[ 特集 ]
【岡崎】語れるサウナ「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」で心も体もととのえる
愛知県岡崎市夏山町の緑深い森の中に佇む「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」は、2024年に誕生したアウトドア型サウナ施設。
ただ汗を流すだけでなく、音楽に揺れ、語らい、笑い合える、そんな空間づくりが話題となり、今では県内外から多くのサウナーが訪れる人気スポットになっています。予約不要で、手ぶらでふらっと立ち寄れる気軽さも魅力です。

「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」は男女共用。男性はもちろん、サウナのよさをもっと多くの女性にも体験してほしい、そんなオーナーさんの想いが込められています。
CONTENTS
利用方法&料金は?

サウナまでの道のりも、ちょっとした楽しみ。東岡崎ICから車で約10分、山道を進むと森の中にふいに現れる「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」は、自然の流れの中にそっと佇んでいます。


施設MAP

貴重品や靴は専用ロッカーへ

まずは受付からスタート。
受付では利用方法や館内の案内を丁寧に説明してもらえるので、はじめてでも安心して過ごせます。館内には専用のWi-Fiも完備。
〈利用料金〉
2時間プラン …………… 平日2,780円/土日祝2,980円(税込)
時間無制限プラン ……… 平日3,780円/土日祝3,980円(税込)
延長料金 ………………… 15分まで無料、以降30分ごとに250円〜


料金に含まれる館内着とバスタオル・フェイスタオルのセットを受け取り、更衣室へ。施設のロゴもメインのサウナの形にちなんだ六角形デザインです。

オリジナルグッズもおしゃれで魅力的。ロゴ入りの手ぬぐいやTシャツなど、センスの光るアイテムを販売しています。サウナ体験の思い出に、ちょっとしたお土産としてもぴったりです。

サウナハットも要チェック。サウナでは頭部が先に温まりやすく、のぼせの原因になることも。体の芯までじっくり温まるには、快適にととのうためのサウナハットの使用がおすすめです。ハットがない場合は、タオルを巻いて代用するだけでも効果あり。

シールやキーホルダーは、仲間とおそろいにするのも◎。

更衣室

館内着に着替え、準備が整ったら、いざサウナへ。自然の空気を感じながら、ゆっくりと深呼吸して、心と体をととのえる時間のはじまりです。

暖簾をくぐると、さまざまなジャンルの有名人の名前が目印になったユニークな荷物置き場が設置されています。お気に入りの名前を選ぶ楽しさもあって、ちょっとした遊び心ある仕掛けです。
ドリンクは専用タンブラーで。併設のカフェでは、サウナの前後や合間にぴったりなドリンクが注文できます。
はじめてでも、通でも満足。息苦しさゼロの快適サウナ。会話が弾む、長く入れるこだわり設計


「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」のシンボルは、六角形のサウナ棟。周りをサウナ → シャワー → 水風呂 → 外気浴 → サウナ…と、心地よく巡れる動線が整っていて、自然と「ととのい」の流れに身を委ねることができます。

本場フィンランドのように、サウナをコミュニケーションの場として楽しんでほしいという思いから、会話しやすい空間づくりを重視。BGMの存在が心地よい会話を後押しします。そのため、スピーカー選びにも妥協せず、東京の有名店を視察し「ホワイトライト」社製の音響設備を導入。毎日11時半からは、こだわりの音響を活かしたスタッフによる熱波と音楽のアウフグースも。空間に溶け込む音が、サウナでのひとときをより豊かにしてくれます。

息苦しさや圧迫感を感じさせないフレッシュエアー設計を採用し、酸素をたっぷり取り込むことで、鼻から吸っても痛くならず、快適に過ごせます。会話を楽しみながら、初心者でも安心してととのうことができる空間です。
サウナ通の間では、入るときにあぐらスタイルを好む人も。座る段の高さによって温度が10度ほど変わることもあり、足を上げることで足先まで均一に温まりやすくなるそうです。

フィンランドのブランド「サウニア」による樽型の屋外サウナ。縦型タイプで、2段式のゆったりとした室内が特徴です。フィンランド産の天然木に包まれた空間では、セルフロウリュによるやさしい蒸気を楽しめます。中央に設置された本場のストーブに水をかけると、サウナストーンから心地よい蒸気が広がります。

見晴らしの良い窓からは自然の景色を眺められ、コンパクトながらも開放感のある設計。温度もマイルドで、長時間のんびり過ごせるため、お友達との語らいにもぴったりです。六角形のメインサウナとは違った、静かで癒しに満ちたひとときを楽しめます。
水風呂は3種類、潜る・座る・寝る。ととのい方も自由でいい

