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大迫力&臨場感MAXのラグビーを観戦しよう!豊田で活動するトヨタヴェルブリッツの魅力とは

ライフ スポーツ

いずの うみ いずの うみ 2025/01/06
大迫力&臨場感MAXのラグビーを観戦しよう!豊田で活動するトヨタヴェルブリッツの魅力とは

まるで格闘技のように激しくぶつかり合う迫力を間近で感じられる一方で、ボールを見失ってしまうほど素早いパス回し。ラグビーは、見ているとどんどん引き込まれる魅力あふれるスポーツです。

日本では、社会人リーグの最高峰リーグと言われる「リーグワン」が12月に開幕しました。今回は、ラグビーの魅力とともに、オリンピック日本代表選手を何人も輩出しているトヨタ自動車のラグビーチーム「トヨタヴェルブリッツ」の強さについて紹介します。

CONTENTS

    ラグビーは格闘技!?迫力と臨場感、スピード感あふれる試合が魅力

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ラグビーは1チーム15人、両チーム合わせて30人で試合が行われます(※)。試合時間は前半・後半40分ずつ、ハーフタイムは12分です。15人制ラグビーでは、フィールドの広さは縦100m×横70mほどで、各チーム8人のフォワード(FW)と7人のバックス(BK)のポジションに分かれて得点の多さを競います。

    ラグビーでは、ボールを持った選手が常に先頭でなければならないことや、スクラム・ラインアウトのセットプレー、タックルなどさまざまなルールがあります。しかし、ルールを詳しく知らなくても楽しめるような見どころの多さもラグビーの特徴です。

    ※7人制、10人制、13人制もあります(ラグビーユニオン/リーグにより異なる)

    ラグビーの魅力とは?

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ラグビーは全員で守り、全員で攻めるスポーツです。そのため、攻守が激しく入れ替わる試合展開は目が離せません。また、ボールを持った選手が相手チームのタックルを交わしながら駆け抜けるスピード感、巧みなパス回しなども魅力です。そして、筋骨隆々の選手たちが激しくぶつかりあう格闘技さながらの迫力、ボールを蹴る・キャッチする音も間近で感じられ、ほかでは体験できない臨場感を楽しめます。

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    「グラウンド上の格闘技」とも呼ばれるほど激しいスポーツですが、試合終了(ノーサイド)の笛がなると、敵味方関係なくお互いの健闘を讃え合う紳士的な一面もラグビーの特徴です。身体の大きさや足の速さにかかわらず、一人ひとりのスキルを生かして活躍できる多様性もあり、知れば知るほどラグビーの魅力にハマっていくかもしれません。

    トヨタ自動車とともに成長を続けてきたトヨタヴェルブリッツ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    「TOYOTA VERBLITZ(トヨタヴェルブリッツ)」は、トヨタ自動車のラグビーチームです。トヨタ自動車の社員が選手として在籍し、日本選手権で3回の優勝、全国社会人大会で5回の優勝、国体で8回の優勝を果たすなど数々の実績を誇ります。

    トヨタヴェルブリッツは1941年に「トヨタ自動車工業ラグビー部」として創部しました。1937年に設立されたトヨタ自動車の創業期から会社とともに成長を重ねてきた歴史があります。チームワークを大切にしながら、真面目でひたむきに泥臭く取り組む、というチームの伝統は、ものづくりに対するトヨタ自動車の精神にも通じているかもしれません。

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    トヨタヴェルブリッツの強みは、大きくて力強いフォワードとスキルフルなバックス。フォワードが身体をがつがつ当てていくプレーでボールを奪い、パス・キック・走りで高いスキルを駆使してバックスがボールを前に運びます。

    ラグビー日本代表やパリオリンピック男子7人制ラグビーの日本代表選手など、世界的に活躍する選手を多く輩出しているトヨタヴェルブリッツ。12月に開幕したNTTジャパンラグビー リーグワンでは、優勝を目指すチームの活躍に注目です。

    NTTジャパンラグビー リーグワンとは?

