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はじめてのキャンプは「SWEN」で解決!キャンプギアの選び方やおすすめ商品をご紹介

はじめてのキャンプは「SWEN」で解決!キャンプギアの選び方やおすすめ商品をご紹介

外で過ごしやすい気候になると、「今年は家族でキャンプデビューしてみようかな?」「女性だけでグループキャンプに挑戦したい!」と考えている方もいるのではないでしょうか?
とはいえ、「何持っていけばいいの?」「どう過ごすの?」と疑問ばかり出てきますよね。

また、キャンプ道具を選ぶ際は、口コミがよい商品であっても実物を見たり、実際触っていないため使いやすさなどが想像しにくいもの。はじめてだからこそ、判断基準すらあやふやになりがちです。

※2023年4月取材時の情報です。

 

CONTENTS

    そこで今回は、「はじめてのキャンプには何が必要?」という悩みをSWEN豊田店の高橋店長にうかがいました!高橋店長は、アウトドアジャーニーの案内人としてもお馴染みの、ベテランキャンパーでもあります。

    大人女子キャンプとはいえ、ファミリーキャンプやママ友同士のキャンプ、女性だけのグループキャンプなどさまざまです。そんな女性目線のリアルな情報をご紹介しましょう!

    初心者でも楽しめるアウトドアショップ「SWEN」とは?
    https://www.machikuru.jp/special/p2684/

    はじめてのキャンプも安心!
    SWENおすすめするキャンプ道具紹介

    まずは、はじめてのキャンプでおさえておくべき道具をご紹介します。おすすめ商品や選ぶポイントなど、初心者の方は必見です!

    テントは「2ルームタイプ」を選ぼう


    前室と後室がつながっています

     


    四方にメッシュが装備

    初心者の方におすすめのテントは「2ルームタイプ」です。2ルームタイプは、前室が日除けの役割をするタープの代わりになり、後室は寝室になるテントのこと。おすすめの理由は「ある程度のプライバシーを確保できる」「虫が入りにくく、風通しがよい」「女性でも設営しやすい」という3点です。

    – このテント1つでリビングと寝室が出来上がるんですね!

    高橋店長:「そうです。四方を囲んでいるのでプライベート感がありますよ!しかも、メッシュが多用されているため風通しはいいけど虫が入ってきにくく、アレンジ次第で開放感も感じられます。」

    – わたしの身長より高いので(156cm)設営は難しそうですが、いかがでしょうか?

    高橋店長:「一見、2ルームタイプは設営が難しそうに見えますが、コツをつかめば大丈夫ですよ。無風であれば1人でも30分ほどで設営できます。2ルームタイプはリビングと寝室を兼ね備えたオールインワンのテントなので、他に余分なものを設営する必要はありません。テントさえ立ててしまえば、楽にキャンプができる点が魅力ですね!」


    ランタンの灯りが視認できるほど完全に遮光されている室内

     


    大人5人が寝られるスペック。インナーテントは吊り下げ式なので着脱も簡単!

     


    高橋店長のおすすめテントは『コールマンタフ スクリーン2ルームエアー/MDX+』です。

    高橋店長:「こちらのテントは遮光率が高い点が特徴です。日陰を濃く作れるため、ひんやり風が通るような涼しさを感じられます。春から夏にかけておすすめのテントですよ!」

    – 室内も寝室も広々としていますね!

    高橋店長:「寝室部分は、大人5人が寝られるスペックです。ファミリーでもグループでもオールマイティに使いこなせます。寝室部分のインナーテントは吊り下げ式なので、取り外せば大きなリビングスペース(シェルター)にもなりますよ。」

    マットは寝心地につながる必須アイテム


    押しても跳ね返るため、自宅で使用するマットレスに近いハリ感

     


    このようなバルブは2箇所あります

    高橋店長:「マットは、ご家庭でいう「敷布団」の役割なので、快適に寝るためには必須アイテムです。夏場のキャンプなら上掛けはタオルケットで代用できますが、マットは代替えできません。土や石が多いサイトの場合はゴツゴツ感が伝わるため、地面の上で寝ると体が痛くなります。マットは消耗品なのでコスパを考えて選んでほしいですね。」

    – 初心者だとマットの存在は盲点です……。コスパがいいおすすめマットはありますか?

