[ 特集 ]
低山トレッキングは寒い季節がおすすめ!
楽しみ方・山選びのポイント・注意点を「SWEN」に聞きました。
トレッキングとは、山歩きを楽しむアウトドア。山道が整備された低山なら、日帰りで気軽に自然を楽しめる魅力があります。中でも、初めてトレッキングに挑戦する方は、寒い季節がおすすめ!
今回は、低山トレッキングの楽しみ方・持ち物・注意点をSWENの山田さんにお伺いしました。自然と触れ合い、山頂で美味しいものを食べれば五感が心地よく刺激される低山トレッキング。その魅力をたっぷりお伝えしていきましょう!
※2023年11月取材時の情報です。
初心者でも楽しめるアウトドアショップ「SWEN」とは?
https://www.machikuru.jp/special/p2684/
CONTENTS
なぜ冬の低山トレッキングがおすすめ?
夏に比べて圧倒的に虫が少ない!
低山トレッキングが冬におすすめである最大の理由は、虫が少ないこと。夏は、小さな虫や蚊が顔の周りに飛んできたり、スズメバチなど危険な虫も活発に動いていたりなど虫に悩まされます。しかし、冬なら蚊・コバエ・蜂を含む虫の動きが少なく、余計な心配をせずにトレッキングを楽しめるのです。
また、夏は草が生い茂る時期であり、山道や段差が草で埋もれて見えない可能性があります。草をかき分けると毛虫や毒性のある草などに遭遇する場合もあり、不快な思いをすることも。
その点、草が枯れ始める冬は山道が見やすく、虫と遭遇する確率が低いので安心して登れます。
景色がきれい
冬は空気が澄んでいるため、パキッとした景色が魅力です。低山でも素晴らしい景色に出会えた経験を、山田さんは語ってくれました。
山田さん:「本栖湖から登れる竜ヶ岳(山梨県)は、標高が約1,500メートルの山です。しかし、スタート地点が約900メートルぐらいなので、600メートルほど登れば頂上に着くんです!登る距離は短くても圧巻の景色が楽しめる場所なので、とても感動しました!」
低山トレッキングの魅力は、少し登るだけで絶景にありつけること。冬なら見え方もひとしおです!
温かい料理が美味しい
山頂は景色を眺めるだけでなく、美味しい食べ物が欠かせません。「特に冬は温かい料理が体に染み渡り、最高に美味しいですよ!」と山田さん。また、夏に比べて食中毒の懸念が和らぐのも冬の特徴です。
山田さん:「夏は、食中毒の不安を考えると生ものを持っていくのは戸惑いますよね。仮に持参するとしても、保冷剤を入れれば積載量が増えて重くなってしまいます。自己管理にはなりますが、食中毒の可能性を含めると冬なら負担が少なく楽しめますよ!」
低山トレッキングを楽しむコツ&山の選び方
山頂で食べるものを考えよう!
寒い中、山頂で食べるご飯は至福のとき。決めるポイントは、「美味しいものを簡単に」「汁物は飲み干せるものを」です。
トレッキング未経験の筆者は、ご飯と言えばカップラーメンをイメージしていましたが、山田さんの話を聞いて考えを改めました……。
山田さん:「環境面を配慮すると、お汁は捨てられません。汁を最後まで活用するご飯がベストですね。それを考えるのも、トレッキングを楽しむコツですよ!」
– カップラーメン以外だと、例えば何がありますか?
山田さん:「温めるだけやお湯をそそぐだけで食べられる、パウチ状のものがおすすめです。おでんなら液体になっているので、残ったお汁に塩むすびを入れておじやにすれば、最高ですよ!」
– 山頂でおでん!?考えてもみませんでした!
山田さん:「メスティンと呼ばれるものに、あらかじめ白菜と豚バラをミルフィー状に詰めて鍋もしました。生のお肉に関しては自己管理になりますが、寒い中で食べる鍋は最高ですよ!」
– それならお汁も飲み干せますね!
