[ 特集 ]
【豊田】親子でやってみたい!学べて楽しい体験スポット8選
豊田には、親子で気軽に楽しめる体験型のお出かけスポットがいっぱい!アート、伝統、食、ものづくりなど、家族で充実した時間を過ごせる場所が揃っています。
今回は、子どもたちの好奇心をくすぐる、親子で訪れたい学びにつながる体験スポットをご紹介します。楽しくてためになるお出かけ先で、休日をちょっと特別な時間にしてみましょう。
CONTENTS
むずかしいをおもしろいに。アートにふれる「豊田市美術館」

©豊田市美術館
アートにふれながら感性と好奇心を育める、親子での学びの場としてもぴったりな「豊田市美術館」。
建物自体が芸術品のように美しく、ガラス越しに広がる空や、水盤に囲まれた静かな庭園を眺めながら歩くだけでも、心が穏やかに研ぎ澄まされていきます。現代的で開放的なデザインながら、自然の風景となじむ落ち着いた空間は、まるで作品の中にいるような非日常の世界が、五感すべてを心地よく刺激してくれます。
【観覧料】
<常設展>※ 髙橋節郎館含む
大学生・高校生:200円
一 般 :300円
※豊田市内在住の方・中学生以下は無料
<企画展>
高校生以上:webサイト(展覧会ページ)にてご確認ください。
中学生以下:無料

©豊田市美術館

美術館のモットーは「むずかしいものをやさしく、やさしいものをふかく、ふかいものをおもしろく」。
子ども向けのギャラリーツアーやワークショップでは、作品の魅力を言葉にしたり、自由に創作したり、アートを通じた思考や表現が引き出されます。不定期で開催される、子ども向けのギャラリーツアーや親子向けワークショップのほか、鑑賞ガイドやスタッフによる丁寧な解説もあり、美術館がはじめてでも安心です。
▼イベントについてはこちら
https://www.museum.toyota.aichi.jp/event/


©豊田市美術館
館内には、現代美術を中心に感性や好奇心が刺激されるアートを多数展示。季節ごとに企画展も開催され、新しいアートとの出会いが楽しめます。 「豊田市美術館」で、アートの魅力に触れる時間をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
【豊田市美術館】
住所 :豊田市小坂本町8丁目5番地1
電話番号 :0565-34-6610
開館時間 :10時~17時30分 (入場は17時まで)
休館日 :毎週月曜日(祝日は除く)、年末・年始、
※設備・保守点検、展示替え等のため以下の期間は休館
2025年9月16日㈫~10月3日㈮、2025年12月22日㈪~2026年1月5日㈪
駐車場 :無料 豊田市美術館の駐車場と豊田市博物館の駐車場をご利用可能。
美術館駐車場 乗用車248台、博物館駐車場 乗用車150台
web :https://www.museum.toyota.aichi.jp/
instagram:https://www.instagram.com/toyota_municipal_museum_of_art
子どものやってみたい!が広がる「豊田市博物館」

2024年に誕生した「豊田市博物館」は、子どもたちの「もっと知りたい!」を応援する体験型の学びスポット。自然、歴史、文化、産業など豊田にまつわる幅広いテーマを、見て・触れて・考える展示で楽しく学べます。
「豊田市博物館」のコンセプトは、「みんなでつくりつづける博物館」。
市民のみなさんと一緒に考え、つくり、成長し続ける。そんなコンセプトをもとに、ワークショップやプロジェクトなどさまざまな展示・企画を行いながら、日々アップデートしていく博物館を目指しています。

豊田産の杉材を活かした木造の建物は、CO₂排出を抑えたサステナブルな設計。大規模な災害時には市災害対策本部の移転先としても機能する防災施設です。
【観覧料】
<常設展>
大学生・高校生:200円
一 般 :300円
※豊田市内在住の方・中学生以下は無料
<企画展>
高校生以上:webサイト(展覧会ページ)にてご確認ください。
中学生以下:無料

とよたパノラマスロープからは、豊田市の山間部から市街地までを表現した巨大なジオラマが見渡せます。
巨大ジオラマや昔の道具、土器、動物の毛皮などを実際に触れて学べる体験も豊富で、資料の奥にあるストーリーに自然と興味がわいてきます。親子で五感を使って探究したり、地域の歴史や自然、ものづくりの魅力を感覚的に楽しめる展示がされています。
常設展の展示内容は少しずつ変化していくのだそう。訪れるたびに新たな「とよた」の魅力に出会えます。