    高橋店長:「『KAKURI インフレーター マット』がおすすめです。厚さ7cmあり、シングルサイズとダブルサイズがあります。」

    – ここまでの厚みを膨らますには、女性にとって体力と気力が必要な気がします……。

    高橋店長:「インフレーターマットは中にウレタンのスポンジが入っています。バルブを開けばウレタンの厚さまで自動で空気が入る仕組みです。ある程度空気が入った後、息を吹き入れて調整すれば好みのハリ感になりますよ!空気を抜く時は、2箇所のバルブを両方開けます。体重を乗せながらくるくると巻き上げれば直径30cm・長さ40cmほどになり、コンパクトにまとまります。(シングルタイプの場合)」

    寝袋は「快適温度表示」をチェックしよう


    こちらの場合であれば15℃を目安にします

     


    赤のチェックがアクセントでかわいい!

     


    寝袋を選ぶポイントは、「快適温度(コンフォート)」と「封筒型」です。

    高橋店長:「寝袋でチェックすべき点は、快適温度です。特に女性の場合は、コンパクトで軽い点を重要視される方もいますよね!快適温度の表記が小さくなればなるほど、体積は大きくなり重量も重くなります。これは、寝袋のつめ物の容量(綿やダウンなど)による影響があるからです。」

    – 快適温度の目安はありますか?

    高橋店長:「2度か0度あたりですね。この温度であればスリーシーズン(春〜秋)を見越して活用できます。また、防災対策や来客用にも使えるので汎用性が高いです。しかし注意したい点は、快適温度は個人差があることですね。例えば、冷え性の方ですと、予想気温より5度くらい下げた快適温度の寝袋がおすすめだと思ってほしいです。」

    – つまり、冷え性の方が快適温度0度の商品を見つけた場合、「この商品を使うなら、外気温5度だと快適だ!」という理解でいいですか?

    高橋店長:「そうですね。余談ですが、6月くらいまでは必ず現地の朝夕の温度はチェックしてくださいね。昼間は暑くても山間は冷えるため、朝夕の温度にあわせて服装や寝袋を選びましょう!」

    – 分かりました!店長がおすすめする寝袋はどれですか?

    高橋店長:「ロゴスの『丸洗い スランバーシュラフ』です。こちらは封筒型であり、チャックを閉めれば寝袋として使えます。チャックを開けば全部開くので、上掛けにもなる万能な寝袋です。例えば、こちらの商品を2つ購入すれば、寝袋同士をくっつけて1枚の大きな掛け布団としても活用できますよ。もちろん1人用の寝袋として単体でも使用できるので、バリエーションが豊富です!家族で使うなら、つなげて1つの布団にすればかさばらず、便利でコスパもいいですよ。」

    – 落ち着いた色で、赤のチェックがかわいいですね!

    高橋店長:「汚れても目立ちにくい色なので、お子様がいる方にもぴったりです。もし汚れても丸洗いできるので手軽に扱えますね!」

    虫が苦手なら、ランタンは2つ以上が必須!


    箱にルーメン表記が記されています

    ランタンの種類は主に「燃料系のランタン」と「LED ランタン」の2種類があります。燃料系のランタンはオイルやガスを使用し、大光量が出せる点が特徴。一方でLED ランタンは、バッテリーの進化により充電さえすればもちがいいというメリットがあります。

    ランタンは「メインランタン」「サブランタン」の2種類があれば快適に過ごせます。光量はもちろん、光を分散させることで虫除けの役割をしてくれるからです。虫が苦手な方にとって2つ以上のランタンがあれば、夜中も虫を気にせず過ごせますよ!


    ランタンを選ぶポイントは、明るさの表記(ルーメン)を確認することです。

    高橋店長:「メインランタンはサイト全体を照らすため、テントの外に置くランタンです。約800〜1,000ルーメンが適しています。メインランタンで大光量があれば、光で虫を引き付けてくれますよ!」

    – おすすめのメインランタンはどれですか?