山田さん:「個人的には、チーズやトマト系などのイタリアンがおすすめです。しっかりした味付けで美味しいですよ!SWENでは山で手軽に食べられる保存食系も販売しているので、ぜひ手にとって試してみてくださいね」
山頂の景色がよくて、3~4時間で登って帰れる山が基準
低山を選ぶポイントは、「3〜4時間で登って帰れる」「山頂の景色のよさ」「周辺に楽しめる場所があるか」です。
– 山田さんが選ぶ低山の基準を教えてください。
山田さん:「3〜4時間で登って帰れる山は初心者でもハードルが低く、プランも組みやすくなります。出発は朝8〜9時を目安にして、帰りは15時ぐらいがベストです。それなら山頂で1時間半ほどゆっくりできますよ」
– 3〜4時間と聞くと、登れそうな気がします!他にもありますか?
山田さん:「景色のよさは絶対条件です!周りが草だらけでひらけていないと、残念な気持ちになってしまいます(笑)」
– せっかくトレッキングするなら「また登りたい!」と思える景色がいいですね(笑)
山田さん:「そうなんです!絶景の中で食べるご飯は最高ですからね!食べ物つながりになりますが、下山後にラーメンを食べられるくらいの余力を残すことも大切です。トレッキング後に疲れて何もできないと、体がしんどいと思いますね」
– 下山した後にも楽しみを用意するのですか?
山田さん:「トレッキングと聞くと、「大変そう」とか「辛そう」などマイナスイメージが先行する方もいらっしゃいます。でも、登山以外の楽しみがあれば興味が湧く方も多いんですよ!低山の近くに美味しい飲食店があるか事前にチェックすれば、トレッキングの楽しさの幅をさらに広げられます!」
– 自然に触れたあと、美味しいものを食べて余韻に浸る時間も醍醐味なんですね!
服装はレイヤリングを、道具はコンパクトに!
リュックの大きさは、20〜30リットルあれば十分です。低山トレッキングは日帰りが基本なので持参する道具は少なく、上着を入れるスペースが確保できれば困りません。以下では、トレッキングの服装や道具を詳しくご紹介しましょう。
体感に合わせたレイヤリングで調整する
レイヤリングとは、3層のウェアを重ね着することを言います。一般的に、標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がり、風速1mごとに体感温度が1℃下がるとも言われています。そのため、山頂で休憩するときは手がかじかむくらい極寒に!登り始めは寒く、歩いていると暑くなるため、脱ぎ着しやすい服装で調整するのがポイントです。
レイヤリングの機能面で重要なのは、「肌から水分を蒸発させる・保温性&通気性を高める・雨や雪、風から体を守る」ことです。
肌に触れるアンダーウェアは、「吸水性」と「速乾性」がポイント。かいた汗を吸収して外に逃がすことで、汗冷えを防ぐ効果が期待できます。さらに、吸水性と速乾性のあるインナーを着用。その上に脱ぎ着しやすいフリース・コンパクトになるダウンを着れば寒さをしのげます。最後は風をしのぐため暴風着やレインウエアを着れば、万全な寒さ対策の完成です!
下も同様、機能性があるタイツが1枚目、風を通しにくく汗を出すパンツを上に履くのがポイント。ジーパンは風を通しやすく動きにくいのでなるべく避けましょう。
トレッキングシューズが基本
トレッキングシューズは滑り止め加工により、ケガのリスクを回避できます。冬は枯れ葉が多く、その上を踏むと滑ることも。一般的なスニーカーは避けたほうが無難です。
あたたかグッズ
帽子・耳あて・手袋の有無であたたかさは段違いです。中でも手袋は、滑り止め付きがおすすめ!傾斜がある低山の場合は手を使いたくなることもあり、滑りやすい手袋だと危険です。安くても機能性がある手袋を選べば、よりトレッキングを楽しめます。スマホタッチ機能があれば、さらに便利ですよ!