むかしの家と土蔵
屋外展示では8世紀の円墳や明治の土蔵、江戸時代の農家「むかしの家」などを公開。「むかしの家」の中へは入れるので、当時の生活がどのようなものだったのかを実際に感じられる貴重な体験ができます。

キッズスペースもあり、小さなお子さん連れでも安心。遊びながら学べる工夫がされていて、家族みんなで楽しめます。
博物館学習や市内全域を舞台にした探究型プログラムも展開されていて、展示を見るだけで終わらない、子どもたちの主体的な学びが広がります。親子でゆっくり過ごしながら、学びと発見にあふれた時間を楽しめる豊田市博物館へぜひ。
▼小・中学生向けページはこちら
https://hakubutsukan.city.toyota.aichi.jp/programs/student
【豊田市博物館】
住所 :豊田市小坂本町5丁目80
電話番号 :0565-85-0900
開館時間 :10時~17時30分(入場は17時まで)
休館日 :月曜日(祝日は開館)、12月28日から翌年1月4日、展期替え期間
駐車場 :無料 乗用車150台 ※混雑時には、美術館の駐車場もご利用いただけます。
web :https://hakubutsukan.city.toyota.aichi.jp/
親子で挑戦!民芸の手しごと体験ができる「豊田市民芸館」

豊かな自然に包まれた平戸橋公園内にある「豊田市民芸館」は、ものづくりの楽しさを体験できるスポット。陶器や布、家具など、昔ながらの生活道具が丁寧に展示されていて、日本の暮らしの知恵にふれられます。
【入館料】
無料 ※有料の展覧会あり


第3民芸館では常設展示のほか、企画展や夏休み期間中のイベント、糸紡ぎ手織り講座が開催されています。

子ども向けの体験講座も豊富で、陶芸や染め物、糸紡ぎ体験など、親子で楽しめるイベントも開催。夏休みには予約不要で参加できるそば猪口絵付け体験も。実際に手を動かして「つくる」ことで、ものづくりの奥深さや達成感を味わえるのが魅力です。

猿投古窯を復元した穴窯陶芸講座が行われている穴窯。


ガス窯陶芸講座、絞り染め・藍染め講座、とんぼ(ガラス工芸)講座などの講座が開催されている工房。
敷地内には、レトロな洋館や抹茶を楽しめる茶室もあり、散策するだけでちょっとした非日常を味わえるのも嬉しいポイント。
知れば知るほどおもしろい「豊田市民芸館」。文化と自然が調和し、五感を通して親子で楽しみながら学べますよ。
【豊田市民芸館】
住所 :豊田市平戸橋町波岩86-100
電話番号 :0565-45-4039
開館時間 :9:30~17:00
休館日 :月曜日(祝日を除く)、年末年始
駐車場 :あり(民芸館周辺の道路は狭いため、前田公園の駐車場をご利用ください。)
web :https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp
色とりどりの和紙にふれて、紙すきアートを楽しもう「和紙工芸体験館」

「豊田市小原和紙のふるさと」にある「和紙工芸体験館」は、和紙づくりを通して豊田小原和紙工芸の魅力を体験できる工房です。
小原和紙は、紙をすきながら色を付けたり、図柄を描いたりする独特の技法が特徴。絵漉きや字漉き、うちわなど、気軽に和紙工芸制作を楽しむことができます。制作は、スタッフが丁寧にサポートしてくれるので、はじめてでも安心。紙ができていく様子を自分の手で感じながら、自然と感性や集中力が育まれます。


体験はスタッフによる紙の原料や作り方の丁寧な説明から始まり、制作・乾燥を経て世界にひとつだけの作品が完成します。作品は持ち帰れるので、達成感もひとしお。お子さんたちのひらめきがそのままカタチになる、ワクワクの詰まったクラフト体験です。

施設があるのは、紙の原料になる植物が育つ自然豊かなエリア。紙づくりの歴史や素材についても知り、環境や文化への関心もぐっと深まります。手を動かしながら学ぶ「豊田小原和紙のふるさと」は、子どもたちの感性と創造力が育まれる、豊田市ならではの学びの場です。
体験は、10名様以上の場合、事前予約が必要です。少人数でもご予約いただくと、当日の流れがスムーズです。また、当日ご希望の場合は、空き状況など電話で問合せをしてみてくださいね。
【豊田小原和紙のふるさと】
住所 :豊田市永太郎町洞216-1
電話番号 :0565-65-2151
開館時間 :午前9時~午後4時30分
休館日 :月曜日、及び12月28日~1月4日(月曜日が休日の場合は開館)
駐車場 :120台(無料)
web :https://www.washinofurusato.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/obara2018/
親子で楽しむ昔のくらしと民俗文化体験「三州足助屋敷」