    高橋店長:「おすすめは『 コールマン 2500ノーススターLPガスランタン』です。使い方は、まずガスを装着して、マントル(※1)をつけた後に空焼き(※2)します。そしてつまみを回してボタンを押せば火がつくので、手軽に大光量が出せますよ。」

    – マントルは初心者でも扱えますか?

    高橋店長:「初心者でも大丈夫です!不安であればスタッフにお声かけいただければ空焼きの方法をお伝えしますし、ご購入後に空焼きしますよ。」

    ※1 マントルとは:ランタンの内部にある光源部分。繊維で編んだ袋のような形状。
    ※2 空焼きとは:マントルを炙って灰化すること。1度空焼きすれば、点火後発光する仕組み。


    サブランタンはデザインもさまざま!

     


    LEDタイプならボタン式もあるので、子どもでも扱えます

     

    サブランタンは、テント内のリビングにつけたりテーブルの上に置いたりなど、手元を照らす目的です。600ルーメンが目安であり、リビングを照らすには十分な光量。1,000ルーメンのランタンであっても調光できるタイプであれば活用できます。

    高橋店長のおすすめは、「小型のLEDランタンを1つ寝室に置くこと」。寝る直前は外の明かりを消すため、枕元は暗くなりがちです。寝室を照らす灯りが1つあればストレスなく快適に過ごせるのだとか。

    「ランタンは防災時にも活用できますし、1個だけじゃ足りないものです。」と高橋店長は言います。キャンプのためだけではなく、防災時も考慮すれば2個以上は必須です。

    クーラーボックスは容量と性能を考えよう


    こちらのソフトタイプのクーラーボックスは、保冷剤をしっかり入れればハードタイプに引けを取らない保冷力

     



    折り畳めるソフトタイプのクーラーボックスも!

     


    SWEN人気商品「コールマン スチールベルトクーラー」

     


    約51リットルの容量。大人2人、子ども2人なら十分です

     


    堅牢なタイプだと、4~5日間対応するのだとか

     


    こちらのコールマンのクーラーボックスはさまざまな容量が選べます

    クーラーボックスは「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」に分かれます。選ぶポイントは「何をどのくらいの量持っていくか」ということ。一般的に、1泊2日を4~5人であれば、45リットルが目安です。

    – ソフトタイプはハードタイプに比べると保冷力が劣りますか?

    高橋店長:「最近はソフトタイプの性能も良くなってきて、保冷剤をしっかり入れれば ハードタイプと同等の保冷力が確保できるものもあります。ソフトタイプのメリットは、日常使いでも使える点です。もちろん、ハードタイプも保冷力は高く、防水性があります。大人4人程度であれば『コールマンスチールベルトクーラー』は人気がありますよ。取り回しがよく、ワンサイズですむ点が魅力です。」

    – 少し重そうですね……。

    高橋店長:「分かります!おすすめは小さめのクーラーボックス2つを活用して、食材用と飲み物用に分けることです。飲み物と食材を分ければそれぞれ軽くなり、衛生面も安心だからです。」

    – クーラーボックス2つの発想はなかったです!

    高橋店長:「かさばるな~と感じる方は、ソフトクーラーの出番です!ソフトクーラーに夜までに使い切る量を入れれば、折りたためるのでかさばる心配もありません。だからこそ 「食材をどの程度もたせるか」「どのタイミングで食べきるか」を目安にして選んでいただきたいです。そのうえで保冷力を重視するか、コンパクトさ重視か判断していただければと思います。」

    テーブルとイスはスタイルを決めて高さを統一させよう!


    2つ折りタイプ。コスパがよく、おしゃれな色合い。SWEN人気商品です!

     


    ロールタイプ。木目調がかっこいい!

