【豊田市 足助町】香嵐渓

紅葉の名所として外せないのが、豊田市足助町にある「香嵐渓（こうらんけい）」。

香嵐渓は、矢作川支流の巴川がつくる渓谷のことをいいます。秋は紅葉で真っ赤に色づき、春にはカタクリの花が咲く。四季折々の魅力があふれる人気の観光スポットです。

香嵐渓ライトアップ

そんな香嵐渓では、2023年11月1日（水）〜11月30日（木）の期間で「香嵐渓もみじまつり」を開催。

第68回となる今年のテーマは「名木紅葉（なのきのもみじ）」。晩秋に木の葉が真っ赤に紅葉する情景を表した俳句の季語を用いており、毎年多くの人が紅葉を求めて香嵐渓へと足を運びます。

竹灯りの香積寺

期間中は紅葉のライトアップはもちろん、そのほかにも猿回しやちんどんパレード、「香嵐渓」信号を渡ってすぐの古い町なみでは、ダンスパフォーマンスにマーチングバンドパレードなど、さまざまなイベントを実施。

豊田市×英国ダービーシャー州姉妹都市提携25周年記念として、香積寺でのプロジェクションマッピングも行われる予定です。幻想的な竹あかりと光の共演を堪能することができますよ！

猿回し

マーチングバンドパレード

子どもから大人までたのしめるイベントが盛りだくさん！約4,000本ものもみじが彩る、香嵐渓の紅葉は圧巻の美しさです。

この時期にしか体験することのできない、秋ならでは魅力が詰まった「香嵐渓もみじまつり」、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

【香嵐渓（こうらんけい）】
住　所　　：〒444-2424 豊田市足助町飯盛
電　話　　：0565-62-1272（豊田市足助観光協会）
駐車場　　：あり（1台500円）（11月は1台1,000円）
web 　　　：http://asuke.info/korankei/ （豊田市足助観光協会）
※「香嵐渓もみじまつり」の詳細につきましては、webサイト等よりご確認ください。

【豊田市 稲武町】大井平公園

次にご紹介するのは、豊田市稲武町の名倉川沿いにある「大井平公園」。ここには、約520本ものカエデやイロハモミジ、イチョウが植えられています。

道の駅「どんぐりの里いなぶ」から大井平公園へ続く名倉川沿いの遊歩道や、道の駅から車で約10分ほどの場所にある「タカドヤ湿地」も見ごたえ抜群の人気紅葉スポットです。

風のつり橋

「風のつり橋」から見る紅葉は絶景。近くには展望台もあるので、さまざまな角度から紅葉を楽しむことができます。

紅葉シーズン限定のライトアップ

毎年11月には「稲武もみじまつり」を開催しています。2023年の開催日は、11月1日（水）〜11月15日（水）。期間中は、秋の味覚バザーやライトアップを実施。（ライトアップは日没から21時まで）

期間中の土日祝は、道の駅から大井平公園まで行くことができるシャトルバスの運行もあります。

川面に映し出された情緒溢れる美しい紅葉に、思わずうっとり。遊歩道を散策しながら、ゆったりと日本の秋を体感できます。

紅葉の見ごろとなるのは11月上旬〜中旬。赤や黄色、オレンジに色づく木々たちの姿はとても美しく、思わず息を呑んでしまうほど。川のせせらぎとともに、風情溢れる紅葉を楽しみましょう！

【大井平公園】
住　所　　：〒441-2513 豊田市稲武町大井平
電　話　　：0565-83-3200（いなぶ観光協会観光案内所）
駐車場　　：あり
web 　　　：https://www.inabu-kankou.com/2670 （いなぶ観光協会）
※「稲武もみじまつり」の詳細につきましては、webサイト等よりご確認ください。

【豊田市 小原町】小原ふれあい公園

豊田市小原町にある「小原ふれあい公園」では、春と秋の年2回花を咲かせる「四季桜」とともに艶やかな紅葉を楽しむことができます。

可憐で華やかなピンク色の桜と赤や黄色に色づいた紅葉のコントラストは、まさに絶景。幻想的なその景色は、見る人を圧巻させます。

園内には散歩道が整備されているので、歩きながらのんびりと四季桜と紅葉を満喫できるのも魅力的。

毎年11月には、小原ふれあい公園をはじめとする小原地区一帯で「小原四季桜まつり」を開催しています。2023年の開催日は、11月11日（土）〜11月30日（木）。

「川見四季桜の里」では、あゆの塩焼きや五平餅などの露店もあるのだとか。地元のおいしいフードを食べながら見る秋の景色は、より素晴らしいものになりますね。

約1万本の桜と紅葉が競演する、奇跡のコラボレーションはこの時期にしか見ることができない貴重な体験。日本の四季を感じる素晴らしい瞬間を、その目で確かめに訪れて見るのはいかがでしょうか。