香嵐渓のほど近くに佇む「三州足助屋敷」は、昭和初期の農家の暮らしを再現した生きた民俗資料館。茅葺き屋根の母屋や土蔵が並ぶ敷地内では、傘屋・紙すき・機織り・木工など、地域に根ざした昔ながらの手仕事を実際に見学したり、親子で体験することができます。
【入館料】
大人 …… 300円
小人 (小学生・中学生・高校生) …… 100円


職人さんの実演コーナーでは、工程を間近で見学でき、ものづくりの技と奥深さにふれる貴重な体験ができます。
また、手しごと体験では、わらぞうりや藍染め、はたおり、五平餅づくりなど多彩なメニューがそろい、自分でつくる楽しさを満喫できます。夏休みには竹の水鉄砲やミニハンドタオルの藍染めなど、季節限定の体験も開催されます。
【手作り体験料金 例】
はたおり(コースター) …… 1,500円(税込)
藍染め(ハンカチ) …… 900円(税込)
わらぞうり …… 3,000 円(税込)
竹細工(竹とんぼ) …… 600円(税込)
五平餅作り …… 600 円(税込)
▼体験の詳細はこちら
https://www.asukeyashiki.jp/taiken/2025taiken.pdf

手仕事を通じてつくる楽しさと知る喜びを体感する「三州足助屋敷」。懐かしくて新鮮なものづくりの原点にふれる時間が、親子の記憶に深く刻まれるはずです。
【三州足助屋敷】
住所 :豊田市足助町飯盛36番地
電話番号 :0565-62-1188
開館時間 :9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日 :毎週木曜日(木曜が祝日の場合は翌日の金曜日)年末年始
※休館日が予告なく変更になる場合があります。
駐車場 :駐車場は足助村隣の川見駐車場をご利用下さい。(1台500円、11月は1台1,000円)
web :https://www.asukeyashiki.jp/
instagram :https://www.instagram.com/asukeyashiki/?hl=ja
道の駅「どんぐりの里いなぶ」隣接の体験施設で、手づくりクラフト&味覚体験「稲武どんぐり工房」

豊田市の山里に佇む「稲武どんぐり工房」は、自然に囲まれた明治の古民家を活かした体験施設。懐かしい雰囲気のなかで、地元ならではの手仕事や暮らしの知恵にふれることができます。
昔ながらの道具や空間を使った体験は、はじめて訪れる子どもたちにとっても新鮮な体験に。スタッフの丁寧なサポートがあるので、安心して参加できます。


地元のお米と秘伝のタレを使った「五平餅づくり」は、親子での参加も人気。囲炉裏のある空間で、自分で作って味わう楽しさを体感できます。夏限定の「川遊び+炭火焼きランチ」など、季節に合わせた様々なプログラムも充実しています。


木の端材を使って昆虫や人形を作る「木端細工」や、ストローを使った北欧風の装飾「ヒンメリ」など、創造力をくすぐるクラフト体験が盛りだくさん。草木染めや木工など、大人も夢中になれる本格的な体験も充実しています。
▼体験プログラム&予約方法についてはこちら
https://www.inabu-kankou.com/dongurikobo#kongo
自然と文化にふれる里山体験がぎゅっと詰まった「どんぐり工房」。ちょっと足を伸ばして、親子でゆったり過ごす時間を楽しんでみてはいかがですか?
【稲武どんぐり工房】
住所 :豊田市武節町針原15
電話番号 :0565-83-3838
開館時間 :9:00〜17:00
休館日 :木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
駐車場 :無料(普通車60台・大型バス2台)
web :https://www.inabu-kankou.com/dongurikobo/thismonth
ねじって、詰めて、焼いて……親子で楽しむオリジナルウインナーソーセージ体験「手づくり工房 山遊里」

明るい木造風の豊田市の自然に囲まれた下山地区に佇む「手づくり工房 山遊里(やまゆり)」。木のぬくもりを感じる明るい建物の中では、地元食材を使ったソーセージづくり体験や、ここでしか味わえないオリジナルジェラートが楽しめます。
三河産の豚肉、モンゴルの岩塩、黒砂糖など、こだわりの材料を使って、自分だけのウインナーを作る工程は、子どもたちにとって「食べる」だけでは終わらない、工夫しながら取り組む「食育」のきっかけにもなります。