    NTTジャパンラグビー リーグワン(通称リーグワン)は、日本のラグビーユニオンにおける社会人チームの最高峰の大会です。チームの強さ順に3つのディビジョン(リーグ)に分かれて勝敗を競い、2024-2025の大会では全23チームが参加します。

    リーグワンは2003年から行われていた「トップリーグ」に代わり、2022年1月に開幕しました。リーグワンになったことで、プロ選手化が進む、「ホスト&ビジター制度」が導入されるなどの変更がありました。

    トヨタヴェルブリッツのGM・後藤彰友さんにインタビュー!

    トヨタヴェルブリッツGM(ゼネラルマネージャー) 後藤彰友さん ©TOYOTA VERBLITZ

    トヨタヴェルブリッツGM(ゼネラルマネージャー) 後藤彰友さん ©TOYOTA VERBLITZ

    トヨタヴェルブリッツの強さの秘訣やNTTジャパンラグビー リーグワン2024-25への意気込みについて、チームのGM(ゼネラルマネージャー)である後藤彰友さんにお話を伺いました。

    強さの秘訣、チームの雰囲気は?

    – さっそくですが、トヨタヴェルブリッツの強みを教えてください。

    後藤さん:「私たちのチームの強みは、大きくて力強いフォワードです。ボールを奪い合う場面では当たり負けしないパワーがあり、がつんと当たっていくような泥臭いプレースタイルが昔から受け継がれています。あとはスキルフルなバックスが多くそろっていることも強みです。ラグビーの要素は主に走る・パスする・蹴るの3つですが、一つひとつの精度が高く、足の速いバックスがトライを取ったり、キックでものすごくボールが跳んだり、試合を見ていて『すごい!』と感じるダイナミックなプレーが多いチームだと思います。」

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    – 逆に、チームとして伸ばしていきたいポイントはどのような部分ですか?

    後藤さん:「選手一人ひとりのスキルはかなり高いので、チームとしての総合力を高めることですね。個々のスキルが高いほど、それでなんとかなってしまう場面もあるので、それぞれの能力が融合することでチームとしての力を高めていければ、今よりもさらに強くて魅力的なチームになると思っています。」

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    – 普段のチームの雰囲気はどのような感じですか?

    後藤さん:「チームの雰囲気はとても良いですよ。メンバー同士も仲が良く、ゴルフやカフェに一緒に行くことがあるようです。まもなくシーズンが始まるので、今は練習も食事も休憩も、1日中一緒にいることになるのですが、朝はお互いに挨拶したり音楽をかけたり、明るくて和気あいあいとした雰囲気ですね。ミーティングはコーチから一方的に指示するのではなく対話しながら進めていくスタイルで、一人ひとりが発言しやすい雰囲気もあると思います。」

    – なるほど。風通しの良さや信頼関係がチームの強さにもつながっているのですね。ちなみに、選手の方々は社会人でもあるということで、練習以外にも業務があるのでしょうか。

    後藤さん:「はい。それぞれ部署に所属しています。職場に出勤する頻度は時期によって異なりますが、シーズンの時期はラグビーに専念させてもらっています。普段は選手が職場の方々とラグビーの接点となり盛り上げてもらっているほか、職場の方に練習を見に来てもらうこともあります。」

    トヨタスポーツセンターでの練習風景。頭上にはドローンが飛んでいます。

    トヨタスポーツセンターでの練習風景。頭上にはドローンが飛んでいます。

    – 練習の見学もできるのですね。

    後藤さん:「私たちの練習ではドローンやGPSなどのテクノロジーを取り入れて、走った距離やトレーニングの強度などをリアルタイムでデータとして見られるようになっています。それを基に選手のコンディションをチェックしたり、プレーのフィードバックをしたりチームの戦略を立てたりするなど、さまざまな活用方法があります。そうしたことを職場の方に言うと、仕事やマネジメントでも参考になると言ってもらえたこともありました。」

    リーグが変更されたことによる影響は?