【小原ふれあい公園】
住　所　　：〒470-0531 豊田市小原町孫八456
電　話　　：0565-65-3808（豊田市小原観光協会）
駐車場　　：あり
web　　　 ：http://www.kankou-obara.toyota.aichi.jp/about/ （豊田市小原観光協会）
※「小原四季桜まつり」の詳細につきましては、webサイト等よりご確認ください。

【豊田市 松平町】松平郷

豊田市松平町にある「松平郷」。ここは、徳川三百年の礎となった松平氏発祥の地です。松平東照宮をはじめ、高月院や松平城址など松平氏ゆかりの史跡が多く残る「松平郷」の紅葉は、自然と歴史がつむぎ出す情緒溢れる景色が見どころ。

松平東照宮から高月院にかけての2ヘクタールが、歴史と自然の里「松平郷園地」として整備されており、ゆっくりと散策しながら紅葉を堪能することができます。

松平親氏公像

この時期になると、松平郷に建てられている「松平親氏公像」は、赤く染まった木々の葉たちと見事にマッチし、より一層凛々しさを増しています。

神社やお寺など、日本ならではの歴史的な風景の中で赤や黄色に色づく鮮やかな紅葉は、格別な美しさを誇っています。松平郷園地内にある「天下茶屋」では、お食事や甘味をいただくことも可能。散策の休憩がてらにほっと一息、立ち寄るのもおすすめです！

松平郷の深い歴史とともに、四季が奏でる美しい紅葉をお楽しみください。安らぎを感じる、素晴らしい体験ができますよ。

【松平郷】
住　所　　：〒444-2202 豊田市松平町赤原9-1（松平郷ふるさとづくり委員会 事務局）
電　話　　：0565-58-1629（松平郷ふるさとづくり委員会 事務局）
駐車場　　：あり
web 　　　：http://www.matsudairagou.jp/
http://matudaira-sato.com/spot/matudairagou.html （松平観光協会）

【豊田市 中山町】愛知県緑化センター

豊田市中山町にある「愛知県緑化センター」。県政100年を記念して昭和51年（1976年）に作られた緑化施設です。

広大な面積を誇る施設内には、日本庭園やさまざまなテーマに合わせたガーデンなど、四季の魅力があふれるスポットが充実しています。

そんな愛知県緑化センターの紅葉は、11月中旬〜下旬が見ごろ。モミジ、ケヤキ、メタセコイア、ラクウショウ、イチョウなど、さまざまな紅葉を楽しむことができます。

愛知県緑化センターをメイン会場とする「ふじおか紅葉まつり」は、この秋注目のイベントです。2023年は、11月17日（金）・18日（土）・19日（日）の3日間で開催予定。

愛知県緑化センターのほかに、木瀬八柱神社・石畳ふれあい広場・下川口大沢池の計4カ所を会場に、出店やステージショーなど秋を満喫するイベントが盛りだくさん！

ライトアップ

期間中、各場所では紅葉のライトアップも行われています。日中の美しさとは一味違った夜の紅葉は、なんとも豪華で煌びやか。夜のお散歩やおでかけに、ふらっと立ち寄るのもおすすめですよ。

【愛知県緑化センター】
住　所　　：〒470-0431 愛知県豊田市西中山町猿田21-1
電　話　　：0565-76-2106
駐車場　　：あり
web 　　　：https://www.aichi-park.or.jp/ryokka/
https://fujioka-kanko.jp/news/momiji-fes2023/ （ふじおか観光協会）

