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初心者必見!フェスを満喫する服装・アイテムを「SWEN」に聞きました。

初心者必見!フェスを満喫する服装・アイテムを「SWEN」に聞きました。

コロナ禍が落ち着いてきた影響により、今年は春から秋にかけて各地でフェスが開催されています。屋外で行われる音楽フェスをはじめ、物販・ワークショップがメインのフェス、フードフェスなど種類もさまざま!

 


フェスには、1日中遊び倒す「日帰りフェス」と、開催が2〜3日間ありテントに泊まる「キャンプインフェス」があります。フェス初心者であれば日帰りフェスがおすすめです。とはいえ、日帰りといっても芝生がある整った環境のフェスや山間部のフェスがあり、とにかく歩くことが基本!

※2023年5月取材時の情報です。

初心者でも楽しめるアウトドアショップ「SWEN」とは?
https://www.machikuru.jp/special/p2684/

 


SWEN豊田店 高橋店長(ご本人より提供)

 


右:山田さん(ご本人より提供)

 

今回は、フェスの服装や持っていくべきアイテムに関して、SWEN豊田店の高橋店長とSWENインスタグラムの中のスタッフ山田さんに聞きました。

「フェスって何がいるの?」「荷物が多くなりそうで不安……。」このような悩みに、フェス経験者のお2人のノウハウを集結させています。はじめてのフェスでも心置きなく満喫したい方は、必見です!

 

CONTENTS

    通気性と動きやすい服装がマスト!

    服装は、おしゃれで機能性を兼ね備えたスタイルがおすすめ。フェスは雷雨や台風でなければ基本的に開催されます。そのため、急な悪天候に備える必要があります。

    パンツスタイルは基本の「き」

    パタゴニア メンズ バギーショーツ


    パタゴニア レディース バギーショーツ

    フェスでは、パンツスタイルが基本です。特に暑い時期は、速乾性と動きやすさを兼ね備えたバギー ショーツがおすすめ。

    山田さん:「パタゴニアのバギーショーツは、水陸両用です。速乾性があり、多少の雨や汗でも乾きやすく、1本持っておくと安心ですよ。短い丈に抵抗があるなら、下にタイツを履けばすっきり着こなせます!」

    – 汚れてもいいようなデニムを想像していました。

    山田さん:「寒い時期なら、デニムなど厚めの生地でもいいと思います。けど、暑ければ綿素材は蒸れますし、雨が降ればかなり重くなります。天気に左右されず涼しく過ごすなら、速乾性と通気性は重視した方がいいですよ。」

    高橋店長:「パタゴニアのバギーショーツは、カラー展開が豊富な点も魅力ですね。メンズとレディースでそれぞれカラーや柄が違います。ウエストがゴムなので、性別を気にせず好みの丈や柄で選ぶのもいいですよ。派手なカラーは、フェスらしいおしゃれな演出ができます!Tシャツを無地にすれば意外に合わせやすいですよ。」


    グラミチ ショーツ


    ナチュラルな色の展開


    グラミチ ガジェット ショーツ

    山田さん:「グラミチのショーツは、クライミングを想定したデザインです。そのため股の開きが大きく、動きやすい点が魅力的です。大の字で跳んでも大丈夫ですよ!(笑)カラー展開は、ベージュやカーキなどナチュラルな色が多いため、普段でも着られます。」

    高橋店長:「モデルにもよりますが、グラミチは柔軟性や環境に配慮した生地を使っている点でも、注目度が高いショーツです。ガジェットパンツならポケットが1周あるので、何でも入ります!特に、ロックフェスはジャンプして楽しむこともあり、意外に動きます(笑)。そのため、動きやすさも重視しないと楽しめないと感じますね。」

    スポーツサンダルで疲れを軽減



    キーン ニューポートシリーズの今年のカラー


    靴底に弾力性があります
    天候がよいフェスなら、ソールに厚みがあるスポーツサンダルがおすすめ。「キーン ニューポートシリーズ」は、クッション性があるソールを採用。ソフトな履き心地で疲れにくい点が特徴です。また、速乾性もあり水に濡れても乾きます。

    山田さん:「フェスは基本的に歩き続けるので、足が痛くなると楽しめません。最後まで楽しむなら、疲れにくいスタイルが大事です。」

    帽子は機能を見極めて、お好みのスタイルで!


