[ 特集 ]
新しくオープンした「豊田市博物館」へ、豊田市の新たな魅力を見つけにいこう!

2024年4月26日に新しく開館した「豊田市博物館」。豊田市の歴史や人々の暮らし、文化、自然、産業などについて、さまざまな角度から「とよた」を知ることのできる総合博物館です。
場所は、豊田市美術館のすぐ横。旧県立豊田東高等学校の跡地に建設され、2022年・2023年に閉館となった「郷土資料館」と「近代の産業とくらし発見館」の機能を受け継ぎ、新たに博物館としてオープンしました。
CONTENTS
コンセプトは、「みんなでつくりつづける博物館」
「豊田市博物館」のコンセプトは、「みんなでつくりつづける博物館」。
市民のみなさんと一緒に考え、つくり、成長し続ける。そんなコンセプトをもとに豊田市博物館は、ワークショップやプロジェクトなどさまざまな展示・企画を行いながら、日々アップデートしていく博物館を目指しています。

「豊田市博物館」を設計した建築家・坂茂さん
「豊田市博物館」の設計を担当したのは、世界をフィールドに活躍する建築家の坂茂さん。
豊田市産の杉を使用した木造建築で、建設時に出るCO2の排出を抑えるなど、21世紀の重要なテーマのひとつである“サスティナブルな建築”として計画されました。また、豊田市役所本庁舎が被災した際には、博物館に災害対策本部が移転されるなど、サスティナブルなだけではなく防災の拠点施設にもなっています。
とよたの魅力がたっぷり!
「豊田市博物館」の館内をご紹介。
ここからは、「豊田市博物館」の魅力を一挙にご紹介していきます。
あっと驚く仕掛けや実際に体験できるスポットなど、楽しめて勉強にもなる展示がたくさん。子どもから大人まで一緒になって、「とよた」を知る旅へ出かけましょう!
【観覧料】
<常設展>
大学生・高校生:200円(150円)
一 般 :300円(250円)
※( )内は、20人以上の団体料金
※豊田市内在住の方・中学生以下は無料
(詳しくは、webサイトをご覧ください。)
<企画展>
高校生以上:webサイト(展覧会ページ)にてご確認ください。
中学生以下:無料
にぎわいあふれる「えんにち空間」

「えんにち空間」
博物館のエントランスを抜けると、すぐに広がるのは「えんにち空間」。
ここでは、豊田市の歴史や自然、ものづくりなどに関わるさまざまな活動や豊田市の未来を体感できる先進技術などを展示・紹介しています。
大きなガラスと木で作られた高い天井が、広々とした空間を演出。たくさんの人がこの空間に集まり賑わう様子は、まさに本物の縁日のよう!
あなただけの「とよた」が見つかる、常設展
常設展では、「とよたの自然と人々の営み」をテーマに、自然環境とその中で育まれた歴史、文化、 産業の営みと記憶を「とよた」の 魅力として紹介しています。今の豊田市がどのようなまちなのか、この展示を通して知ることができますよ。
常設展の展示内容は少しずつ変化していくのだそう。訪れるたびに異なった「とよた」の魅力を感じることができるはず!
「とよた」にまつわるモノが並ぶ「とよたモノ語り」

「とよたモノ語り」の展示棚
常設展示室の入口を進むと現れるのが、迫力満点な「とよたモノ語り」の展示棚。豊田市を語るのに欠かすことのできないさまざまな「モノ」がずらりと展示されています。
記憶から「とよた」の歴史を辿る「とよた記憶トラベル」

「とよた記憶トラベル」

「わたしたちの記憶」として展示されている「とよた記憶カード」
人々の記憶から「とよた」の歴史をたどる「とよた記憶トラベル」。
「わたしたちの記憶」の展示では、市民や来館者のみなさんが記憶を書き綴った「とよた記憶カード」が展示されています。実際にカードを記入できるスペースも用意されているので、あなたの記憶も残すことができますよ!
「とよた」を探求する「とよたたんきゅうラボ」

「とよたたんきゅうラボ」
自然とともに生きてきた「とよた」を探究する「とよたたんきゅうラボ」。

いろいろな体験ができるスペース

豊田市に自生する15種類のどんぐりを観察
ここでは実際に、見て、聴いて、触って、においをかいで、好奇心をくすぐる仕掛けがたくさん!

豊田市を表現した巨大なジオラマ

豊田市の自然や歴史、文化、産業などにスポット当てたシーン
豊田市の山間部から市街地までを表現した巨大なジオラマは、豊田市にまつわるさまざまなことにスポットを当てたシーン(ベースに刻まれた昔から今までの人々の営みと記憶)が登場。ここでは、「とよたの自然と人々の営み」をテーマとした特別映像が約15分に1回の間隔で流れます。
電車の模型も走っていて、ジオラマ好きにはたまらない展示! ついつい見入っちゃいます。
豊田市のあゆみを知る「とよたストーリー」

トヨタ自動車の初代カローラ(1966)

ガラ紡機と水車
「とよたストーリー」では、今の豊田市を生み出したさまざまなストーリーについて展示しています。豊田市のあゆみに関する貴重な展示がたくさん並んでいて、見応え抜群。
豊田市といえば、車を連想する人も多いのでは? ここでは、自動車をはじめとする、豊田市の産業の移り変わりにも触れることができますよ!
展示を一望できる!「とよたパノラマスロープ」

「とよたパノラマスロープ」からの景色
ひととおり常設展を見終わったら、「とよたパノラマスロープ」で展示を振り返りましょう!
スロープをめぐりながら、展示を見下ろしたり外の景色を眺めたり。豊田市博物館で見つけた新しい発見や出会いを思い返しながら、スロープを歩くのも素敵なひとときです。
屋外展示や企画展にも注目!

樫尾1号墳

土蔵
博物館の屋外展示では、古墳時代終末期の8世紀はじめに築かれた円墳や、明治時代に建てられた土蔵などを見ることができます。

むかしの家
江戸時代に建てられた農家の母屋「むかしの家」では、昔の道具の展示やくらし体験も予定されています。建物の中へ入れるので、当時の家がどのようなものだったのかを実際に感じられる貴重な体験ができます。

ミュージアムショップ「888mitsubachi」では、博物館オリジナルグッズや豊田市の魅力的な商品が購入可能!

カレーやスイーツなどのおいしいメニューが並ぶ、カフェ「888mitsubachi」
「豊田市博物館」は、豊田市ならではの魅力がたっぷり詰まった博物館です。豊田市民はもちろん、市外の人でも楽しめる展示や企画が盛りだくさん!成長し続ける博物館なので、今後の進化していく姿にも期待が高まります。
豊田市にできたNEWスポット「豊田市博物館」へ、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
コンセプトは、「みんなでつくりつづける博物館」


とよたの魅力がたっぷり! 「豊田市博物館」の館内をご紹介。

にぎわいあふれる「えんにち空間」
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あなただけの「とよた」が見つかる、常設展

「とよた」にまつわるモノが並ぶ「とよたモノ語り」
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記憶から「とよた」の歴史を辿る「とよた記憶トラベル」
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「とよた」を探求する「とよたたんきゅうラボ」
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豊田市のあゆみを知る「とよたストーリー」
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展示を一望できる!「とよたパノラマスロープ」
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屋外展示や企画展にも注目!
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SHOP DATA
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豊田市博物館
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住所
豊田市小坂本町5丁目80 -
駐車場
あり -
開館時間
10時~17時30分(入場は17時まで) -
休館日
月曜日(祝日は開館)、12月28日から翌年1月4日、展期替え期間 -
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