「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」の特徴のひとつ、深さやスタイルの異なる3タイプの水風呂。サウナは基本3セット。それぞれのセットで水風呂の雰囲気が変わることで、毎回新鮮な気分で楽しめるよう工夫されています。


全身を沈めてしっかりクールダウンできるZABOON(潜る):深さ130cm、一人用。

ゆったり座って語らえる水風呂PUKAAN(座る):深さ60cm、4人用。

寝転びながら自然を見上げるGOROON(寝る):深さ30cm、一人用。
中でもオーナーさんおすすめの寝る風呂「GOROON」は人の体に合わせた角度にこだわった設計で、夜には星空を眺めながら極上のととのい時間を味わえます。
しかも使われているのは、名水百選にも選ばれた岡崎市額田地区の湧水。硬度8mg/Lの超軟水で、冷たいのにまろやか。肌にもやさしくて、思わず長く浸かりたくなる気持ちよさです。
風に身をゆだねる、森の中の外気浴──選べるスタイルと心地よいファニチャーで、ととのいの時間をさらに深く、思いのままに

サウナ→水風呂の後は、外気浴でととのう時間。「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」では、森の風を全身で感じられるよう、外気浴スペースにもこだわりが詰まっています。

外気浴エリアには、アウトドアチェアのファーストクラスとも称されるフランスのブランド「ラフマ(Lafuma)」のリクライニングチェアを採用。体をやさしく包み込み、サウナ後の余韻をじっくり味わえる快適さが魅力です。


小川にかかる小さな橋を渡ると現れる、畳敷きの透明なドームテント。寝転がると360度に広がる自然を感じながら、静かに集中してととのう時間を過ごせます。

思い思いのスタイルでくつろげる空間が広がり、自然の音と風に身をゆだねることで、深いリラックスへと導かれます。
サウナ=男性向けのイメージを変える、女性にもやさしい空間づくり

更衣室やシャワールームは清潔に保たれていて、安心して利用できる快適な環境が整っています。

女性には、館内着の下に着用できる専用水着も用意。男女共用サウナでも安心して過ごせる細やかな配慮が嬉しいポイント。


シャワーヘッドやドライヤーには、美容ブランド「ReFa(リファ)」を採用、サウナ後のケアタイムも心地よく過ごせます。

シャンプー、リンス、洗い流さないトリートメントなどヘアケア製品まで、ReFa(リファ)で揃え、上質なリラックスタイムを演出します。さらに、メイククレンジングや化粧水などのアメニティも充実しているので、手ぶらで訪れても安心です。


敷地内には、カフェ「itadaki」も併設。オーナーが自画自賛するほどの本格的なハンバーガーは、サウナ屋の域を超えたこだわりの一品。水分補給もぴったりなドリンク類も充実しています。

〈カフェitadaki〉
営業時間 : 11:00-15:00L.O.
休業日 : 木曜日・第1水曜日
Instagram :https://www.instagram.com/itadaki_okazaki/
女性ももっと楽しんでほしい、コミュニケーションの場としてのサウナをつくりたかった——小美浪貴希さん

岡崎市で生まれ育ったオーナー、小美浪貴希さんは、保険業界からサウナ業界へと大胆に転身。サウナへの深い情熱を原動力に、細部までこだわり抜いた空間づくりに取り組んでいます。
そんな小美浪さんに、サウナへのこだわりや「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」に込めた想いについて、お話を伺いました。

サウナとの出会いや、自分ではじめようと興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか?
小美浪さん:「営業マン時代は、毎日数字に追われてストレスフルな日々でした。ある本がきっかけでサウナに興味を持ち、水風呂、外気浴まで含めたととのう体験をしたとき、日々重なっていた頭の中の疲れやストレスがごっそり抜けたような感覚があったんです。それからは、サウナなしでは生きていけないほどハマりました」
友人や職場の人にもレクチャーしていくうちに、サウナ文化をもっと身近に、ただ汗をかくだけじゃなくて、心も整う、その感覚をもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちがわいてきたことがきっかけですね」
サウナに通ううちに、ポジティブな思考になり、大事なことに集中できるようになったという小美浪さん。免疫力も上がり、病気知らずに。周りにもサウナ好きがどんどん増えていったといいます。