    首が日焼けしにくいハットスタイル


    スポーティーなキャップスタイル


    濡れても大丈夫!ゴアテックス

    フェスでは、帽子は必須アイテムです。通気性や防水機能が備わっている帽子だと快適に過ごせます。例えば、ゴアテックスの帽子は防水性・透湿性・防風性を兼ね備えているのでおすすめ。

    帽子の形はお好みで決めてもよいでしょう。ちなみに、高橋店長は首の後ろが焼けにくいハット、山田さんはキャップ推しです。機能性を重視して、お好みのスタイルを見つけてくださいね!

    防虫&UV効果のあるウェア


    生地はかなり薄め。カラーもグレーやブルーなどがあります。


    ヘインズ インセクト シールド ジップ フード Tシャツ パーカー

    意外に盲点なのが、虫除け対策です。山間部のフェスだとアブやブヨがいるため、防虫を意識しないと刺されることも。虫に刺されると痒くてフェスに集中できません。

    そのため、ウェアで日焼けと虫除け対策するのが効率的!「 ヘインズ インセクト シールド ジップ フード Tシャツ パーカー」はUVと防虫機能があるウェアです。コスパがよく、薄めの生地なので暑さを感じにくい点も魅力的。

    雨対策は「疲れにくさ」が重要!

    特に山間部のフェスは、天気予報では晴れでも予期せぬ悪天候になる可能性があります。雨を想定して準備すれば安心して楽しめますよ!

    ポンチョはフェスの王道


    大きめのポンチョだと安心感があります


    リップストップナイロン生地

    山田さん:「ポンチョのメリットは、かぶるだけで手軽に雨対策ができることです。大きめのポンチョならリュックを背負ったままでも覆ってくれるので、安心感がありますよ!降水確率が低くても雨が降る想定をしていれば、現地で急遽高い雨具を買わずに済みます。」

    高橋店長:「こちらのポンチョには「リップストップナイロン生地」が採用されていて、傷や擦れに強い素材です。テントの幕にも使われている場合が多いので、破れにくく広がりにくい点が特徴ですね!」

    登山靴がおすすめ

    高橋店長:「靴は履き慣れている靴がベストです。けど、長距離移動や山間部のフェスなら登山靴の方が楽な場合があります。安価な登山靴でも防水と透湿性が備わっていますよ。そのため、雨でも問題ありません。もともと岩場を歩く想定で作られている登山靴は、疲れにくい特徴もあります。」

    – 完全に長靴を想定していました!

    山田さん:「そうですよね。実は、雨天時に体の中で一番汗をかく場所は足です。そのため、長靴だとラバー素材なので汗の逃げ場がない状態なのです。もし朝から雨だと、水が侵入しなくても蒸れてしまい、靴下もだんだん濡れてくるので1日中不快感が続きます……。けど、登山靴なら汗を外に出す透湿機能が備わっている場合が多いので、長靴に比べて不快ではありません。」

    靴下の機能性はあなどれない


    (左)FITS (右)モンベル

    高橋店長:「雨のフェスの場合、ウールの靴下に登山靴は快適な組み合わせです!ウールの靴下はクッション性があり、疲れにくい要素もあります。さらに、かかととつま先部分が厚いので、普通の靴下よりも長持ちしてコスパもよいと思います。」

    – ウールの靴下は冬に履くものだと思っていました。

    山田さん:「メリノウールは消臭効果と吸湿性があり、不快を感じにくい素材です。特に寒がりの女性にはウールの靴下がおすすめです!夏は涼しく、冬は暖かいので年中使えますよ! 」

    高橋店長:「ウールの価格が少し高いなと感じるなら、速乾性のある靴下もおすすめですね。たかが靴下ですがされど靴下です!靴下を変えるだけで疲れにくく、不快感も軽減できるので1本あればフェスの満足度に直結しますよ!」

    女性あるある!バッグ・お財布問題の解決策

    「フェスでは、荷物を極力コンパクトにするのが鉄則!」と山田さんは言います。荷物をコンパクトにして大切なものを身につけるスタイルなら、安心してフェスに挑めるからです。

    お財布とポーチを兼用


    ミレー ライト ウォレット。手のひらより小さいサイズです。


    クレジットカード・小銭・お札だけでなく、リップや目薬も入ります!


    山田さんの私物。snow peak 山ウォレット(販売終了品) 小さなハンドクリームまで入ります!