    – 2022年にトップリーグからリーグワンへと変更となりましたが、どのような影響がありましたか?

    後藤さん:「チームとしてはポジティブな面が多いです。リーグワンでは、地域に根ざしたチームであること、地元を大切にすることをすごく重視しているので、私たちのホストスタジアム(豊田スタジアムなど)での試合も増えました。この時期になると、『ラグビーの季節がきたね』と地元のファンの方々が楽しみにしてくれるようになったのは大きな変化です。ホーム開催では全試合チケットが完売するようになり、熱狂的なファンや応援してくれる方が増えたことも実感しています。」

    – ホームで試合をするときにはイベントも行っているとのことですが。

    後藤さん:「はい。ホームで開催するときには主催チームに興行権があるので、キッチンカーを呼んだりイベントを企画したり、試合を楽しんでもらえるような催しができるようになりました。地域と連携して子どもを招待するなど、地元もラグビー競技も盛り上がるような取り組みを考えています。」

    NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25に向けて

    左から松田力也選手、リッチー・グレイ選手、ジョセフ・マヌ選手 ©TOYOTA VERBLITZ

    左から松田力也選手、リッチー・グレイ選手、ジョセフ・マヌ選手 ©TOYOTA VERBLITZ

    – 12月にNTTジャパンラグビー リーグワン2024-25が開幕しましたが、今シーズン注目の選手はいますか?

    後藤さん:「今シーズンは、移籍選手に注目していただきたいです。日本代表で10番を背負っていた松田力也選手がパナソニックから移籍してくれて、あとはリーグラグビー(オーストラリアの13人制のプロリーグ)のニュージーランド代表をしていたジョセフ・マヌ選手。この二人の加入は、応援してくれるファンの方にとって、ワクワクする存在かなと思います。」

    – 最後に、リーグワンへの目標と意気込みをお願いします。

    後藤さん:「目標は『優勝』、これは毎年変わることはありません。リーグワンではDIVISION1(グループリーグ)の12チームのうち、上位6位までのチームがプレーオフトーナメントに進出できるのですが、6位とは言わず、まずは上位4位に入り、プレーオフで勝って優勝することを目指します。

    日本のラグビー界は、ものすごくレベルが上がってきています。世界のトッププレーヤーもいるし、日本代表選手も強い。レベルの高い選手・チームがそろう中で、私たちがトップに立つ、ということをファンの方々から期待されていると思うので、良い結果をお届けしたいですね。」

    – 貴重なお話をありがとうございました!

    NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25が開幕!トヨタヴェルブリッツを応援しよう

    ©TOYOTA VERBLITZ

    ©TOYOTA VERBLITZ

    トヨタヴェルブリッツは、80年以上の歴史を持ちトヨタ自動車とともに成長してきた社会人ラグビーチームです。ラグビー日本代表やオリンピック代表選手を多く輩出しているほか、世界で活躍するトッププレーヤーも所属しています。

    ラグビー観戦は、選手同士がぶつかり合ったりボールをパスしたりする音と迫力を間近で感じられ、あっという間にボールが移動していくスピード感が楽しめるのも魅力です。特に豊田スタジアムはグラウンドとお客さんの距離が近く、より臨場感を味わえるでしょう。

    12月に開幕したリーグワンは、社会人リーグの最高峰と言われる大会です。トヨタヴェルブリッツが主催するゲームでは、グルメやイベントなども充実していて、ラグビーに詳しくない方でも十分に楽しめるのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。2月1日は豊田スタジアムで主催試合が行われます。

    トヨタヴェルブリッツの試合情報やチケットについては、公式サイトで詳しくチェックできますよ。

    トヨタヴェルブリッツ公式サイト

     

     