語れるサウナというコンセプトがとてもユニークですが、この言葉にはどんな想いが込められているのでしょうか?
小美浪さん:「語れるサウナというコンセプトには、ただ汗をかくだけじゃなくて、本場フィンランドのように、サウナをコミュニケーションの場として楽しんでほしいという思いから。サウナを通じて人とつながり、語り合える場所にしたいという想いがあります。」
音楽を取り入れたのも、息苦しくない設備づくりには会話を気兼ねなく楽しめるようにとの思いから。五感でととのう体験ができる空間づくりがされています。
男女共用にこだわった理由は?
小美浪さん:「整うまでいかずにやめてしまう女性が多いんです。男性専用の施設も多く、一緒に入れる施設が少ないから、レクチャーもできない。だからこそ、男女共用にして、カップルや友人同士でも気軽に楽しめるようにしました。サウナ文化をもっと身近に、もっと自由に広げていきたいですね。」
ととのいを感じるためのおすすめの入り方はありますか?
小美浪さん:サウナの温度、体調などで変わってきますが、僕の場合サウナに入っている時間は、だいたい8〜12分くらい。サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるフィンランド式のロウリュがとくに好きなんですけど、体の芯までしっかり温まってじっとしていてもドクドクと心拍数が普段の2倍くらいになってくるんです。そうすると水風呂に入りたいっていう気持ちがわいて来るので、タイミングだなと。その後はしっかり冷たい水につかることで、体中の細胞が生き返るような重いものがすっきりするような感覚に。そのあと外気浴をしてととのう、という流れを3セットくらいが一般的に基本といわれています。
何度もサウナに行くうちに自分の体と相談しながら、自分に合った入り方やタイミングが分かるようになってきますよ。」

読者へのメッセージ
小美浪さん:「息苦しさを感じにくい設計にしているので初心者の方にも、サウナ好きの方にもぜひサウナ屋のサウナを体感してほしいです。今後は、サウナ設備の増築や外気浴エリアの拡張なども予定しています。癒されるだけじゃなく、楽しかったと思えるサウナ体験を届けたい。SNSでの情報発信にも力を入れているので、ぜひ参考にしてみて下さい。」
業界全体が盛り上げていきたいというサウナを軸にしたコミュニティづくりにも力を入れ、他施設とのコラボイベントや交流会も盛んなのもこの地域の特色なのだそう。