    山田さん:「極力荷物を小さくするには、お財布とポーチを兼用するのもおすすめです。最近は、フェスでもキャッシュレスの傾向があります。クレジットと携帯、数枚のお札・小銭があれば十分!よくやりがちなのが、ポケットにリップを入れて他のものと混ざること。出しにくくて落とすこともあるんですよ。とはいえ、わざわざポーチから出すのも手間がかかります。」

    – それ、やりそうです(笑)。お財布とポーチの併用はストレスもなさそうですね!

    山田さん:「フェスでは、落し物をする傾向があります。だからこそ極力小さく、身につけるスタイルがベストです。お財布にカラビナを付ければ、バックやバギーショーツのポケット(記事1枚目の写真参照)にも身につけられますよ! 例えば、子供を抱っこして両手が離せない場合でも、「この中にお金が入っているので取ってほしい」と友人や家族に的確に伝えられますしね!」

    大切なものはコンパクトに身につける


    「パタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック」は、カラフルな配色がかわいい!


    コンパクトに収納できる!


    グレゴリー (左)手のひらサイズ (右)横に寝かせれば500mlのペットボトルも収納可能


    身につけられるバッグは、お財布・携帯・手ぬぐいなどがコンパクトにまとまり利便性があります。

    山田さん:「フェスは1分1秒も無駄にできません!(笑)会場が広いと移動時間もかかり、物販のお店が混んでいたら並ぶこともあります。大切なものを身につけて、必要な時にすぐに取り出せるスタイルは一番無駄がないですよ。」

    リュックスタイルなら20Lの容量がベスト


    20Lの容量に荷物をたくさんつめると背中が隠れる大きさ。(モデル身長155cm)


    白色がかわいい、カリマーのリュック(20L)


    肩部分には、iPhoneが入るポケットも!


    ネット部分は、フェスのフライヤーや推しグッズを入れてもOK!

    大きめのものを入れるなら、リュックは必須!さらに、普通のリュックより登山用のリュックがおすすめです。

    山田さん:「登山用のリュックは、肩に当たる部分や背中にかけて厚みがあるので、背負っても疲れにくい仕様です。手の届きやすい位置にドリンクが入るポケットや携帯が入るポケットなどがあり、機能性も充実しています。」

    – 背負っている感覚がないぐらい軽いですね!

    山田さん:「20Lの容量なら使い勝手がいいので、通勤や普段使いとしても活躍しますね。登山のリュックは登山時しか使わないイメージが強いですが、最近はファッションとしても使えるリュックが増えています。」

    高橋店長:「20Lの容量は、登山用リュックの中でも小型の部類に入ります。リュックによってはレインカバー付きもあるので、小雨にも対応できますよ。例えば、カリマーのリュックは止水ジッパーになっていて、雨が入りにくい仕様です。生地もリップストック なので、耐久性も魅力的!このモデルはカジュアルなので、おしゃれ感も演出できます!」

    フェスを楽しむためのアイテム

    フェスを楽しむには、「疲れにくくすること」が重要です。少しでも体を休ませてストレスがない状態にすれば、最後まで満喫できます。ここからは、楽しむ手助けをしてくれる商品をご紹介しましょう!

    ポップアップテント


    2人分ほどの休憩スペースが30秒ほどで完成!


    クルッとひねれば……


    トートバックほどの大きさに収納できます

    フェスは基本的に休憩スペースがありません。一方で、別途料金を払えばピクニックエリアがある会場もあります。その場合、一瞬で休憩スペースを確保できるポップアップテントはおすすめ!多少日よけができて、レジャーシートを敷けば厚みが増すので快適に過ごせますよ!

    軽量のイス


    アルミフレームなので片手で持てる軽さ!コンパクトになります


    大きさもさまざま!背もたれ付きだと安心


    薄くて軽い!手のひらサイズに収納できるイス


    省スペースでも座れます!スムーズに立ち上がれる高さも魅力

    カリマーのリュックにもすっぽり入ります!

    フェスを楽しむならイスは必須アイテム。片手で持てて収納できるイスなら場所も取らず、快適に過ごせます。

    山田さん:「フェスによっては食べるスペースがないので、各自で座る場所を確保しなければいけません。また、会場が2〜3カ所の場合は移動がともないます。そのため、軽量で持ち運びやすく、すぐ広げられるイスがあれば体が楽になります。」

    – なんとなく、レジャーシートのイメージでした……。

    山田さん:「レジャーシートを敷いて地べたに座るのもいいのですが、フェスは疲れるので一度座り込むと立ち上がれないんですよ(笑)。腰をかけるだけでも楽なので、簡易的なイスがあるだけで最後まで体力を温存できます!」

    身につけられる小型ランタン



    立てて使ったり……


    ぶら下げることもできます!