    テーブルとイスは「高さを合わせること」「スタイルを決めること」が重要なポイントです。特に子どもがいる家庭はロースタイルが人気である傾向。近年おしゃれなものが多く、それぞれデザインやカラーの好みで購入しがちなのだとか。その結果、高さが違ってしまい過ごしにくくなる要因になります。

    テーブルを選ぶポイントは「高さが変えられること」「組み立てやすさ」「ガタツキの有無」です。この3つの要素は実際目で見て確認し、納得して購入することが重要!

    テーブルのタイプは、「2つ折りタイプ」と「ロールタイプ」があります。2つ折りタイプのメリットは天板が広くて拭きやすく、コスパがいい点です。一方、ロールタイプのメリットは、天板がくるくるたためてコンパクトになること。2つ折りタイプに比べると収納しやすく、場所を取らない点も魅力です。しかし、すき間にものが詰まったり、少々乾きにくかったりなどのデメリットもあるのだとか。好みのスタイルと使い勝手が判断基準といえます。

     


    大人用ですが、コンパクトタイプなので子どもも使用可。コスパもよく丈夫です

     


    ロースタイルのイス

     


    背もたれがあるので快適

     

    イスは1番好みが分かれるため、高橋店長もおすすめを悩まれている様子でした。例えば、子どものイスはシンプルで丈夫なものを選べば長く使えます。選ぶ際は店舗で子ども自身に選んでもらうというのもよいでしょう!

    ちなみに、高橋店長はイスでうたた寝ができるかを判断基準にしているのだとか。テーブルとのバランスはもちろん、くつろぐことも考えてイス選びをするのも楽しいですね!

    キャンプでどう過ごす?プラスαで楽しめる商品

    ここからは、キャンプの過ごし方に悩まれている方におすすめの商品をご紹介しましょう。

    キャンプの醍醐味!焚き火台


    キャンプといえば焚き火!焚き火台があるだけでキャンプっぽくなり、夜の時間を一層楽しめます。火のゆらぎを眺めながら会話を楽しんだり、網をつければ調理ができたりなど活用法は無限です!

    高橋店長:「特に子どもにとって火遊びは日常ではできない遊び。でもキャンプだとそれが経験できて、危ないことを教えてあげられる道具の一つです。大人も子どもも貴重な経験になるのではないでしょうか。」

    最近人気上昇!モルック


    ボーリングのように木の棒を使ってピンを倒す、近年人気のグッズです。 書かれている数字を足していき、先に50点ピッタリにした人が勝つゲーム。 頭も体も使うので、子どもから大人まで楽しめますよ!

    「手軽に食事したい!」を叶えるためには?

    「キャンプなら火を起こしてバーベキュー!」と考えがちですが、はじめてだと上手くいくか心配、手間をかけたくないと感じるもの。高橋店長に極意をうかがいました。

     


    フタをしたら蒸し料理が可能

     


    鉄板バージョンならBBQも手軽に!

     


    鉄板を外すとコンロにもなります!

     

    高橋店長:「食事のポイントは、キャンプ場に着いてすぐ食べられるもの・キャンプ場で調理するものを考えておくことです。すぐ食べられるものは、事前にタッパーに入れたサラダでもいいですよ!もしくは、テーブルの上にカセットコンロを置くだけの料理でも大丈夫です。」

    – カセットコンロ1つで済む料理なら手軽でハードルも低くなりますね!

    高橋店長:「キャンプ飯は、食べるロケーションがいいスパイスになるものです!手軽さのテクニックの1つとして、割れにくいおしゃれなお皿を用意してお惣菜を盛り付けるだけでも十分!キャンプっぽい雰囲気になりますよ。」

    高橋店長のおすすめ商品は、イワタニの「カセットコンロとしても使えるカセットガスホットプレート焼き上手さん」です。蒸し・焼き・コンロのバリエーションがあるため、手軽なキャンプご飯が叶います!

    キャンプに決まりはない!
    SWENならリアルなアドバイスが聞けるので安心


    今回高橋店長にお話をうかがうことで、筆者が思い描くキャンプの概念が変わりました。SWENスタッフは、キャンプの楽しみ方や時短キャンプご飯などさまざまな角度からレクチャーしてくれます。「はじめてでもキャンプできそう!」と不安がワクワク感に変わりますよ!