体験は3歳から参加可能で、年齢に応じた作業割合が設定されているため、はじめてでも安心。スタッフの丁寧なサポートのもと、肉を詰めて形を整え、スモーク仕上げまで挑戦できます。食材の背景や手間を知ることで、食への関心や感謝の気持ちを育みます。
【ウインナーづくり体験】
料 金:1kg(2~3名)3,600円(税込)
2kg(5~6名)7,200円(税込)
オプション:スモーク仕上げ(別途700円:税込)※スモーク仕上げは、低温、乾燥の気象条件必要
▼手作り体験の詳細はこちら
http://karennosato.com/yamayuri/wp/wordpress/handmade/

完成したソーセージは、隣接するバーベキュー場でそのまま焼いて味わうこともできます。
自分で作ったソーセージをじっくり焼き上げるひとときは、格別の美味しさ。ジュウジュウと焼ける音や香ばしい香りに包まれながら、できたてを頬張る体験は、家族や仲間との思い出にもぴったりです。


さらに、施設内では地元の果物を使ったジェラートや、お米のナンにソーセージを挟んだオリジナルドッグなども販売されていて、地域の味覚を楽しむこともできます。

【手づくり工房 山遊里】
住所 : 〒444-3206 愛知県豊田市羽布町柿田15-1
電話番号 : 0565-91-1186
開館時間 : 10:00〜17:00(1月〜3月は10:00〜16:00)
休館日 : 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場 : 無料(普通車約35台、大型バス1台)
Web : http://karennosato.com/yamayuri/wp/wordpress/
限られたタイミングでしか体験できない、味噌づくり&味噌蔵見学「桝塚味噌」

「桝塚味噌/のだみそ株式会社」は、昭和3年創業の老舗味噌蔵。150年以上使われている木桶が並ぶ蔵の中は、まるで味噌が育つ様子を見守る時間の流れそのもの。伝統的な天然醸造にこだわり続けながら、子どもたちの「食べるってどういうこと?」を育む学びの場としても注目されています。

学校の社会科見学などで、年間約2,000人もの子どもたちが訪れるという、桝塚味噌の味噌蔵見学や味噌づくり体験ができる「みその学校」。職人さんの手仕事を間近に見ながら、素材が発酵して変化していく様子をじっくり観察することで、「食って面白い」「作るって奥深い」と感じるきっかけになります。
通常、一般公開の見学は行っていませんが、期間限定で体験が開催されています。募集ページからのお申込みとなるため、不定期ですので気になる方は公式サイトをこまめにチェックするのがおすすめです。
▼一般の方向け体験の詳細はこちら
https://temaemiso-susume.com/
※現在、桝塚味噌では一般向けの通常見学は実施していません。
※体験イベントの開催時には、専用ページでの申込みが必要です。
※蔵の休止期間(7〜9月)は、見学・体験などの受け入れを行っていません。

手を動かし、匂いを感じ、変化を目の当たりにする……そんな五感を使った体験は、親子にとって記憶に残る特別な時間になるはずです。桝塚味噌が開催するみそ作り教室は、発酵・醸造文化を5感で学び楽しむをテーマに文化庁より食文化ミュージアムに認定された蔵の中で蔵見学や味噌作りなどを行う体験です。味噌のふるさと・豊田だけでなく、東京でも開催されています。