    フェスを楽しむには、ランタンも必須アイテムです。特に山間部のフェスだと夜は暗くなる傾向。美味しそうな夜ご飯でも、明かりがなければ何を食べているか分からない状態になるのだとか!そのような場合は、ランタンをカバンやショーツに身につけておけば必要な時に照らせて、ストレスなく過ごせます。推しのアーティストが夕方以降に出演するなら、汎用性がある小型のランタンは必需品ともいえます。

    水筒・タンブラー


    耐久性抜群のナルゲンボトル


    取っ手の付きの保温・保冷ができるタンブラー

    会場の飲み物は価格が高い傾向なので、家から好きなドリンクを持っていくと安心です。

    高橋店長:「僕は現地でビールを飲むので、ナルゲンボトルで常温の飲み物を持っていく パターンが多いですね。耐熱温度99度、耐冷温度-22度なので、事前に飲み物を入れて凍らせれば現地に着いた頃には冷たいものが飲めます!冬なら熱湯を入れればホッカイロ代わりにもなりますし。耐久性もあるので落としても大丈夫!」

    山田さん:「わたしは取っ手付きの保温・保冷タンブラーを持ち歩いています。多少荷物になりますが、カラビナでぶら下げれば両手は塞がりません。山のフェスは冷えることもあるので、温かい飲み物が欲しくなるんです。会場で温かい飲み物を提供しているお店もあるので、保温ボトルに移し替えればいつでも飲めるメリットがあります。」

    楽しみながら疲れにくく過ごせれば、
    フェスがもっと楽しくなる!


    フェスを楽しむなら、疲れにくく過ごすスタイルやアイテム選びが重要です。体の疲労を機能性があるアイテムで補えられれば、体力を温存しながら最後までフェスを満喫できます!

    SWEN店内には機能性を重視したアウトドアグッズが豊富にあります。ご自身のライフスタイルに合うものを取り入れれば、フェスだけでなく日常でも使えるので魅力的!今年からフェスに挑戦される方は、ぜひ訪ねてみてくださいね!

     

    初心者でも楽しめるアウトドアショップ「SWEN」とは?
    https://www.machikuru.jp/special/p2684/

     

    はじめてのキャンプは「SWEN」で解決!
    キャンプギアの選び方やおすすめ商品をご紹介
    https://www.machikuru.jp/special/p3031/

     

     

    ※掲載情報は取材時のものになります。
    最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。

    通気性と動きやすい服装がマスト!

    服装は、おしゃれで機能性を兼ね備えたスタイルがおすすめ。フェスは雷雨や台風でなければ基本的に開催されます。そのため、急な悪天候に備える必要があります。

    パンツスタイルは基本の「き」

    パタゴニア メンズ バギーショーツ パタゴニア レディース バギーショーツ フェスでは、パンツスタイルが基本です。特に暑い時期は、速乾性と動きやすさを兼ね備えたバギー ショーツがおすすめ。 山田さん:「パタゴニアのバギーショーツは、水陸両用です。速乾性があり、多少の雨や汗でも乾きやすく、1本持っておくと安心ですよ。短い丈に抵抗があるなら、下にタイツを履けばすっきり着こなせます!」 - 汚れてもいいようなデニムを想像していました。 山田さん:「寒い時期なら、デニムなど厚めの生地でもいいと思います。けど、暑ければ綿素材は蒸れますし、雨が降ればかなり重くなります。天気に左右されず涼しく過ごすなら、速乾性と通気性は重視した方がいいですよ。」 高橋店長:「パタゴニアのバギーショーツは、カラー展開が豊富な点も魅力ですね。メンズとレディースでそれぞれカラーや柄が違います。ウエストがゴムなので、性別を気にせず好みの丈や柄で選ぶのもいいですよ。派手なカラーは、フェスらしいおしゃれな演出ができます!Tシャツを無地にすれば意外に合わせやすいですよ。」 グラミチ ショーツ ナチュラルな色の展開 グラミチ ガジェット ショーツ 山田さん:「グラミチのショーツは、クライミングを想定したデザインです。そのため股の開きが大きく、動きやすい点が魅力的です。大の字で跳んでも大丈夫ですよ!(笑)カラー展開は、ベージュやカーキなどナチュラルな色が多いため、普段でも着られます。」 高橋店長:「モデルにもよりますが、グラミチは柔軟性や環境に配慮した生地を使っている点でも、注目度が高いショーツです。ガジェットパンツならポケットが1周あるので、何でも入ります!特に、ロックフェスはジャンプして楽しむこともあり、意外に動きます(笑)。そのため、動きやすさも重視しないと楽しめないと感じますね。」