    さらに、店内は商品が豊富に揃っており、珍しい商品や組み合わせに驚かされます。はじめてのキャンプでお悩みの方は、ぜひSWENを訪ねてみてくださいね!

     

     

    ※掲載情報は取材時のものになります。
    最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。

    そこで今回は、「はじめてのキャンプには何が必要?」という悩みをSWEN豊田店の高橋店長にうかがいました!高橋店長は、アウトドアジャーニーの案内人としてもお馴染みの、ベテランキャンパーでもあります。 大人女子キャンプとはいえ、ファミリーキャンプやママ友同士のキャンプ、女性だけのグループキャンプなどさまざまです。そんな女性目線のリアルな情報をご紹介しましょう! 初心者でも楽しめるアウトドアショップ「SWEN」とは? https://www.machikuru.jp/special/p2684/

    はじめてのキャンプも安心! SWENおすすめするキャンプ道具紹介

    まずは、はじめてのキャンプでおさえておくべき道具をご紹介します。おすすめ商品や選ぶポイントなど、初心者の方は必見です!

    テントは「2ルームタイプ」を選ぼう

    前室と後室がつながっています   四方にメッシュが装備 初心者の方におすすめのテントは「2ルームタイプ」です。2ルームタイプは、前室が日除けの役割をするタープの代わりになり、後室は寝室になるテントのこと。おすすめの理由は「ある程度のプライバシーを確保できる」「虫が入りにくく、風通しがよい」「女性でも設営しやすい」という3点です。 - このテント1つでリビングと寝室が出来上がるんですね! 高橋店長:「そうです。四方を囲んでいるのでプライベート感がありますよ!しかも、メッシュが多用されているため風通しはいいけど虫が入ってきにくく、アレンジ次第で開放感も感じられます。」 - わたしの身長より高いので(156cm)設営は難しそうですが、いかがでしょうか? 高橋店長:「一見、2ルームタイプは設営が難しそうに見えますが、コツをつかめば大丈夫ですよ。無風であれば1人でも30分ほどで設営できます。2ルームタイプはリビングと寝室を兼ね備えたオールインワンのテントなので、他に余分なものを設営する必要はありません。テントさえ立ててしまえば、楽にキャンプができる点が魅力ですね!」 ランタンの灯りが視認できるほど完全に遮光されている室内   大人5人が寝られるスペック。インナーテントは吊り下げ式なので着脱も簡単!   高橋店長のおすすめテントは『コールマンタフ スクリーン2ルームエアー/MDX+』です。 高橋店長:「こちらのテントは遮光率が高い点が特徴です。日陰を濃く作れるため、ひんやり風が通るような涼しさを感じられます。春から夏にかけておすすめのテントですよ!」 - 室内も寝室も広々としていますね! 高橋店長:「寝室部分は、大人5人が寝られるスペックです。ファミリーでもグループでもオールマイティに使いこなせます。寝室部分のインナーテントは吊り下げ式なので、取り外せば大きなリビングスペース(シェルター)にもなりますよ。」

    マットは寝心地につながる必須アイテム

    押しても跳ね返るため、自宅で使用するマットレスに近いハリ感   このようなバルブは2箇所あります 高橋店長:「マットは、ご家庭でいう「敷布団」の役割なので、快適に寝るためには必須アイテムです。夏場のキャンプなら上掛けはタオルケットで代用できますが、マットは代替えできません。土や石が多いサイトの場合はゴツゴツ感が伝わるため、地面の上で寝ると体が痛くなります。マットは消耗品なのでコスパを考えて選んでほしいですね。」 - 初心者だとマットの存在は盲点です……。コスパがいいおすすめマットはありますか? 高橋店長:「『KAKURI インフレーター マット』がおすすめです。厚さ7cmあり、シングルサイズとダブルサイズがあります。」 - ここまでの厚みを膨らますには、女性にとって体力と気力が必要な気がします……。 高橋店長:「インフレーターマットは中にウレタンのスポンジが入っています。バルブを開けばウレタンの厚さまで自動で空気が入る仕組みです。ある程度空気が入った後、息を吹き入れて調整すれば好みのハリ感になりますよ!空気を抜く時は、2箇所のバルブを両方開けます。体重を乗せながらくるくると巻き上げれば直径30cm・長さ40cmほどになり、コンパクトにまとまります。(シングルタイプの場合)」