「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」のコンセプトは「語れるサウナ」。黙って汗を流すだけでなく、誰かと語り合い、笑い合い、心を通わせる時間を大切にしています。訪れるたびに新しい発見がある、そんな場として進化を続けています。
※掲載情報は取材時のものになります。
最新情報は、対象施設・店舗の公式ホームぺージ等でご確認ください。
利用方法&料金は?
サウナまでの道のりも、ちょっとした楽しみ。東岡崎ICから車で約10分、山道を進むと森の中にふいに現れる「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」は、自然の流れの中にそっと佇んでいます。
[caption id="attachment_11197" align="alignnone" width="1024"]
施設MAP[/caption]
[caption id="attachment_11177" align="alignnone" width="1024"]
貴重品や靴は専用ロッカーへ[/caption]
まずは受付からスタート。
受付では利用方法や館内の案内を丁寧に説明してもらえるので、はじめてでも安心して過ごせます。館内には専用のWi-Fiも完備。
〈利用料金〉
2時間プラン …………… 平日2,780円/土日祝2,980円(税込)
時間無制限プラン ……… 平日3,780円/土日祝3,980円(税込)
延長料金 ………………… 15分まで無料、以降30分ごとに250円〜
料金に含まれる館内着とバスタオル・フェイスタオルのセットを受け取り、更衣室へ。施設のロゴもメインのサウナの形にちなんだ六角形デザインです。
オリジナルグッズもおしゃれで魅力的。ロゴ入りの手ぬぐいやTシャツなど、センスの光るアイテムを販売しています。サウナ体験の思い出に、ちょっとしたお土産としてもぴったりです。
サウナハットも要チェック。サウナでは頭部が先に温まりやすく、のぼせの原因になることも。体の芯までじっくり温まるには、快適にととのうためのサウナハットの使用がおすすめです。ハットがない場合は、タオルを巻いて代用するだけでも効果あり。
[caption id="attachment_11192" align="alignnone" width="1024"]
シールやキーホルダーは、仲間とおそろいにするのも◎。[/caption]
[caption id="attachment_11172" align="alignnone" width="1024"]
更衣室[/caption]
館内着に着替え、準備が整ったら、いざサウナへ。自然の空気を感じながら、ゆっくりと深呼吸して、心と体をととのえる時間のはじまりです。
暖簾をくぐると、さまざまなジャンルの有名人の名前が目印になったユニークな荷物置き場が設置されています。お気に入りの名前を選ぶ楽しさもあって、ちょっとした遊び心ある仕掛けです。
ドリンクは専用タンブラーで。併設のカフェでは、サウナの前後や合間にぴったりなドリンクが注文できます。
はじめてでも、通でも満足。息苦しさゼロの快適サウナ。会話が弾む、長く入れるこだわり設計
「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」のシンボルは、六角形のサウナ棟。周りをサウナ → シャワー → 水風呂 → 外気浴 → サウナ…と、心地よく巡れる動線が整っていて、自然と「ととのい」の流れに身を委ねることができます。
本場フィンランドのように、サウナをコミュニケーションの場として楽しんでほしいという思いから、会話しやすい空間づくりを重視。BGMの存在が心地よい会話を後押しします。そのため、スピーカー選びにも妥協せず、東京の有名店を視察し「ホワイトライト」社製の音響設備を導入。毎日11時半からは、こだわりの音響を活かしたスタッフによる熱波と音楽のアウフグースも。空間に溶け込む音が、サウナでのひとときをより豊かにしてくれます。
息苦しさや圧迫感を感じさせないフレッシュエアー設計を採用し、酸素をたっぷり取り込むことで、鼻から吸っても痛くならず、快適に過ごせます。会話を楽しみながら、初心者でも安心してととのうことができる空間です。
サウナ通の間では、入るときにあぐらスタイルを好む人も。座る段の高さによって温度が10度ほど変わることもあり、足を上げることで足先まで均一に温まりやすくなるそうです。
フィンランドのブランド「サウニア」による樽型の屋外サウナ。縦型タイプで、2段式のゆったりとした室内が特徴です。フィンランド産の天然木に包まれた空間では、セルフロウリュによるやさしい蒸気を楽しめます。中央に設置された本場のストーブに水をかけると、サウナストーンから心地よい蒸気が広がります。
見晴らしの良い窓からは自然の景色を眺められ、コンパクトながらも開放感のある設計。温度もマイルドで、長時間のんびり過ごせるため、お友達との語らいにもぴったりです。六角形のメインサウナとは違った、静かで癒しに満ちたひとときを楽しめます。
水風呂は3種類、潜る・座る・寝る。ととのい方も自由でいい
「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」の特徴のひとつ、深さやスタイルの異なる3タイプの水風呂。サウナは基本3セット。それぞれのセットで水風呂の雰囲気が変わることで、毎回新鮮な気分で楽しめるよう工夫されています。
[caption id="attachment_11193" align="alignnone" width="1024"]
全身を沈めてしっかりクールダウンできるZABOON(潜る):深さ130cm、一人用。[/caption]
[caption id="attachment_11168" align="alignnone" width="480"]
ゆったり座って語らえる水風呂PUKAAN(座る):深さ60cm、4人用。[/caption]
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寝転びながら自然を見上げるGOROON(寝る):深さ30cm、一人用。[/caption]
中でもオーナーさんおすすめの寝る風呂「GOROON」は人の体に合わせた角度にこだわった設計で、夜には星空を眺めながら極上のととのい時間を味わえます。
しかも使われているのは、名水百選にも選ばれた岡崎市額田地区の湧水。硬度8mg/Lの超軟水で、冷たいのにまろやか。肌にもやさしくて、思わず長く浸かりたくなる気持ちよさです。