水は最低でも2リットル必要
飲み水はもちろん、調理用としても水は必要です。それを踏まえた上で、最低でも2リットル準備しておけば安心。パウチをあたためたりコーヒーを淹れたりなど、山頂での楽しみが広がります。
火器は必須アイテム
山頂で暖まるには、火器は欠かせません。初心者なら、OD缶(アウトドアを目的としたガス缶)を使用するバーナーがおすすめです。OD缶は夏用と冬用に分かれており、低山トレッキングなら寒い場所でも火力が落ちにくい冬用がよいでしょう。メーカーによって「パワーガス」「ウルトラガス」など表記が違うため、選ぶ際は注意してください。
ちなみに、カセットボンベを使用するコンパクトバーナーもありますが、OD缶と違って気温による区別はないものが多いです。できれば、OD缶用のコンパクトバーナーを検討しましょう。
コンパクトになるテーブル・座布団
寒さ対策なら、コンパクトに折りたためるウレタン素材の座布団があると便利です。石に直接座ると冷たく、お尻から寒さを感じることも。
テーブルは、火事対策にもなります。冬は枯れ葉が多く、万が一火気に触れたら火事になる恐れも。コンパクトテーブルがあれば調理のときは安定し、枯れ葉との距離を離せるため安心です。
低山トレッキングで注意する5つのポイント
熊対策する
熊の活動が活発になるのは、冬眠に入る前です。低山であってもトレッキングベルなどで危険を回避する対策を心がけましょう。
火気厳禁ではないか確認する
低山の中には、火気厳禁の山もあります。温かいものを欲する時期ですが、火気厳禁ならバーナーは使えません。山頂での過ごし方を考えて山を選びましょう。
私有地に入らない
低山には看板があり、基本的にわかりやすい山道です。しかし、畑や農園を含む私有地との境目が判断しにくい場合が稀にあります。マナーを守ってトレッキングを楽しみましょう。
トイレの位置を事前に把握する
低山はトイレがある山もあれば、ない山もあります。「YAMAP」というアプリならトイレ情報を確認できるので、事前に調べて把握しておけば安心です。
YAMAP:https://yamap.com/
低山トレッキングの疑問や不安はSWENで解決!
低山トレッキングは、万全な寒さ対策をすれば、おもいきり自然を楽しめるアウトドアです。虫を気にせず、土の香り・葉がかすれる音・絶景・美味しい食べ物など、五感をフルに感じるなら冬がおすすめ!
山田さん:「1人で行くと寂しいので、友人を数人誘ってみんなでワイワイ登るのがおすすめです!山頂で温かいものを食べて、下山後の楽しみを用意すれば、きっとトレッキングの魅力にハマってしまいますよ!」
SWENでは、アウトドアのお悩みやご相談に経験豊富なスタッフがいつでも答えてくれます。機能性のあるウェアや小物を含め、道具や食材も豊富に揃っていますよ!ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいね。
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
なぜ冬の低山トレッキングがおすすめ?
夏に比べて圧倒的に虫が少ない!
低山トレッキングが冬におすすめである最大の理由は、虫が少ないこと。夏は、小さな虫や蚊が顔の周りに飛んできたり、スズメバチなど危険な虫も活発に動いていたりなど虫に悩まされます。しかし、冬なら蚊・コバエ・蜂を含む虫の動きが少なく、余計な心配をせずにトレッキングを楽しめるのです。 また、夏は草が生い茂る時期であり、山道や段差が草で埋もれて見えない可能性があります。草をかき分けると毛虫や毒性のある草などに遭遇する場合もあり、不快な思いをすることも。 その点、草が枯れ始める冬は山道が見やすく、虫と遭遇する確率が低いので安心して登れます。景色がきれい
冬は空気が澄んでいるため、パキッとした景色が魅力です。低山でも素晴らしい景色に出会えた経験を、山田さんは語ってくれました。 [caption id="attachment_5072" align="alignnone" width="1024"] ベストな位置で富士山が望めます!(竜ヶ岳)[/caption] 山田さん:「本栖湖から登れる竜ヶ岳(山梨県)は、標高が約1,500メートルの山です。しかし、スタート地点が約900メートルぐらいなので、600メートルほど登れば頂上に着くんです!登る距離は短くても圧巻の景色が楽しめる場所なので、とても感動しました!」 低山トレッキングの魅力は、少し登るだけで絶景にありつけること。冬なら見え方もひとしおです!温かい料理が美味しい
山頂は景色を眺めるだけでなく、美味しい食べ物が欠かせません。「特に冬は温かい料理が体に染み渡り、最高に美味しいですよ!」と山田さん。また、夏に比べて食中毒の懸念が和らぐのも冬の特徴です。 山田さん:「夏は、食中毒の不安を考えると生ものを持っていくのは戸惑いますよね。仮に持参するとしても、保冷剤を入れれば積載量が増えて重くなってしまいます。自己管理にはなりますが、食中毒の可能性を含めると冬なら負担が少なく楽しめますよ!」低山トレッキングを楽しむコツ&山の選び方
山頂で食べるものを考えよう!