    ※掲載情報は取材時のものになります。
    最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。

     

    ラグビーは格闘技!?迫力と臨場感、スピード感あふれる試合が魅力

    [caption id="attachment_8610" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] ラグビーは1チーム15人、両チーム合わせて30人で試合が行われます(※)。試合時間は前半・後半40分ずつ、ハーフタイムは12分です。15人制ラグビーでは、フィールドの広さは縦100m×横70mほどで、各チーム8人のフォワード(FW)と7人のバックス(BK)のポジションに分かれて得点の多さを競います。 ラグビーでは、ボールを持った選手が常に先頭でなければならないことや、スクラム・ラインアウトのセットプレー、タックルなどさまざまなルールがあります。しかし、ルールを詳しく知らなくても楽しめるような見どころの多さもラグビーの特徴です。 ※7人制、10人制、13人制もあります(ラグビーユニオン/リーグにより異なる)

    ラグビーの魅力とは?

    [caption id="attachment_8607" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] ラグビーは全員で守り、全員で攻めるスポーツです。そのため、攻守が激しく入れ替わる試合展開は目が離せません。また、ボールを持った選手が相手チームのタックルを交わしながら駆け抜けるスピード感、巧みなパス回しなども魅力です。そして、筋骨隆々の選手たちが激しくぶつかりあう格闘技さながらの迫力、ボールを蹴る・キャッチする音も間近で感じられ、ほかでは体験できない臨場感を楽しめます。 [caption id="attachment_8614" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] 「グラウンド上の格闘技」とも呼ばれるほど激しいスポーツですが、試合終了(ノーサイド)の笛がなると、敵味方関係なくお互いの健闘を讃え合う紳士的な一面もラグビーの特徴です。身体の大きさや足の速さにかかわらず、一人ひとりのスキルを生かして活躍できる多様性もあり、知れば知るほどラグビーの魅力にハマっていくかもしれません。

    トヨタ自動車とともに成長を続けてきたトヨタヴェルブリッツ

    [caption id="attachment_8606" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] 「TOYOTA VERBLITZ(トヨタヴェルブリッツ)」は、トヨタ自動車のラグビーチームです。トヨタ自動車の社員が選手として在籍し、日本選手権で3回の優勝、全国社会人大会で5回の優勝、国体で8回の優勝を果たすなど数々の実績を誇ります。 トヨタヴェルブリッツは1941年に「トヨタ自動車工業ラグビー部」として創部しました。1937年に設立されたトヨタ自動車の創業期から会社とともに成長を重ねてきた歴史があります。チームワークを大切にしながら、真面目でひたむきに泥臭く取り組む、というチームの伝統は、ものづくりに対するトヨタ自動車の精神にも通じているかもしれません。 [caption id="attachment_8609" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] トヨタヴェルブリッツの強みは、大きくて力強いフォワードとスキルフルなバックス。フォワードが身体をがつがつ当てていくプレーでボールを奪い、パス・キック・走りで高いスキルを駆使してバックスがボールを前に運びます。 ラグビー日本代表やパリオリンピック男子7人制ラグビーの日本代表選手など、世界的に活躍する選手を多く輩出しているトヨタヴェルブリッツ。12月に開幕したNTTジャパンラグビー リーグワンでは、優勝を目指すチームの活躍に注目です。

    NTTジャパンラグビー リーグワンとは?

    NTTジャパンラグビー リーグワン(通称リーグワン)は、日本のラグビーユニオンにおける社会人チームの最高峰の大会です。チームの強さ順に3つのディビジョン(リーグ)に分かれて勝敗を競い、2024-2025の大会では全23チームが参加します。 リーグワンは2003年から行われていた「トップリーグ」に代わり、2022年1月に開幕しました。リーグワンになったことで、プロ選手化が進む、「ホスト&ビジター制度」が導入されるなどの変更がありました。

    トヨタヴェルブリッツのGM・後藤彰友さんにインタビュー!

