえるでしょう。水引は色や結び方で込められる意味が異なるため、選ぶのも楽しそうです。
くっきんぐそると
足助塩をベースにハーブや調味料をブレンドした「くっきんぐそると」。黒コショウ、おむすび、蒸しょうが、ハーブ、バジル、レモンと多彩なラインナップがあるため、どんな料理にも合わせられますよ。店内では試食もできます。
香嵐渓あすけもみじ塩
香嵐渓の紅葉をイメージした赤唐辛子塩。豊田市足助下国谷町産の唐辛子をブレンドし、旨辛にこだわってていねいに作られています。豊田商工会議所70周年事業「豊田のイチオシお土産」にも認定されました。
しっとり塩サブレ
足助塩を使ったサブレです。外はサクホロ、中はしっとりと食感の違いも楽しめる1枚です。季節によって中のショコラの味が異なり、秋・冬ははちみつとバナナとなっています。冷蔵庫で冷やしたり、レンジやオーブンで温めたりしてもおいしく食べられますよ。3枚入り、5枚入りもあります。
足助塩飴
まろやかでコクのある足助塩と水飴、砂糖だけで作った甘さ控えめの塩飴。レモンやミルク、コーヒー、しょうがなどいろいろな味が楽しめます。夏には熱中症対策としても人気のある商品です。
一点もののアイテムやお土産が買える
足助のおすすめスポット「足助まいど商店」
足助は紅葉の名所・香嵐渓だけでなく、さまざまな楽しみ方ができるエリアです。趣深い建物が多く残る「足助の町並み」や由緒ある数々の寺社仏閣、城跡公園足助城を散策したり、近隣の温泉に入ったり、ハイキングやアウトドアを楽しんだりと、魅力がたくさんあります。
足助観光の際には、作家が心を込めて作った一点ものの作品や足助の名産品が購入できる「足助まいど商店」を訪れてみてはいかがでしょうか。商品は、オンラインショップからも購入できますよ。
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
足助塩や足助にまつわる作家の作品が並ぶ店内
足助まいど商店には、足助塩や塩を使ったお菓子、足助にゆかりのある作家の作品など、お土産にしたい商品がずらりと並んでいます。足助塩は、足助の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された際に、新たな足助の名物として打ち出されました。中馬街道が通る足助町は、海のない長野県へ塩を届けるために重要な役割を果たしていたのです。足助名物「足助塩」とは?
その昔、中馬街道は三河湾で作られた塩を山間部へ運ぶための「塩の道」と呼ばれていました。江戸時代、矢作川をのぼって舟で運ばれた塩は足助の塩問屋で荷直しされ、信州方面へ中馬(馬の背で荷物を運ぶ人々の組合)によって運ばれていました。各地の海から運ばれてきた塩は品質や量にばらつきがあったため、異なる塩を混ぜ合わせて均一化させる必要があったためです。足助で塩を合わせることを「塩直し」「塩ふみ」と呼び、塩直しされたものは「足助塩」として長野県塩尻まで運ばれました。 江戸時代から塩の専売制度が開始する1905年(明治38年)まで、足助には14軒ほどの塩問屋があり、町の一大事業でもあったのです。 現在、国道153号線は「塩の道・中馬街道」と呼ばれ、国土交通省の風景街道に登録されています。 足助まいど商店は、この「足助塩」を町の名物として復活させただけでなく、調理塩やスパイスへの展開、塩を使ったお菓子なども作り上げました。世界で一点だけの作品も豊富
足助まいど商店は、足助にゆかりのある作家の作品も幅広くそろえています。アクセサリーや置物、小物、衣類・バッグなどジャンルもさまざま。すべてハンドメイドのため、世界に一点だけのアイテムに出会えます。 [caption id="attachment_4684" align="alignnone" width="1024"] 消防服・剣道着で作ったお財布[/caption] [caption id="attachment_4676" align="alignnone" width="1024"] イタリアガラスを使ったアクセサリーなど。値段も550円〜と良心的です![/caption] [caption id="attachment_4671" align="alignnone" width="1024"] 水引用の糸や手作りハンドバッグなど[/caption] 店内でも目を引くのが、水引用のカラフルな糸。これは、足助まいど商店が取り組んでいる「中馬街道つながるプロジェクト」に由来しています。水引は、中馬街道沿いにある飯田市が産地として有名です。縁起物で「人と人を結びつける」意味が込められた水引を足がかりに、中馬街道沿いのさまざまな地域・人と「つながる」ことを目指すプロジェクトです。 [caption id="attachment_4674" align="alignnone" width="1024"] 足助塩と西尾市の抹茶がコラボした商品も店内で購入できます。[/caption] 水引は一つひとつ村松さんが手作りしているそう。足助塩やさまざまな商品に添えられているほか、水引を使った小物やアクセサリーも展開されています。単体で購入し、お守り代わりに持っても良さそうですね。足助まいど商店イチオシのお土産は?