[caption id="attachment_5062" align="alignnone" width="1024"] 迷ってしまうほど種類が豊富!SWEN各店舗で販売しています[/caption] [caption id="attachment_5074" align="alignnone" width="1024"] お湯を注げば、リゾットが出来上がる仕様[/caption] 寒い中、山頂で食べるご飯は至福のとき。決めるポイントは、「美味しいものを簡単に」「汁物は飲み干せるものを」です。 トレッキング未経験の筆者は、ご飯と言えばカップラーメンをイメージしていましたが、山田さんの話を聞いて考えを改めました……。 山田さん:「環境面を配慮すると、お汁は捨てられません。汁を最後まで活用するご飯がベストですね。それを考えるのも、トレッキングを楽しむコツですよ!」 [caption id="attachment_5066" align="alignnone" width="1024"] パウチ状になったおでん。お汁がからだに染み渡りそうですね![/caption] - カップラーメン以外だと、例えば何がありますか? 山田さん:「温めるだけやお湯をそそぐだけで食べられる、パウチ状のものがおすすめです。おでんなら液体になっているので、残ったお汁に塩むすびを入れておじやにすれば、最高ですよ!」 - 山頂でおでん!?考えてもみませんでした! 山田さん:「メスティンと呼ばれるものに、あらかじめ白菜と豚バラをミルフィー状に詰めて鍋もしました。生のお肉に関しては自己管理になりますが、寒い中で食べる鍋は最高ですよ!」 - それならお汁も飲み干せますね! 山田さん:「個人的には、チーズやトマト系などのイタリアンがおすすめです。しっかりした味付けで美味しいですよ!SWENでは山で手軽に食べられる保存食系も販売しているので、ぜひ手にとって試してみてくださいね」山頂の景色がよくて、3~4時間で登って帰れる山が基準
[caption id="attachment_5067" align="alignnone" width="1024"] びく石山からの風景[/caption] 低山を選ぶポイントは、「3〜4時間で登って帰れる」「山頂の景色のよさ」「周辺に楽しめる場所があるか」です。 - 山田さんが選ぶ低山の基準を教えてください。 山田さん:「3〜4時間で登って帰れる山は初心者でもハードルが低く、プランも組みやすくなります。出発は朝8〜9時を目安にして、帰りは15時ぐらいがベストです。それなら山頂で1時間半ほどゆっくりできますよ」 [caption id="attachment_5068" align="alignnone" width="1024"] 木々に囲まれながら登る様子[/caption] [caption id="attachment_5085" align="alignnone" width="1024"] 登った先には、絶景が!(金時山に登る道中の風景)[/caption] - 3〜4時間と聞くと、登れそうな気がします!他にもありますか? 山田さん:「景色のよさは絶対条件です!周りが草だらけでひらけていないと、残念な気持ちになってしまいます(笑)」 - せっかくトレッキングするなら「また登りたい!」と思える景色がいいですね(笑) 山田さん:「そうなんです!絶景の中で食べるご飯は最高ですからね!食べ物つながりになりますが、下山後にラーメンを食べられるくらいの余力を残すことも大切です。トレッキング後に疲れて何もできないと、体がしんどいと思いますね」 - 下山した後にも楽しみを用意するのですか? 山田さん:「トレッキングと聞くと、「大変そう」とか「辛そう」などマイナスイメージが先行する方もいらっしゃいます。でも、登山以外の楽しみがあれば興味が湧く方も多いんですよ!低山の近くに美味しい飲食店があるか事前にチェックすれば、トレッキングの楽しさの幅をさらに広げられます!」 - 自然に触れたあと、美味しいものを食べて余韻に浸る時間も醍醐味なんですね!服装はレイヤリングを、道具はコンパクトに!
