[ 特集 ]
【足助】地域に愛され続ける「五平餅 びっくりや」。
夫婦でつくる愛情いっぱいの五平餅は、大きさもビックリ!
豊田市足助町は自然豊かな風景が広がるエリア。紅葉シーズンの香嵐渓(こうらんけい)は多くの人で賑わいます。その香嵐渓のそばに店舗を構えるのが「五平餅 びっくりや」。
お店の看板メニューの五平餅をはじめ、おでんやかき氷なども提供する、地域に愛されるお店です。
CONTENTS
親から引き継いだお店を続けて49年
国道153線沿いに建つお店は、店前の赤い番傘が目印。最近は風で飛んでいくのを防ぐため閉じていることも多いので、通りすぎないよう気をつけましょう!
現在お店を営むのは安藤さんご夫婦。もともとはご主人のお父様が五平餅のお店をはじめられ、当時は、現在の場所から南に下った場所でお店を営まれていたそう。
お父様が亡くなられたことで、現在の自宅のある場所で、味やメニューをそのまま引き継いだのが28年前。当時はまだご主人もおつとめだったため、当面は奥様ひとりで奮闘。その後早期退職したご主人とお店をきり盛りされ、現在に至っています。
地域の人がつくる小物に囲まれた
あたたかみある店内
お店の中に入ると、ほんのり灯るちょうちんに照らされた、あたたかみのある空間です。
田舎のおうちに帰ってきたような雰囲気で、思わず ” ただいま “ と言ってしまいそう。
年季のはいった手書きのメニューや、竹を工夫してディスプレイされたメニューなど、どれもタイムスリップしたような懐かしさを感じます。
布で編み込まれた草履はリピーターもいるほど人気の商品。外反母趾や脚力アップにもいいそう。
店内には手作り小物がいたるところにディスプレイされています。お店のお客さんが自分でつくった小物や服・カバン・食器などを委託で置いているそうですが、不思議とどれもお店の雰囲気にピッタリあうものばかり。
お店でも使っているという食器は、こちらもお客さんがつくったという織部とたたらづくりの焼き物。
タレは3種類
朝3時から手づくりで仕込む五平餅
びっくりやの五平餅は、早いときには朝の2時、通常3時にはご主人が起きて1本1本丁寧に手作業でつくっているそう。お米の練り加減をはじめ、ごはんでもなくお餅でもない絶妙な歯ごたえや食感などは長年の経験から。
五平餅は注文が入ってから焼きはじめます。1本1本焼き加減を見ながら、それぞれのタレをつけてさらに焼いていきます。味噌・しょうゆは火であぶると、一気に香ばしさが広がり、食欲アップ!
びっくりやの五平餅は、「味噌」「しょうゆ」「きなこ」の3種類。
一番人気の「味噌」は赤味噌ベースで、ネギを刻んだものと調味料・ごまなどでブレンドしたオリジナルのネギ味噌ダレ。焼きたてを食べると、その香ばしさがたまりません!しかも冷めてもおいしい!
醤油タレは、手ですっていれたショウガの香りがいいアクセントで、意外とさっぱりとした味に。きな粉は甘さひかえめで、こちらも安定の美味しさです。
ちなみに味噌も醤油も、専用のかめに継ぎ足しでつくっているとのことで、一層奥深い味になっているのかもしれませんね。
五平餅を店内でいただく場合は、お茶とお漬物がセットでついてきます(五平餅セット 1本450円/イートイン)
ちなみにこのあたりは五平餅のお店がたくさんあるんですが、他のお店との違いは、まずその大きさ!
割り箸やボールペンと比較してみましたが、サイズ感わかりますか?
2つめの違いは、串に竹を使っていること。持ちやすいし、お餅が大きいため、持ったときの安定感もバッチリで食べやすいんです。
そのほか、おでんやかき氷も通年人気
そのほか、おでんも人気です。出汁が染みこんだ具材は常時約10種類ほど。季節によって中身がかわるものもありますが、丸ごとトマトのような珍しい具材もありましたよ!
おでんは、セルフで好きなものをお皿にとるスタイル。備え付けのみそダレや辛子をつけて、自分のテーブルに持っていきます。
そしてもうひとつの人気メニューが「かき氷」。年々暑さが増しているせいか、11月間近の取材でも、注文されてる人がいました!
人気はいちごミルク。そのほか、抹茶ミルクやクリームぜんざいなどもよく出るそう。
テイクアウトもOK
五平餅はテイクアウトもOK!そのまま手渡しと専用ボックスと選べます。テイクアウトのお客様も次から次へと来られていて、人気の高さをうかがえましたよ。
箱だと、手土産や差し入れなどにも喜ばれそうですね!
田舎に帰ってきたようなホッとくつろげるお店のびっくりや。のんびりドライブがてら、懐かしい空間と味もぜひ堪能してみてくださいね!