    [caption id="attachment_8613" align="alignnone" width="768"]トヨタヴェルブリッツGM(ゼネラルマネージャー) 後藤彰友さん ©TOYOTA VERBLITZ トヨタヴェルブリッツGM(ゼネラルマネージャー) 後藤彰友さん ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] トヨタヴェルブリッツの強さの秘訣やNTTジャパンラグビー リーグワン2024-25への意気込みについて、チームのGM(ゼネラルマネージャー)である後藤彰友さんにお話を伺いました。

    強さの秘訣、チームの雰囲気は?

    - さっそくですが、トヨタヴェルブリッツの強みを教えてください。 後藤さん:「私たちのチームの強みは、大きくて力強いフォワードです。ボールを奪い合う場面では当たり負けしないパワーがあり、がつんと当たっていくような泥臭いプレースタイルが昔から受け継がれています。あとはスキルフルなバックスが多くそろっていることも強みです。ラグビーの要素は主に走る・パスする・蹴るの3つですが、一つひとつの精度が高く、足の速いバックスがトライを取ったり、キックでものすごくボールが跳んだり、試合を見ていて『すごい!』と感じるダイナミックなプレーが多いチームだと思います。」 [caption id="attachment_8612" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] - 逆に、チームとして伸ばしていきたいポイントはどのような部分ですか? 後藤さん:「選手一人ひとりのスキルはかなり高いので、チームとしての総合力を高めることですね。個々のスキルが高いほど、それでなんとかなってしまう場面もあるので、それぞれの能力が融合することでチームとしての力を高めていければ、今よりもさらに強くて魅力的なチームになると思っています。」 [caption id="attachment_8604" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] - 普段のチームの雰囲気はどのような感じですか? 後藤さん:「チームの雰囲気はとても良いですよ。メンバー同士も仲が良く、ゴルフやカフェに一緒に行くことがあるようです。まもなくシーズンが始まるので、今は練習も食事も休憩も、1日中一緒にいることになるのですが、朝はお互いに挨拶したり音楽をかけたり、明るくて和気あいあいとした雰囲気ですね。ミーティングはコーチから一方的に指示するのではなく対話しながら進めていくスタイルで、一人ひとりが発言しやすい雰囲気もあると思います。」 - なるほど。風通しの良さや信頼関係がチームの強さにもつながっているのですね。ちなみに、選手の方々は社会人でもあるということで、練習以外にも業務があるのでしょうか。 後藤さん:「はい。それぞれ部署に所属しています。職場に出勤する頻度は時期によって異なりますが、シーズンの時期はラグビーに専念させてもらっています。普段は選手が職場の方々とラグビーの接点となり盛り上げてもらっているほか、職場の方に練習を見に来てもらうこともあります。」 [caption id="attachment_8608" align="alignnone" width="1024"]トヨタスポーツセンターでの練習風景。頭上にはドローンが飛んでいます。 トヨタスポーツセンターでの練習風景。頭上にはドローンが飛んでいます。[/caption] - 練習の見学もできるのですね。 後藤さん:「私たちの練習ではドローンやGPSなどのテクノロジーを取り入れて、走った距離やトレーニングの強度などをリアルタイムでデータとして見られるようになっています。それを基に選手のコンディションをチェックしたり、プレーのフィードバックをしたりチームの戦略を立てたりするなど、さまざまな活用方法があります。そうしたことを職場の方に言うと、仕事やマネジメントでも参考になると言ってもらえたこともありました。」

    リーグが変更されたことによる影響は?