味噌を通して土地に根づいた文化や伝統を感じる深い体験ができるのも魅力。みその秘密を親子で探りながら、「桝塚味噌」で五感と好奇心を思いっきり育てよう。
【桝塚味噌(のだみそ株式会社)】
住所 :豊田市桝塚西町南山6番地
電話番号 :0565-21-0028
開館時間 :9:00〜17:00
休館日 :日曜・祝日・GW・夏季・年末年始など
駐車場 :直売店前 約3台、敷地内 約30台(無料)
web :http://www.masuzuka.co.jp/
今回は、「親子でやってみたい!学べて楽しい体験スポット8選」をご紹介しました。
はじめての体験を通してお子さんたちのやってみたい!が生まれる瞬間、見せてくれるキラキラした表情。そんなお子さんたちの好奇心が生まれる瞬間を見つけに家族で豊田の学びスポットへ出かけませんか?
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
むずかしいをおもしろいに。アートにふれる「豊田市美術館」
[caption id="attachment_10577" align="alignnone" width="1024"]
©豊田市美術館[/caption]
アートにふれながら感性と好奇心を育める、親子での学びの場としてもぴったりな「豊田市美術館」。
建物自体が芸術品のように美しく、ガラス越しに広がる空や、水盤に囲まれた静かな庭園を眺めながら歩くだけでも、心が穏やかに研ぎ澄まされていきます。現代的で開放的なデザインながら、自然の風景となじむ落ち着いた空間は、まるで作品の中にいるような非日常の世界が、五感すべてを心地よく刺激してくれます。
【観覧料】
<常設展>※ 髙橋節郎館含む
大学生・高校生:200円
一 般 :300円
※豊田市内在住の方・中学生以下は無料
<企画展>
高校生以上:webサイト(展覧会ページ)にてご確認ください。
中学生以下:無料
[caption id="attachment_10549" align="alignnone" width="1024"]
©豊田市美術館[/caption]
美術館のモットーは「むずかしいものをやさしく、やさしいものをふかく、ふかいものをおもしろく」。
子ども向けのギャラリーツアーやワークショップでは、作品の魅力を言葉にしたり、自由に創作したり、アートを通じた思考や表現が引き出されます。不定期で開催される、子ども向けのギャラリーツアーや親子向けワークショップのほか、鑑賞ガイドやスタッフによる丁寧な解説もあり、美術館がはじめてでも安心です。
▼イベントについてはこちら
https://www.museum.toyota.aichi.jp/event/
[caption id="attachment_10551" align="alignnone" width="1024"]
©豊田市美術館[/caption]
館内には、現代美術を中心に感性や好奇心が刺激されるアートを多数展示。季節ごとに企画展も開催され、新しいアートとの出会いが楽しめます。 「豊田市美術館」で、アートの魅力に触れる時間をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
【豊田市美術館】 住所 :豊田市小坂本町8丁目5番地1 電話番号 :0565-34-6610 開館時間 :10時~17時30分 (入場は17時まで) 休館日 :毎週月曜日(祝日は除く)、年末・年始、 ※設備・保守点検、展示替え等のため以下の期間は休館 2025年9月16日㈫~10月3日㈮、2025年12月22日㈪~2026年1月5日㈪ 駐車場 :無料 豊田市美術館の駐車場と豊田市博物館の駐車場をご利用可能。 美術館駐車場 乗用車248台、博物館駐車場 乗用車150台 web :https://www.museum.toyota.aichi.jp/ instagram:https://www.instagram.com/toyota_municipal_museum_of_art
子どものやってみたい!が広がる「豊田市博物館」
2024年に誕生した「豊田市博物館」は、子どもたちの「もっと知りたい!」を応援する体験型の学びスポット。自然、歴史、文化、産業など豊田にまつわる幅広いテーマを、見て・触れて・考える展示で楽しく学べます。
「豊田市博物館」のコンセプトは、「みんなでつくりつづける博物館」。
市民のみなさんと一緒に考え、つくり、成長し続ける。そんなコンセプトをもとに、ワークショップやプロジェクトなどさまざまな展示・企画を行いながら、日々アップデートしていく博物館を目指しています。
豊田産の杉材を活かした木造の建物は、CO₂排出を抑えたサステナブルな設計。大規模な災害時には市災害対策本部の移転先としても機能する防災施設です。
【観覧料】
<常設展>
大学生・高校生:200円
一 般 :300円
※豊田市内在住の方・中学生以下は無料
<企画展>
高校生以上:webサイト(展覧会ページ)にてご確認ください。
中学生以下:無料
[caption id="attachment_10566" align="alignnone" width="1024"]