リュックの大きさは、20〜30リットルあれば十分です。低山トレッキングは日帰りが基本なので持参する道具は少なく、上着を入れるスペースが確保できれば困りません。以下では、トレッキングの服装や道具を詳しくご紹介しましょう。体感に合わせたレイヤリングで調整する
レイヤリングとは、3層のウェアを重ね着することを言います。一般的に、標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がり、風速1mごとに体感温度が1℃下がるとも言われています。そのため、山頂で休憩するときは手がかじかむくらい極寒に!登り始めは寒く、歩いていると暑くなるため、脱ぎ着しやすい服装で調整するのがポイントです。 レイヤリングの機能面で重要なのは、「肌から水分を蒸発させる・保温性&通気性を高める・雨や雪、風から体を守る」ことです。 肌に触れるアンダーウェアは、「吸水性」と「速乾性」がポイント。かいた汗を吸収して外に逃がすことで、汗冷えを防ぐ効果が期待できます。さらに、吸水性と速乾性のあるインナーを着用。その上に脱ぎ着しやすいフリース・コンパクトになるダウンを着れば寒さをしのげます。最後は風をしのぐため暴風着やレインウエアを着れば、万全な寒さ対策の完成です! 下も同様、機能性があるタイツが1枚目、風を通しにくく汗を出すパンツを上に履くのがポイント。ジーパンは風を通しやすく動きにくいのでなるべく避けましょう。トレッキングシューズが基本
トレッキングシューズは滑り止め加工により、ケガのリスクを回避できます。冬は枯れ葉が多く、その上を踏むと滑ることも。一般的なスニーカーは避けたほうが無難です。あたたかグッズ
帽子・耳あて・手袋の有無であたたかさは段違いです。中でも手袋は、滑り止め付きがおすすめ!傾斜がある低山の場合は手を使いたくなることもあり、滑りやすい手袋だと危険です。安くても機能性がある手袋を選べば、よりトレッキングを楽しめます。スマホタッチ機能があれば、さらに便利ですよ!水は最低でも2リットル必要
飲み水はもちろん、調理用としても水は必要です。それを踏まえた上で、最低でも2リットル準備しておけば安心。パウチをあたためたりコーヒーを淹れたりなど、山頂での楽しみが広がります。火器は必須アイテム
[caption id="attachment_5069" align="alignnone" width="1024"] 各社表示が異なるため、注意してくださいね[/caption] 山頂で暖まるには、火器は欠かせません。初心者なら、OD缶(アウトドアを目的としたガス缶)を使用するバーナーがおすすめです。OD缶は夏用と冬用に分かれており、低山トレッキングなら寒い場所でも火力が落ちにくい冬用がよいでしょう。メーカーによって「パワーガス」「ウルトラガス」など表記が違うため、選ぶ際は注意してください。 ちなみに、カセットボンベを使用するコンパクトバーナーもありますが、OD缶と違って気温による区別はないものが多いです。できれば、OD缶用のコンパクトバーナーを検討しましょう。コンパクトになるテーブル・座布団
[caption id="attachment_5086" align="alignnone" width="1024"] 折りたたみテーブル。開くとA4サイズの大きさに![/caption] 寒さ対策なら、コンパクトに折りたためるウレタン素材の座布団があると便利です。石に直接座ると冷たく、お尻から寒さを感じることも。 テーブルは、火事対策にもなります。冬は枯れ葉が多く、万が一火気に触れたら火事になる恐れも。コンパクトテーブルがあれば調理のときは安定し、枯れ葉との距離を離せるため安心です。低山トレッキングで注意する5つのポイント
熊対策する
熊の活動が活発になるのは、冬眠に入る前です。低山であってもトレッキングベルなどで危険を回避する対策を心がけましょう。火気厳禁ではないか確認する
低山の中には、火気厳禁の山もあります。温かいものを欲する時期ですが、火気厳禁ならバーナーは使えません。山頂での過ごし方を考えて山を選びましょう。私有地に入らない
低山には看板があり、基本的にわかりやすい山道です。しかし、畑や農園を含む私有地との境目が判断しにくい場合が稀にあります。マナーを守ってトレッキングを楽しみましょう。トイレの位置を事前に把握する
低山はトイレがある山もあれば、ない山もあります。「YAMAP」というアプリならトイレ情報を確認できるので、事前に調べて把握しておけば安心です。 YAMAP:https://yamap.com/低山トレッキングの疑問や不安はSWENで解決!
低山トレッキングは、万全な寒さ対策をすれば、おもいきり自然を楽しめるアウトドアです。虫を気にせず、土の香り・葉がかすれる音・絶景・美味しい食べ物など、五感をフルに感じるなら冬がおすすめ! 山田さん:「1人で行くと寂しいので、友人を数人誘ってみんなでワイワイ登るのがおすすめです!山頂で温かいものを食べて、下山後の楽しみを用意すれば、きっとトレッキングの魅力にハマってしまいますよ!」 SWENでは、アウトドアのお悩みやご相談に経験豊富なスタッフがいつでも答えてくれます。機能性のあるウェアや小物を含め、道具や食材も豊富に揃っていますよ!ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいね。 ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。SHOP DATA
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