風に身をゆだねる、森の中の外気浴──選べるスタイルと心地よいファニチャーで、ととのいの時間をさらに深く、思いのままに
サウナ→水風呂の後は、外気浴でととのう時間。「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」では、森の風を全身で感じられるよう、外気浴スペースにもこだわりが詰まっています。
外気浴エリアには、アウトドアチェアのファーストクラスとも称されるフランスのブランド「ラフマ(Lafuma)」のリクライニングチェアを採用。体をやさしく包み込み、サウナ後の余韻をじっくり味わえる快適さが魅力です。
小川にかかる小さな橋を渡ると現れる、畳敷きの透明なドームテント。寝転がると360度に広がる自然を感じながら、静かに集中してととのう時間を過ごせます。
思い思いのスタイルでくつろげる空間が広がり、自然の音と風に身をゆだねることで、深いリラックスへと導かれます。
サウナ=男性向けのイメージを変える、女性にもやさしい空間づくり
更衣室やシャワールームは清潔に保たれていて、安心して利用できる快適な環境が整っています。
女性には、館内着の下に着用できる専用水着も用意。男女共用サウナでも安心して過ごせる細やかな配慮が嬉しいポイント。
シャワーヘッドやドライヤーには、美容ブランド「ReFa(リファ)」を採用、サウナ後のケアタイムも心地よく過ごせます。
シャンプー、リンス、洗い流さないトリートメントなどヘアケア製品まで、ReFa(リファ)で揃え、上質なリラックスタイムを演出します。さらに、メイククレンジングや化粧水などのアメニティも充実しているので、手ぶらで訪れても安心です。
敷地内には、カフェ「itadaki」も併設。オーナーが自画自賛するほどの本格的なハンバーガーは、サウナ屋の域を超えたこだわりの一品。水分補給もぴったりなドリンク類も充実しています。
〈カフェitadaki〉 営業時間 : 11:00-15:00L.O. 休業日 : 木曜日・第1水曜日 Instagram :https://www.instagram.com/itadaki_okazaki/
女性ももっと楽しんでほしい、コミュニケーションの場としてのサウナをつくりたかった——小美浪貴希さん
岡崎市で生まれ育ったオーナー、小美浪貴希さんは、保険業界からサウナ業界へと大胆に転身。サウナへの深い情熱を原動力に、細部までこだわり抜いた空間づくりに取り組んでいます。
そんな小美浪さんに、サウナへのこだわりや「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」に込めた想いについて、お話を伺いました。
サウナとの出会いや、自分ではじめようと興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか?
小美浪さん:「営業マン時代は、毎日数字に追われてストレスフルな日々でした。ある本がきっかけでサウナに興味を持ち、水風呂、外気浴まで含めたととのう体験をしたとき、日々重なっていた頭の中の疲れやストレスがごっそり抜けたような感覚があったんです。それからは、サウナなしでは生きていけないほどハマりました」
友人や職場の人にもレクチャーしていくうちに、サウナ文化をもっと身近に、ただ汗をかくだけじゃなくて、心も整う、その感覚をもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちがわいてきたことがきっかけですね」
サウナに通ううちに、ポジティブな思考になり、大事なことに集中できるようになったという小美浪さん。免疫力も上がり、病気知らずに。周りにもサウナ好きがどんどん増えていったといいます。
語れるサウナというコンセプトがとてもユニークですが、この言葉にはどんな想いが込められているのでしょうか?
小美浪さん:「語れるサウナというコンセプトには、ただ汗をかくだけじゃなくて、本場フィンランドのように、サウナをコミュニケーションの場として楽しんでほしいという思いから。サウナを通じて人とつながり、語り合える場所にしたいという想いがあります。」
音楽を取り入れたのも、息苦しくない設備づくりには会話を気兼ねなく楽しめるようにとの思いから。五感でととのう体験ができる空間づくりがされています。
男女共用にこだわった理由は?
小美浪さん:「整うまでいかずにやめてしまう女性が多いんです。男性専用の施設も多く、一緒に入れる施設が少ないから、レクチャーもできない。だからこそ、男女共用にして、カップルや友人同士でも気軽に楽しめるようにしました。サウナ文化をもっと身近に、もっと自由に広げていきたいですね。」
ととのいを感じるためのおすすめの入り方はありますか?
小美浪さん:サウナの温度、体調などで変わってきますが、僕の場合サウナに入っている時間は、だいたい8〜12分くらい。サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるフィンランド式のロウリュがとくに好きなんですけど、体の芯までしっかり温まってじっとしていてもドクドクと心拍数が普段の2倍くらいになってくるんです。そうすると水風呂に入りたいっていう気持ちがわいて来るので、タイミングだなと。その後はしっかり冷たい水につかることで、体中の細胞が生き返るような重いものがすっきりするような感覚に。そのあと外気浴をしてととのう、という流れを3セットくらいが一般的に基本といわれています。
何度もサウナに行くうちに自分の体と相談しながら、自分に合った入り方やタイミングが分かるようになってきますよ。」
読者へのメッセージ
小美浪さん:「息苦しさを感じにくい設計にしているので初心者の方にも、サウナ好きの方にもぜひサウナ屋のサウナを体感してほしいです。今後は、サウナ設備の増築や外気浴エリアの拡張なども予定しています。癒されるだけじゃなく、楽しかったと思えるサウナ体験を届けたい。SNSでの情報発信にも力を入れているので、ぜひ参考にしてみて下さい。」
業界全体が盛り上げていきたいというサウナを軸にしたコミュニティづくりにも力を入れ、他施設とのコラボイベントや交流会も盛んなのもこの地域の特色なのだそう。
「ZAKIOKA SAUNA(ザキオカサウナ)」のコンセプトは「語れるサウナ」。黙って汗を流すだけでなく、誰かと語り合い、笑い合い、心を通わせる時間を大切にしています。訪れるたびに新しい発見がある、そんな場として進化を続けています。
※掲載情報は取材時のものになります。
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安井 弥生