足助まいど商店ではさまざまな商品がありますが、そのなかでも特にイチオシのお土産をご紹介します。足助塩
[caption id="attachment_4680" align="alignnone" width="1024"] 焙煎足助塩 300円[/caption] 足助を代表する名産品です。通常の塩とやきしおと焙煎塩があり、やきしおは旨味が凝縮されたサラサラした塩、焙煎した塩はさらに水分を飛ばして仕上げているので塩気が強く辛めに仕上がっています。通常の足助塩はマイルドな味に仕上がっているため、おむすびによく合います。 [caption id="attachment_4672" align="alignnone" width="1024"] ASUKE SALT CAN 400円[/caption] [caption id="attachment_4677" align="alignnone" width="1024"] 足助塩ーMIZUHIKIー 770円[/caption] 足助塩は、かわいらしい丸缶に入ったものや、水引でラッピングされたタイプもあります。お土産だけでなく、プレゼントとしても喜んでもらえるでしょう。水引は色や結び方で込められる意味が異なるため、選ぶのも楽しそうです。くっきんぐそると
[caption id="attachment_4685" align="alignnone" width="1024"] くっきんぐそるとスタンドタイプ 各250円[/caption] 足助塩をベースにハーブや調味料をブレンドした「くっきんぐそると」。黒コショウ、おむすび、蒸しょうが、ハーブ、バジル、レモンと多彩なラインナップがあるため、どんな料理にも合わせられますよ。店内では試食もできます。香嵐渓あすけもみじ塩
[caption id="attachment_4670" align="alignnone" width="1024"] 香嵐渓あすけもみじ塩 480円[/caption] 香嵐渓の紅葉をイメージした赤唐辛子塩。豊田市足助下国谷町産の唐辛子をブレンドし、旨辛にこだわってていねいに作られています。豊田商工会議所70周年事業「豊田のイチオシお土産」にも認定されました。しっとり塩サブレ
[caption id="attachment_4679" align="alignnone" width="1024"] しっとり塩さぶれ(バナナ・はちみつ) 各194円[/caption] 足助塩を使ったサブレです。外はサクホロ、中はしっとりと食感の違いも楽しめる1枚です。季節によって中のショコラの味が異なり、秋・冬ははちみつとバナナとなっています。冷蔵庫で冷やしたり、レンジやオーブンで温めたりしてもおいしく食べられますよ。3枚入り、5枚入りもあります。足助塩飴
[caption id="attachment_4692" align="alignnone" width="1024"] 足助塩飴(袋入り) 各300円[/caption] まろやかでコクのある足助塩と水飴、砂糖だけで作った甘さ控えめの塩飴。レモンやミルク、コーヒー、しょうがなどいろいろな味が楽しめます。夏には熱中症対策としても人気のある商品です。一点もののアイテムやお土産が買える 足助のおすすめスポット「足助まいど商店」
足助は紅葉の名所・香嵐渓だけでなく、さまざまな楽しみ方ができるエリアです。趣深い建物が多く残る「足助の町並み」や由緒ある数々の寺社仏閣、城跡公園足助城を散策したり、近隣の温泉に入ったり、ハイキングやアウトドアを楽しんだりと、魅力がたくさんあります。 足助観光の際には、作家が心を込めて作った一点ものの作品や足助の名産品が購入できる「足助まいど商店」を訪れてみてはいかがでしょうか。商品は、オンラインショップからも購入できますよ。 ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。SHOP DATA
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