    スポーツサンダルで疲れを軽減

    キーン ニューポートシリーズの今年のカラー 靴底に弾力性があります 天候がよいフェスなら、ソールに厚みがあるスポーツサンダルがおすすめ。「キーン ニューポートシリーズ」は、クッション性があるソールを採用。ソフトな履き心地で疲れにくい点が特徴です。また、速乾性もあり水に濡れても乾きます。 山田さん:「フェスは基本的に歩き続けるので、足が痛くなると楽しめません。最後まで楽しむなら、疲れにくいスタイルが大事です。」

    帽子は機能を見極めて、お好みのスタイルで!

    首が日焼けしにくいハットスタイル スポーティーなキャップスタイル 濡れても大丈夫!ゴアテックス フェスでは、帽子は必須アイテムです。通気性や防水機能が備わっている帽子だと快適に過ごせます。例えば、ゴアテックスの帽子は防水性・透湿性・防風性を兼ね備えているのでおすすめ。 帽子の形はお好みで決めてもよいでしょう。ちなみに、高橋店長は首の後ろが焼けにくいハット、山田さんはキャップ推しです。機能性を重視して、お好みのスタイルを見つけてくださいね!

    防虫&UV効果のあるウェア

    生地はかなり薄め。カラーもグレーやブルーなどがあります。 ヘインズ インセクト シールド ジップ フード Tシャツ パーカー 意外に盲点なのが、虫除け対策です。山間部のフェスだとアブやブヨがいるため、防虫を意識しないと刺されることも。虫に刺されると痒くてフェスに集中できません。 そのため、ウェアで日焼けと虫除け対策するのが効率的!「 ヘインズ インセクト シールド ジップ フード Tシャツ パーカー」はUVと防虫機能があるウェアです。コスパがよく、薄めの生地なので暑さを感じにくい点も魅力的。

    雨対策は「疲れにくさ」が重要!

    特に山間部のフェスは、天気予報では晴れでも予期せぬ悪天候になる可能性があります。雨を想定して準備すれば安心して楽しめますよ!

    ポンチョはフェスの王道

    大きめのポンチョだと安心感があります リップストップナイロン生地 山田さん:「ポンチョのメリットは、かぶるだけで手軽に雨対策ができることです。大きめのポンチョならリュックを背負ったままでも覆ってくれるので、安心感がありますよ!降水確率が低くても雨が降る想定をしていれば、現地で急遽高い雨具を買わずに済みます。」 高橋店長:「こちらのポンチョには「リップストップナイロン生地」が採用されていて、傷や擦れに強い素材です。テントの幕にも使われている場合が多いので、破れにくく広がりにくい点が特徴ですね!」

    登山靴がおすすめ

    高橋店長:「靴は履き慣れている靴がベストです。けど、長距離移動や山間部のフェスなら登山靴の方が楽な場合があります。安価な登山靴でも防水と透湿性が備わっていますよ。そのため、雨でも問題ありません。もともと岩場を歩く想定で作られている登山靴は、疲れにくい特徴もあります。」 - 完全に長靴を想定していました! 山田さん:「そうですよね。実は、雨天時に体の中で一番汗をかく場所は足です。そのため、長靴だとラバー素材なので汗の逃げ場がない状態なのです。もし朝から雨だと、水が侵入しなくても蒸れてしまい、靴下もだんだん濡れてくるので1日中不快感が続きます……。けど、登山靴なら汗を外に出す透湿機能が備わっている場合が多いので、長靴に比べて不快ではありません。」