    寝袋は「快適温度表示」をチェックしよう

    こちらの場合であれば15℃を目安にします   赤のチェックがアクセントでかわいい!   寝袋を選ぶポイントは、「快適温度(コンフォート)」と「封筒型」です。 高橋店長:「寝袋でチェックすべき点は、快適温度です。特に女性の場合は、コンパクトで軽い点を重要視される方もいますよね!快適温度の表記が小さくなればなるほど、体積は大きくなり重量も重くなります。これは、寝袋のつめ物の容量(綿やダウンなど)による影響があるからです。」 - 快適温度の目安はありますか? 高橋店長:「2度か0度あたりですね。この温度であればスリーシーズン(春〜秋)を見越して活用できます。また、防災対策や来客用にも使えるので汎用性が高いです。しかし注意したい点は、快適温度は個人差があることですね。例えば、冷え性の方ですと、予想気温より5度くらい下げた快適温度の寝袋がおすすめだと思ってほしいです。」 - つまり、冷え性の方が快適温度0度の商品を見つけた場合、「この商品を使うなら、外気温5度だと快適だ!」という理解でいいですか? 高橋店長:「そうですね。余談ですが、6月くらいまでは必ず現地の朝夕の温度はチェックしてくださいね。昼間は暑くても山間は冷えるため、朝夕の温度にあわせて服装や寝袋を選びましょう!」 - 分かりました!店長がおすすめする寝袋はどれですか? 高橋店長:「ロゴスの『丸洗い スランバーシュラフ』です。こちらは封筒型であり、チャックを閉めれば寝袋として使えます。チャックを開けば全部開くので、上掛けにもなる万能な寝袋です。例えば、こちらの商品を2つ購入すれば、寝袋同士をくっつけて1枚の大きな掛け布団としても活用できますよ。もちろん1人用の寝袋として単体でも使用できるので、バリエーションが豊富です!家族で使うなら、つなげて1つの布団にすればかさばらず、便利でコスパもいいですよ。」 - 落ち着いた色で、赤のチェックがかわいいですね! 高橋店長:「汚れても目立ちにくい色なので、お子様がいる方にもぴったりです。もし汚れても丸洗いできるので手軽に扱えますね!」

    虫が苦手なら、ランタンは2つ以上が必須!

    箱にルーメン表記が記されています ランタンの種類は主に「燃料系のランタン」と「LED ランタン」の2種類があります。燃料系のランタンはオイルやガスを使用し、大光量が出せる点が特徴。一方でLED ランタンは、バッテリーの進化により充電さえすればもちがいいというメリットがあります。 ランタンは「メインランタン」「サブランタン」の2種類があれば快適に過ごせます。光量はもちろん、光を分散させることで虫除けの役割をしてくれるからです。虫が苦手な方にとって2つ以上のランタンがあれば、夜中も虫を気にせず過ごせますよ! ランタンを選ぶポイントは、明るさの表記(ルーメン)を確認することです。 高橋店長:「メインランタンはサイト全体を照らすため、テントの外に置くランタンです。約800〜1,000ルーメンが適しています。メインランタンで大光量があれば、光で虫を引き付けてくれますよ!」 - おすすめのメインランタンはどれですか? 高橋店長:「おすすめは『 コールマン 2500ノーススターLPガスランタン』です。使い方は、まずガスを装着して、マントル(※1)をつけた後に空焼き(※2)します。そしてつまみを回してボタンを押せば火がつくので、手軽に大光量が出せますよ。」 - マントルは初心者でも扱えますか? 高橋店長:「初心者でも大丈夫です!不安であればスタッフにお声かけいただければ空焼きの方法をお伝えしますし、ご購入後に空焼きしますよ。」 ※1 マントルとは:ランタンの内部にある光源部分。繊維で編んだ袋のような形状。 ※2 空焼きとは:マントルを炙って灰化すること。1度空焼きすれば、点火後発光する仕組み。 サブランタンはデザインもさまざま!   LEDタイプならボタン式もあるので、子どもでも扱えます   サブランタンは、テント内のリビングにつけたりテーブルの上に置いたりなど、手元を照らす目的です。600ルーメンが目安であり、リビングを照らすには十分な光量。1,000ルーメンのランタンであっても調光できるタイプであれば活用できます。 高橋店長のおすすめは、「小型のLEDランタンを1つ寝室に置くこと」。寝る直前は外の明かりを消すため、枕元は暗くなりがちです。寝室を照らす灯りが1つあればストレスなく快適に過ごせるのだとか。 「ランタンは防災時にも活用できますし、1個だけじゃ足りないものです。」と高橋店長は言います。キャンプのためだけではなく、防災時も考慮すれば2個以上は必須です。