とよたパノラマスロープからは、豊田市の山間部から市街地までを表現した巨大なジオラマが見渡せます。[/caption]
巨大ジオラマや昔の道具、土器、動物の毛皮などを実際に触れて学べる体験も豊富で、資料の奥にあるストーリーに自然と興味がわいてきます。親子で五感を使って探究したり、地域の歴史や自然、ものづくりの魅力を感覚的に楽しめる展示がされています。
常設展の展示内容は少しずつ変化していくのだそう。訪れるたびに新たな「とよた」の魅力に出会えます。
[caption id="attachment_10554" align="alignnone" width="1024"]
むかしの家と土蔵[/caption]
屋外展示では8世紀の円墳や明治の土蔵、江戸時代の農家「むかしの家」などを公開。「むかしの家」の中へは入れるので、当時の生活がどのようなものだったのかを実際に感じられる貴重な体験ができます。
キッズスペースもあり、小さなお子さん連れでも安心。遊びながら学べる工夫がされていて、家族みんなで楽しめます。
博物館学習や市内全域を舞台にした探究型プログラムも展開されていて、展示を見るだけで終わらない、子どもたちの主体的な学びが広がります。親子でゆっくり過ごしながら、学びと発見にあふれた時間を楽しめる豊田市博物館へぜひ。
▼小・中学生向けページはこちら
https://hakubutsukan.city.toyota.aichi.jp/programs/student
【豊田市博物館】 住所 :豊田市小坂本町5丁目80 電話番号 :0565-85-0900 開館時間 :10時~17時30分(入場は17時まで) 休館日 :月曜日(祝日は開館)、12月28日から翌年1月4日、展期替え期間 駐車場 :無料 乗用車150台 ※混雑時には、美術館の駐車場もご利用いただけます。 web :https://hakubutsukan.city.toyota.aichi.jp/
親子で挑戦!民芸の手しごと体験ができる「豊田市民芸館」
豊かな自然に包まれた平戸橋公園内にある「豊田市民芸館」は、ものづくりの楽しさを体験できるスポット。陶器や布、家具など、昔ながらの生活道具が丁寧に展示されていて、日本の暮らしの知恵にふれられます。
【入館料】
無料 ※有料の展覧会あり
[caption id="attachment_10572" align="alignnone" width="1024"]
第3民芸館では常設展示のほか、企画展や夏休み期間中のイベント、糸紡ぎ手織り講座が開催されています。[/caption]
子ども向けの体験講座も豊富で、陶芸や染め物、糸紡ぎ体験など、親子で楽しめるイベントも開催。夏休みには予約不要で参加できるそば猪口絵付け体験も。実際に手を動かして「つくる」ことで、ものづくりの奥深さや達成感を味わえるのが魅力です。
[caption id="attachment_10568" align="alignnone" width="1024"]
猿投古窯を復元した穴窯陶芸講座が行われている穴窯。[/caption]
[caption id="attachment_10567" align="alignnone" width="977"]
ガス窯陶芸講座、絞り染め・藍染め講座、とんぼ(ガラス工芸)講座などの講座が開催されている工房。[/caption]
敷地内には、レトロな洋館や抹茶を楽しめる茶室もあり、散策するだけでちょっとした非日常を味わえるのも嬉しいポイント。
知れば知るほどおもしろい「豊田市民芸館」。文化と自然が調和し、五感を通して親子で楽しみながら学べますよ。
▼体験講座の詳細はこちら
https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/%E8%B1%8A%E7%94%B0%E5%B8%82%E6%B0%91%E8%8A%B8%E9%A4%A8%E8%AC%9B%E5%BA%A72025_hp.pdf
【豊田市民芸館】 住所 :豊田市平戸橋町波岩86-100 電話番号 :0565-45-4039 開館時間 :9:30~17:00 休館日 :月曜日(祝日を除く)、年末年始 駐車場 :あり(民芸館周辺の道路は狭いため、前田公園の駐車場をご利用ください。) web :https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp
色とりどりの和紙にふれて、紙すきアートを楽しもう「和紙工芸体験館」
「豊田市小原和紙のふるさと」にある「和紙工芸体験館」は、和紙づくりを通して豊田小原和紙工芸の魅力を体験できる工房です。
小原和紙は、紙をすきながら色を付けたり、図柄を描いたりする独特の技法が特徴。絵漉きや字漉き、うちわなど、気軽に和紙工芸制作を楽しむことができます。制作は、スタッフが丁寧にサポートしてくれるので、はじめてでも安心。紙ができていく様子を自分の手で感じながら、自然と感性や集中力が育まれます。