    靴下の機能性はあなどれない

    (左)FITS (右)モンベル 高橋店長:「雨のフェスの場合、ウールの靴下に登山靴は快適な組み合わせです!ウールの靴下はクッション性があり、疲れにくい要素もあります。さらに、かかととつま先部分が厚いので、普通の靴下よりも長持ちしてコスパもよいと思います。」 - ウールの靴下は冬に履くものだと思っていました。 山田さん:「メリノウールは消臭効果と吸湿性があり、不快を感じにくい素材です。特に寒がりの女性にはウールの靴下がおすすめです!夏は涼しく、冬は暖かいので年中使えますよ! 」 高橋店長:「ウールの価格が少し高いなと感じるなら、速乾性のある靴下もおすすめですね。たかが靴下ですがされど靴下です!靴下を変えるだけで疲れにくく、不快感も軽減できるので1本あればフェスの満足度に直結しますよ!」

    女性あるある!バッグ・お財布問題の解決策

    「フェスでは、荷物を極力コンパクトにするのが鉄則!」と山田さんは言います。荷物をコンパクトにして大切なものを身につけるスタイルなら、安心してフェスに挑めるからです。

    お財布とポーチを兼用

    ミレー ライト ウォレット。手のひらより小さいサイズです。 クレジットカード・小銭・お札だけでなく、リップや目薬も入ります! 山田さんの私物。snow peak 山ウォレット(販売終了品) 小さなハンドクリームまで入ります! 山田さん:「極力荷物を小さくするには、お財布とポーチを兼用するのもおすすめです。最近は、フェスでもキャッシュレスの傾向があります。クレジットと携帯、数枚のお札・小銭があれば十分!よくやりがちなのが、ポケットにリップを入れて他のものと混ざること。出しにくくて落とすこともあるんですよ。とはいえ、わざわざポーチから出すのも手間がかかります。」 - それ、やりそうです(笑)。お財布とポーチの併用はストレスもなさそうですね! 山田さん:「フェスでは、落し物をする傾向があります。だからこそ極力小さく、身につけるスタイルがベストです。お財布にカラビナを付ければ、バックやバギーショーツのポケット(記事1枚目の写真参照)にも身につけられますよ! 例えば、子供を抱っこして両手が離せない場合でも、「この中にお金が入っているので取ってほしい」と友人や家族に的確に伝えられますしね!」

    大切なものはコンパクトに身につける

    「パタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック」は、カラフルな配色がかわいい! コンパクトに収納できる! グレゴリー (左)手のひらサイズ (右)横に寝かせれば500mlのペットボトルも収納可能 身につけられるバッグは、お財布・携帯・手ぬぐいなどがコンパクトにまとまり利便性があります。 山田さん:「フェスは1分1秒も無駄にできません!(笑)会場が広いと移動時間もかかり、物販のお店が混んでいたら並ぶこともあります。大切なものを身につけて、必要な時にすぐに取り出せるスタイルは一番無駄がないですよ。」

    リュックスタイルなら20Lの容量がベスト

    20Lの容量に荷物をたくさんつめると背中が隠れる大きさ。(モデル身長155cm) 白色がかわいい、カリマーのリュック(20L) 肩部分には、iPhoneが入るポケットも! ネット部分は、フェスのフライヤーや推しグッズを入れてもOK! 大きめのものを入れるなら、リュックは必須!さらに、普通のリュックより登山用のリュックがおすすめです。 山田さん:「登山用のリュックは、肩に当たる部分や背中にかけて厚みがあるので、背負っても疲れにくい仕様です。手の届きやすい位置にドリンクが入るポケットや携帯が入るポケットなどがあり、機能性も充実しています。」 - 背負っている感覚がないぐらい軽いですね! 山田さん:「20Lの容量なら使い勝手がいいので、通勤や普段使いとしても活躍しますね。登山のリュックは登山時しか使わないイメージが強いですが、最近はファッションとしても使えるリュックが増えています。」 高橋店長:「20Lの容量は、登山用リュックの中でも小型の部類に入ります。リュックによってはレインカバー付きもあるので、小雨にも対応できますよ。例えば、カリマーのリュックは止水ジッパーになっていて、雨が入りにくい仕様です。生地もリップストック なので、耐久性も魅力的!このモデルはカジュアルなので、おしゃれ感も演出できます!」

    フェスを楽しむためのアイテム

    フェスを楽しむには、「疲れにくくすること」が重要です。少しでも体を休ませてストレスがない状態にすれば、最後まで満喫できます。ここからは、楽しむ手助けをしてくれる商品をご紹介しましょう!