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
親から引き継いだお店を続けて49年
国道153線沿いに建つお店は、店前の赤い番傘が目印。最近は風で飛んでいくのを防ぐため閉じていることも多いので、通りすぎないよう気をつけましょう! 現在お店を営むのは安藤さんご夫婦。もともとはご主人のお父様が五平餅のお店をはじめられ、当時は、現在の場所から南に下った場所でお店を営まれていたそう。 お父様が亡くなられたことで、現在の自宅のある場所で、味やメニューをそのまま引き継いだのが28年前。当時はまだご主人もおつとめだったため、当面は奥様ひとりで奮闘。その後早期退職したご主人とお店をきり盛りされ、現在に至っています。地域の人がつくる小物に囲まれた あたたかみある店内
お店の中に入ると、ほんのり灯るちょうちんに照らされた、あたたかみのある空間です。 田舎のおうちに帰ってきたような雰囲気で、思わず ” ただいま “ と言ってしまいそう。 年季のはいった手書きのメニューや、竹を工夫してディスプレイされたメニューなど、どれもタイムスリップしたような懐かしさを感じます。 布で編み込まれた草履はリピーターもいるほど人気の商品。外反母趾や脚力アップにもいいそう。 [caption id="attachment_4642" align="alignnone" width="1024"] この日は、奥様も着ていた藍染めに刺し子のワンピース。[/caption] 店内には手作り小物がいたるところにディスプレイされています。お店のお客さんが自分でつくった小物や服・カバン・食器などを委託で置いているそうですが、不思議とどれもお店の雰囲気にピッタリあうものばかり。 お店でも使っているという食器は、こちらもお客さんがつくったという織部とたたらづくりの焼き物。タレは3種類 朝3時から手づくりで仕込む五平餅
びっくりやの五平餅は、早いときには朝の2時、通常3時にはご主人が起きて1本1本丁寧に手作業でつくっているそう。お米の練り加減をはじめ、ごはんでもなくお餅でもない絶妙な歯ごたえや食感などは長年の経験から。 五平餅は注文が入ってから焼きはじめます。1本1本焼き加減を見ながら、それぞれのタレをつけてさらに焼いていきます。味噌・しょうゆは火であぶると、一気に香ばしさが広がり、食欲アップ! びっくりやの五平餅は、「味噌」「しょうゆ」「きなこ」の3種類。 一番人気の「味噌」は赤味噌ベースで、ネギを刻んだものと調味料・ごまなどでブレンドしたオリジナルのネギ味噌ダレ。焼きたてを食べると、その香ばしさがたまりません!しかも冷めてもおいしい! 醤油タレは、手ですっていれたショウガの香りがいいアクセントで、意外とさっぱりとした味に。きな粉は甘さひかえめで、こちらも安定の美味しさです。 ちなみに味噌も醤油も、専用のかめに継ぎ足しでつくっているとのことで、一層奥深い味になっているのかもしれませんね。 五平餅を店内でいただく場合は、お茶とお漬物がセットでついてきます(五平餅セット 1本450円/イートイン) ちなみにこのあたりは五平餅のお店がたくさんあるんですが、他のお店との違いは、まずその大きさ! 割り箸やボールペンと比較してみましたが、サイズ感わかりますか? 2つめの違いは、串に竹を使っていること。持ちやすいし、お餅が大きいため、持ったときの安定感もバッチリで食べやすいんです。そのほか、おでんやかき氷も通年人気
そのほか、おでんも人気です。出汁が染みこんだ具材は常時約10種類ほど。季節によって中身がかわるものもありますが、丸ごとトマトのような珍しい具材もありましたよ! おでんは、セルフで好きなものをお皿にとるスタイル。備え付けのみそダレや辛子をつけて、自分のテーブルに持っていきます。 [caption id="attachment_4648" align="alignnone" width="1024"] 写真は「いちごミルク 638円」。そのほか「抹茶ミルク 715円」も人気だそう。[/caption] そしてもうひとつの人気メニューが「かき氷」。年々暑さが増しているせいか、11月間近の取材でも、注文されてる人がいました! 人気はいちごミルク。そのほか、抹茶ミルクやクリームぜんざいなどもよく出るそう。テイクアウトもOK
五平餅はテイクアウトもOK!そのまま手渡しと専用ボックスと選べます。テイクアウトのお客様も次から次へと来られていて、人気の高さをうかがえましたよ。 箱だと、手土産や差し入れなどにも喜ばれそうですね! 田舎に帰ってきたようなホッとくつろげるお店のびっくりや。のんびりドライブがてら、懐かしい空間と味もぜひ堪能してみてくださいね! ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。SHOP DATA
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五平餅 びっくりや
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住所
愛知県豊田市足助町成瀬31-1 -
営業時間
9:00 ~ 17:00 -
定休日
水曜日
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