    - 2022年にトップリーグからリーグワンへと変更となりましたが、どのような影響がありましたか? 後藤さん:「チームとしてはポジティブな面が多いです。リーグワンでは、地域に根ざしたチームであること、地元を大切にすることをすごく重視しているので、私たちのホストスタジアム(豊田スタジアムなど)での試合も増えました。この時期になると、『ラグビーの季節がきたね』と地元のファンの方々が楽しみにしてくれるようになったのは大きな変化です。ホーム開催では全試合チケットが完売するようになり、熱狂的なファンや応援してくれる方が増えたことも実感しています。」 - ホームで試合をするときにはイベントも行っているとのことですが。 後藤さん:「はい。ホームで開催するときには主催チームに興行権があるので、キッチンカーを呼んだりイベントを企画したり、試合を楽しんでもらえるような催しができるようになりました。地域と連携して子どもを招待するなど、地元もラグビー競技も盛り上がるような取り組みを考えています。」

    NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25に向けて

    [caption id="attachment_8615" align="alignnone" width="1024"]左から松田力也選手、リッチー・グレイ選手、ジョセフ・マヌ選手 ©TOYOTA VERBLITZ 左から松田力也選手、リッチー・グレイ選手、ジョセフ・マヌ選手 ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] - 12月にNTTジャパンラグビー リーグワン2024-25が開幕しましたが、今シーズン注目の選手はいますか? 後藤さん:「今シーズンは、移籍選手に注目していただきたいです。日本代表で10番を背負っていた松田力也選手がパナソニックから移籍してくれて、あとはリーグラグビー(オーストラリアの13人制のプロリーグ)のニュージーランド代表をしていたジョセフ・マヌ選手。この二人の加入は、応援してくれるファンの方にとって、ワクワクする存在かなと思います。」 - 最後に、リーグワンへの目標と意気込みをお願いします。 後藤さん:「目標は『優勝』、これは毎年変わることはありません。リーグワンではDIVISION1(グループリーグ)の12チームのうち、上位6位までのチームがプレーオフトーナメントに進出できるのですが、6位とは言わず、まずは上位4位に入り、プレーオフで勝って優勝することを目指します。 日本のラグビー界は、ものすごくレベルが上がってきています。世界のトッププレーヤーもいるし、日本代表選手も強い。レベルの高い選手・チームがそろう中で、私たちがトップに立つ、ということをファンの方々から期待されていると思うので、良い結果をお届けしたいですね。」 - 貴重なお話をありがとうございました!

    NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25が開幕!トヨタヴェルブリッツを応援しよう

    [caption id="attachment_8616" align="alignnone" width="1024"]©TOYOTA VERBLITZ ©TOYOTA VERBLITZ[/caption] トヨタヴェルブリッツは、80年以上の歴史を持ちトヨタ自動車とともに成長してきた社会人ラグビーチームです。ラグビー日本代表やオリンピック代表選手を多く輩出しているほか、世界で活躍するトッププレーヤーも所属しています。 ラグビー観戦は、選手同士がぶつかり合ったりボールをパスしたりする音と迫力を間近で感じられ、あっという間にボールが移動していくスピード感が楽しめるのも魅力です。特に豊田スタジアムはグラウンドとお客さんの距離が近く、より臨場感を味わえるでしょう。 12月に開幕したリーグワンは、社会人リーグの最高峰と言われる大会です。トヨタヴェルブリッツが主催するゲームでは、グルメやイベントなども充実していて、ラグビーに詳しくない方でも十分に楽しめるのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。2月1日は豊田スタジアムで主催試合が行われます。 トヨタヴェルブリッツの試合情報やチケットについては、公式サイトで詳しくチェックできますよ。 トヨタヴェルブリッツ公式サイト     ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。  

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    いずの うみ いずの うみ

    愛知県名古屋市在住。コピーライター3年、広告代理店でメディア編集者3年を経てフリーランスへ。金融やSDGs、ファッションなど幅広いジャンルのメディアで編集経験を積む。現在はグルメ・トラベルを中心に取材や執筆を行う。 趣味は旅行、読書、お酒。国内旅行が好きで47都道府県を制覇し、現在は2周目を満喫中。自身でもお酒に関するメディアを運用し、365日文章にふれる生活を送っている。

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