体験はスタッフによる紙の原料や作り方の丁寧な説明から始まり、制作・乾燥を経て世界にひとつだけの作品が完成します。作品は持ち帰れるので、達成感もひとしお。お子さんたちのひらめきがそのままカタチになる、ワクワクの詰まったクラフト体験です。
施設があるのは、紙の原料になる植物が育つ自然豊かなエリア。紙づくりの歴史や素材についても知り、環境や文化への関心もぐっと深まります。手を動かしながら学ぶ「豊田小原和紙のふるさと」は、子どもたちの感性と創造力が育まれる、豊田市ならではの学びの場です。
体験は、10名様以上の場合、事前予約が必要です。少人数でもご予約いただくと、当日の流れがスムーズです。また、当日ご希望の場合は、空き状況など電話で問合せをしてみてくださいね。
【豊田小原和紙のふるさと】 住所 :豊田市永太郎町洞216-1 電話番号 :0565-65-2151 開館時間 :午前9時~午後4時30分 休館日 :月曜日、及び12月28日~1月4日(月曜日が休日の場合は開館) 駐車場 :120台(無料) web :https://www.washinofurusato.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/obara2018/
親子で楽しむ昔のくらしと民俗文化体験「三州足助屋敷」
香嵐渓のほど近くに佇む「三州足助屋敷」は、昭和初期の農家の暮らしを再現した生きた民俗資料館。茅葺き屋根の母屋や土蔵が並ぶ敷地内では、傘屋・紙すき・機織り・木工など、地域に根ざした昔ながらの手仕事を実際に見学したり、親子で体験することができます。
【入館料】
大人 …… 300円
小人 (小学生・中学生・高校生) …… 100円
職人さんの実演コーナーでは、工程を間近で見学でき、ものづくりの技と奥深さにふれる貴重な体験ができます。
また、手しごと体験では、わらぞうりや藍染め、はたおり、五平餅づくりなど多彩なメニューがそろい、自分でつくる楽しさを満喫できます。夏休みには竹の水鉄砲やミニハンドタオルの藍染めなど、季節限定の体験も開催されます。
【手作り体験料金 例】
はたおり(コースター) …… 1,500円(税込)
藍染め(ハンカチ) …… 900円(税込)
わらぞうり …… 3,000 円(税込)
竹細工(竹とんぼ) …… 600円(税込)
五平餅作り …… 600 円(税込)
▼体験の詳細はこちら
https://www.asukeyashiki.jp/taiken/2025taiken.pdf
手仕事を通じてつくる楽しさと知る喜びを体感する「三州足助屋敷」。懐かしくて新鮮なものづくりの原点にふれる時間が、親子の記憶に深く刻まれるはずです。
【三州足助屋敷】 住所 :豊田市足助町飯盛36番地 電話番号 :0565-62-1188 開館時間 :9:00~17:00(入場は16:30まで) 休館日 :毎週木曜日(木曜が祝日の場合は翌日の金曜日)年末年始 ※休館日が予告なく変更になる場合があります。 駐車場 :駐車場は足助村隣の川見駐車場をご利用下さい。(1台500円、11月は1台1,000円) web :https://www.asukeyashiki.jp/ instagram :https://www.instagram.com/asukeyashiki/?hl=ja
道の駅「どんぐりの里いなぶ」隣接の体験施設で、手づくりクラフト&味覚体験「稲武どんぐり工房」
豊田市の山里に佇む「稲武どんぐり工房」は、自然に囲まれた明治の古民家を活かした体験施設。懐かしい雰囲気のなかで、地元ならではの手仕事や暮らしの知恵にふれることができます。
昔ながらの道具や空間を使った体験は、はじめて訪れる子どもたちにとっても新鮮な体験に。スタッフの丁寧なサポートがあるので、安心して参加できます。
地元のお米と秘伝のタレを使った「五平餅づくり」は、親子での参加も人気。囲炉裏のある空間で、自分で作って味わう楽しさを体感できます。夏限定の「川遊び+炭火焼きランチ」など、季節に合わせた様々なプログラムも充実しています。
木の端材を使って昆虫や人形を作る「木端細工」や、ストローを使った北欧風の装飾「ヒンメリ」など、創造力をくすぐるクラフト体験が盛りだくさん。草木染めや木工など、大人も夢中になれる本格的な体験も充実しています。
▼体験プログラム&予約方法についてはこちら
https://www.inabu-kankou.com/dongurikobo#kongo
自然と文化にふれる里山体験がぎゅっと詰まった「どんぐり工房」。ちょっと足を伸ばして、親子でゆったり過ごす時間を楽しんでみてはいかがですか?
【稲武どんぐり工房】 住所 :豊田市武節町針原15 電話番号 :0565-83-3838 開館時間 :9:00〜17:00 休館日 :木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日) 駐車場 :無料(普通車60台・大型バス2台) web :https://www.inabu-kankou.com/dongurikobo/thismonth
ねじって、詰めて、焼いて……親子で楽しむオリジナルウインナーソーセージ体験「手づくり工房 山遊里」