    クーラーボックスは容量と性能を考えよう

    こちらのソフトタイプのクーラーボックスは、保冷剤をしっかり入れればハードタイプに引けを取らない保冷力   折り畳めるソフトタイプのクーラーボックスも!   SWEN人気商品「コールマン スチールベルトクーラー」   約51リットルの容量。大人2人、子ども2人なら十分です   堅牢なタイプだと、4~5日間対応するのだとか   こちらのコールマンのクーラーボックスはさまざまな容量が選べます クーラーボックスは「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」に分かれます。選ぶポイントは「何をどのくらいの量持っていくか」ということ。一般的に、1泊2日を4~5人であれば、45リットルが目安です。 - ソフトタイプはハードタイプに比べると保冷力が劣りますか? 高橋店長:「最近はソフトタイプの性能も良くなってきて、保冷剤をしっかり入れれば ハードタイプと同等の保冷力が確保できるものもあります。ソフトタイプのメリットは、日常使いでも使える点です。もちろん、ハードタイプも保冷力は高く、防水性があります。大人4人程度であれば『コールマンスチールベルトクーラー』は人気がありますよ。取り回しがよく、ワンサイズですむ点が魅力です。」 - 少し重そうですね……。 高橋店長:「分かります!おすすめは小さめのクーラーボックス2つを活用して、食材用と飲み物用に分けることです。飲み物と食材を分ければそれぞれ軽くなり、衛生面も安心だからです。」 - クーラーボックス2つの発想はなかったです! 高橋店長:「かさばるな~と感じる方は、ソフトクーラーの出番です!ソフトクーラーに夜までに使い切る量を入れれば、折りたためるのでかさばる心配もありません。だからこそ 「食材をどの程度もたせるか」「どのタイミングで食べきるか」を目安にして選んでいただきたいです。そのうえで保冷力を重視するか、コンパクトさ重視か判断していただければと思います。」

    テーブルとイスはスタイルを決めて高さを統一させよう!

    2つ折りタイプ。コスパがよく、おしゃれな色合い。SWEN人気商品です!   ロールタイプ。木目調がかっこいい! テーブルとイスは「高さを合わせること」「スタイルを決めること」が重要なポイントです。特に子どもがいる家庭はロースタイルが人気である傾向。近年おしゃれなものが多く、それぞれデザインやカラーの好みで購入しがちなのだとか。その結果、高さが違ってしまい過ごしにくくなる要因になります。 テーブルを選ぶポイントは「高さが変えられること」「組み立てやすさ」「ガタツキの有無」です。この3つの要素は実際目で見て確認し、納得して購入することが重要! テーブルのタイプは、「2つ折りタイプ」と「ロールタイプ」があります。2つ折りタイプのメリットは天板が広くて拭きやすく、コスパがいい点です。一方、ロールタイプのメリットは、天板がくるくるたためてコンパクトになること。2つ折りタイプに比べると収納しやすく、場所を取らない点も魅力です。しかし、すき間にものが詰まったり、少々乾きにくかったりなどのデメリットもあるのだとか。好みのスタイルと使い勝手が判断基準といえます。   大人用ですが、コンパクトタイプなので子どもも使用可。コスパもよく丈夫です   ロースタイルのイス   背もたれがあるので快適   イスは1番好みが分かれるため、高橋店長もおすすめを悩まれている様子でした。例えば、子どものイスはシンプルで丈夫なものを選べば長く使えます。選ぶ際は店舗で子ども自身に選んでもらうというのもよいでしょう! ちなみに、高橋店長はイスでうたた寝ができるかを判断基準にしているのだとか。テーブルとのバランスはもちろん、くつろぐことも考えてイス選びをするのも楽しいですね!