    ポップアップテント

    2人分ほどの休憩スペースが30秒ほどで完成! クルッとひねれば…… トートバックほどの大きさに収納できます フェスは基本的に休憩スペースがありません。一方で、別途料金を払えばピクニックエリアがある会場もあります。その場合、一瞬で休憩スペースを確保できるポップアップテントはおすすめ!多少日よけができて、レジャーシートを敷けば厚みが増すので快適に過ごせますよ!

    軽量のイス

    アルミフレームなので片手で持てる軽さ!コンパクトになります 大きさもさまざま!背もたれ付きだと安心 薄くて軽い!手のひらサイズに収納できるイス 省スペースでも座れます!スムーズに立ち上がれる高さも魅力 カリマーのリュックにもすっぽり入ります! フェスを楽しむならイスは必須アイテム。片手で持てて収納できるイスなら場所も取らず、快適に過ごせます。 山田さん:「フェスによっては食べるスペースがないので、各自で座る場所を確保しなければいけません。また、会場が2〜3カ所の場合は移動がともないます。そのため、軽量で持ち運びやすく、すぐ広げられるイスがあれば体が楽になります。」 - なんとなく、レジャーシートのイメージでした……。 山田さん:「レジャーシートを敷いて地べたに座るのもいいのですが、フェスは疲れるので一度座り込むと立ち上がれないんですよ(笑)。腰をかけるだけでも楽なので、簡易的なイスがあるだけで最後まで体力を温存できます!」

    身につけられる小型ランタン

    立てて使ったり…… ぶら下げることもできます! フェスを楽しむには、ランタンも必須アイテムです。特に山間部のフェスだと夜は暗くなる傾向。美味しそうな夜ご飯でも、明かりがなければ何を食べているか分からない状態になるのだとか!そのような場合は、ランタンをカバンやショーツに身につけておけば必要な時に照らせて、ストレスなく過ごせます。推しのアーティストが夕方以降に出演するなら、汎用性がある小型のランタンは必需品ともいえます。

    水筒・タンブラー

    耐久性抜群のナルゲンボトル 取っ手の付きの保温・保冷ができるタンブラー 会場の飲み物は価格が高い傾向なので、家から好きなドリンクを持っていくと安心です。 高橋店長:「僕は現地でビールを飲むので、ナルゲンボトルで常温の飲み物を持っていく パターンが多いですね。耐熱温度99度、耐冷温度-22度なので、事前に飲み物を入れて凍らせれば現地に着いた頃には冷たいものが飲めます!冬なら熱湯を入れればホッカイロ代わりにもなりますし。耐久性もあるので落としても大丈夫!」 山田さん:「わたしは取っ手付きの保温・保冷タンブラーを持ち歩いています。多少荷物になりますが、カラビナでぶら下げれば両手は塞がりません。山のフェスは冷えることもあるので、温かい飲み物が欲しくなるんです。会場で温かい飲み物を提供しているお店もあるので、保温ボトルに移し替えればいつでも飲めるメリットがあります。」

    楽しみながら疲れにくく過ごせれば、 フェスがもっと楽しくなる!

    フェスを楽しむなら、疲れにくく過ごすスタイルやアイテム選びが重要です。体の疲労を機能性があるアイテムで補えられれば、体力を温存しながら最後までフェスを満喫できます! SWEN店内には機能性を重視したアウトドアグッズが豊富にあります。ご自身のライフスタイルに合うものを取り入れれば、フェスだけでなく日常でも使えるので魅力的!今年からフェスに挑戦される方は、ぜひ訪ねてみてくださいね!  
    初心者でも楽しめるアウトドアショップ「SWEN」とは? https://www.machikuru.jp/special/p2684/   はじめてのキャンプは「SWEN」で解決! キャンプギアの選び方やおすすめ商品をご紹介 https://www.machikuru.jp/special/p3031/
        ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。

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    みつはら まりこ みつはら まりこ

    香川県出身。夫の転勤により兵庫県から三重県に移り住み、現在はフリーライターとして執筆活動中。得意ジャンルは、グルメ・旅行・住宅関連・嗜好品・女性のライフスタイルなど。 「人の想い」「素敵なモノ・コト」を見て聴き、最大限に魅力を引き出して発信できるライターを目指しています。趣味は、キャンプとマンガを読むこと。その時は片手にコーヒーかお酒は必須の、インドア派のアウトドア好き人間。

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