明るい木造風の豊田市の自然に囲まれた下山地区に佇む「手づくり工房 山遊里(やまゆり)」。木のぬくもりを感じる明るい建物の中では、地元食材を使ったソーセージづくり体験や、ここでしか味わえないオリジナルジェラートが楽しめます。
三河産の豚肉、モンゴルの岩塩、黒砂糖など、こだわりの材料を使って、自分だけのウインナーを作る工程は、子どもたちにとって「食べる」だけでは終わらない、工夫しながら取り組む「食育」のきっかけにもなります。
体験は3歳から参加可能で、年齢に応じた作業割合が設定されているため、はじめてでも安心。スタッフの丁寧なサポートのもと、肉を詰めて形を整え、スモーク仕上げまで挑戦できます。食材の背景や手間を知ることで、食への関心や感謝の気持ちを育みます。
【ウインナーづくり体験】
料 金:1kg(2~3名)3,600円(税込)
2kg(5~6名)7,200円(税込)
オプション:スモーク仕上げ(別途700円:税込)※スモーク仕上げは、低温、乾燥の気象条件必要
▼手作り体験の詳細はこちら
http://karennosato.com/yamayuri/wp/wordpress/handmade/
完成したソーセージは、隣接するバーベキュー場でそのまま焼いて味わうこともできます。
自分で作ったソーセージをじっくり焼き上げるひとときは、格別の美味しさ。ジュウジュウと焼ける音や香ばしい香りに包まれながら、できたてを頬張る体験は、家族や仲間との思い出にもぴったりです。
さらに、施設内では地元の果物を使ったジェラートや、お米のナンにソーセージを挟んだオリジナルドッグなども販売されていて、地域の味覚を楽しむこともできます。
【手づくり工房 山遊里】 住所 : 〒444-3206 愛知県豊田市羽布町柿田15-1 電話番号 : 0565-91-1186 開館時間 : 10:00〜17:00(1月〜3月は10:00〜16:00) 休館日 : 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 駐車場 : 無料(普通車約35台、大型バス1台) Web : http://karennosato.com/yamayuri/wp/wordpress/
限られたタイミングでしか体験できない、味噌づくり&味噌蔵見学「桝塚味噌」
「桝塚味噌/のだみそ株式会社」は、昭和3年創業の老舗味噌蔵。150年以上使われている木桶が並ぶ蔵の中は、まるで味噌が育つ様子を見守る時間の流れそのもの。伝統的な天然醸造にこだわり続けながら、子どもたちの「食べるってどういうこと?」を育む学びの場としても注目されています。
学校の社会科見学などで、年間約2,000人もの子どもたちが訪れるという、桝塚味噌の味噌蔵見学や味噌づくり体験ができる「みその学校」。職人さんの手仕事を間近に見ながら、素材が発酵して変化していく様子をじっくり観察することで、「食って面白い」「作るって奥深い」と感じるきっかけになります。
通常、一般公開の見学は行っていませんが、期間限定で体験が開催されています。募集ページからのお申込みとなるため、不定期ですので気になる方は公式サイトをこまめにチェックするのがおすすめです。
▼一般の方向け体験の詳細はこちら
https://temaemiso-susume.com/
※現在、桝塚味噌では一般向けの通常見学は実施していません。
※体験イベントの開催時には、専用ページでの申込みが必要です。
※蔵の休止期間(7〜9月)は、見学・体験などの受け入れを行っていません。
手を動かし、匂いを感じ、変化を目の当たりにする……そんな五感を使った体験は、親子にとって記憶に残る特別な時間になるはずです。桝塚味噌が開催するみそ作り教室は、発酵・醸造文化を5感で学び楽しむをテーマに文化庁より食文化ミュージアムに認定された蔵の中で蔵見学や味噌作りなどを行う体験です。味噌のふるさと・豊田だけでなく、東京でも開催されています。
味噌を通して土地に根づいた文化や伝統を感じる深い体験ができるのも魅力。みその秘密を親子で探りながら、「桝塚味噌」で五感と好奇心を思いっきり育てよう。
【桝塚味噌(のだみそ株式会社)】 住所 :豊田市桝塚西町南山6番地 電話番号 :0565-21-0028 開館時間 :9:00〜17:00 休館日 :日曜・祝日・GW・夏季・年末年始など 駐車場 :直売店前 約3台、敷地内 約30台(無料) web :http://www.masuzuka.co.jp/今回は、「親子でやってみたい!学べて楽しい体験スポット8選」をご紹介しました。 はじめての体験を通してお子さんたちのやってみたい!が生まれる瞬間、見せてくれるキラキラした表情。そんなお子さんたちの好奇心が生まれる瞬間を見つけに家族で豊田の学びスポットへ出かけませんか? ※掲載情報は取材時のものになります。 最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
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安井 弥生