【豊田 猿投】猿投神社

豊田市猿投町にある「猿投神社」。豊田市と瀬戸市にまたがる標高629mの山「猿投山」の麓にある、三河國三の宮にあたる由緒ある式内社です。

そんな猿投神社には紅葉林があり、見ごろとなる11月中旬〜11月下旬には、赤やオレンジに色づく紅葉があたり一面を鮮やかに彩ります。

とくにおすすめなのが、大悲殿東昌寺前のカエデの紅葉。真っ赤に染まったカエデの葉は、情緒的な美しさで見る人の心を癒します。

お寺と紅葉のコラボレーションは、秋の紅葉シーズンでしか見ることのできない貴重な風景です。

猿投山は東海自然歩道として登山道も整備されているので、初心者の人やお子さんでも気軽に登山に挑戦できます。ウォーキングを楽しみながら、紅葉を観賞するのも素敵ですね。最後には猿投神社で参拝をして、秋の猿投を目一杯満喫しましょう！

【猿投神社】
住　所　　：〒470-0361 豊田市猿投町大城5
電　話　　：0565-45-1917
駐車場　　：あり
web 　　　：https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/244/ （ツーリズムとよた）

【長久手市】愛・地球博記念公園（モリコロパーク）

長久手市にある「愛・地球博記念公園（モリコロパーク）」は、2005年に開催された「愛・地球博」の跡地にオープンした記念公園。愛知最大級の広さを誇る園内には、大観覧車や大芝生広場、アイススケート場などがあり、一日中楽しめる充実した施設がたくさん！

2022年には「ジブリパーク」が開園し、全国からも注目を集めている人気スポットです。

そんな愛・地球博記念公園では、秋が深まると美しい紅葉を見ることができます。

中でもおすすめなのが「日本庭園」。紅葉シーズンには、モミジやメタセコイアが鮮やかに色づきます。庭園内では定期的に霧を発生させており、紅葉とのコラボレーションがなんとも幻想的。その美しさに、思わずうっとりしてしまうほど。

池の水面に映し出される紅葉も素敵です。美しい日本庭園の中を真っ赤に染める紅葉は、日本ならではの四季の魅力を感じる素敵な空間ですよね。

風情あふれる秋の愛・地球博記念公園に、ぜひみなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。

【愛・地球博記念公園（モリコロパーク）】
住　所　　：〒480-1342 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
電　話　　：0561-64-1130（8:30～17:00）
駐車場　　：あり
web　　　 ：https://www.aichi-koen.com/moricoro/

【長久手市】色金山歴史公園

長久手市岩作色金にある「色金山歴史公園」は、「長久手の戦い」で徳川家康軍が陣を張り、軍議を開いたといわれる色金山を整備した公園です。

木々に囲まれた自然豊かな園内には展望テラスや茶室などもあり、秋になると紅葉を観賞できる憩いのスポット。

小牧･長久手の戦いで、秀吉方の岡崎別働隊を追って北方から進軍してきた家康軍が軍を止め、軍議を開く際に床机の代わりとした山頂の巨石「床机石」（別名：胡牀石）が今でも残されています。この巨石は、あの徳川家康が腰掛けたものなのだとか。

歴史の深い石碑が並ぶ道を散策しながら紅葉を堪能。緩やかな道のりなので、お散歩にもぴったりです。

徳川家康ゆかりの地で歴史を肌に感じながら、美しく色づく紅葉を眺める時間は格別。静寂な時の流れの中、秋模様に染まる園内を満喫しましょう！

色金山歴史公園には茶室があり、ゆっくりと休憩しながら紅葉を楽しむことも◎。お抹茶をいただきながら、秋にしか味わえない優雅な時間も過ごせますよ。また山頂にある展望テラスから赤く色づく公園を一望できます。

紅葉と一緒に、歴史的な史跡がたくさんあふれる色金山歴史公園を散策しにきてくださいね。

【色金山歴史公園】
住　所　　：〒480-1103 愛知県長久手市岩作色金37-1
電　話　　：0561-61-3131
駐車場　　：あり
web 　　　：https://www.city.nagakute.lg.jp/kanko_bunka_sports/5/5/index.html

豊田＆長久手市のおすすめ紅葉スポット、いかがだったでしょうか。

各地では、紅葉にちなんだ楽しいイベントや予想外なコラボレーションがたくさん！ライトアップを行うところも多いので、秋の夜長に紅葉を眺めながらのんびりとしたひとときも過ごせますよ。四季の魅力を体感する、秋の行楽シーズン。日本の秋を感じに、紅葉スポットへぜひ足を運んでみてくださいね。

※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。