    キャンプでどう過ごす?プラスαで楽しめる商品

    ここからは、キャンプの過ごし方に悩まれている方におすすめの商品をご紹介しましょう。

    キャンプの醍醐味!焚き火台

    キャンプといえば焚き火!焚き火台があるだけでキャンプっぽくなり、夜の時間を一層楽しめます。火のゆらぎを眺めながら会話を楽しんだり、網をつければ調理ができたりなど活用法は無限です! 高橋店長:「特に子どもにとって火遊びは日常ではできない遊び。でもキャンプだとそれが経験できて、危ないことを教えてあげられる道具の一つです。大人も子どもも貴重な経験になるのではないでしょうか。」

    最近人気上昇!モルック

    ボーリングのように木の棒を使ってピンを倒す、近年人気のグッズです。 書かれている数字を足していき、先に50点ピッタリにした人が勝つゲーム。 頭も体も使うので、子どもから大人まで楽しめますよ!

    「手軽に食事したい!」を叶えるためには?

    「キャンプなら火を起こしてバーベキュー!」と考えがちですが、はじめてだと上手くいくか心配、手間をかけたくないと感じるもの。高橋店長に極意をうかがいました。   フタをしたら蒸し料理が可能   鉄板バージョンならBBQも手軽に!   鉄板を外すとコンロにもなります!   高橋店長:「食事のポイントは、キャンプ場に着いてすぐ食べられるもの・キャンプ場で調理するものを考えておくことです。すぐ食べられるものは、事前にタッパーに入れたサラダでもいいですよ!もしくは、テーブルの上にカセットコンロを置くだけの料理でも大丈夫です。」 - カセットコンロ1つで済む料理なら手軽でハードルも低くなりますね! 高橋店長:「キャンプ飯は、食べるロケーションがいいスパイスになるものです!手軽さのテクニックの1つとして、割れにくいおしゃれなお皿を用意してお惣菜を盛り付けるだけでも十分!キャンプっぽい雰囲気になりますよ。」 高橋店長のおすすめ商品は、イワタニの「カセットコンロとしても使えるカセットガスホットプレート焼き上手さん」です。蒸し・焼き・コンロのバリエーションがあるため、手軽なキャンプご飯が叶います!

    キャンプに決まりはない! SWENならリアルなアドバイスが聞けるので安心

    今回高橋店長にお話をうかがうことで、筆者が思い描くキャンプの概念が変わりました。SWENスタッフは、キャンプの楽しみ方や時短キャンプご飯などさまざまな角度からレクチャーしてくれます。「はじめてでもキャンプできそう!」と不安がワクワク感に変わりますよ! さらに、店内は商品が豊富に揃っており、珍しい商品や組み合わせに驚かされます。はじめてのキャンプでお悩みの方は、ぜひSWENを訪ねてみてくださいね!     ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。

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    みつはら まりこ みつはら まりこ

    香川県出身。夫の転勤により兵庫県から三重県に移り住み、現在はフリーライターとして執筆活動中。得意ジャンルは、グルメ・旅行・住宅関連・嗜好品・女性のライフスタイルなど。 「人の想い」「素敵なモノ・コト」を見て聴き、最大限に魅力を引き出して発信できるライターを目指しています。趣味は、キャンプとマンガを読むこと。その時は片手にコーヒーかお酒は必須の、インドア派のアウトドア好き人間。

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