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【豊田市】こどもの笑顔を見守る駄菓子屋「ふじや」で、小学生時代にタイムスリップ!

【豊田市】こどもの笑顔を見守る駄菓子屋「ふじや」で、小学生時代にタイムスリップ!

今回ご紹介するのは豊田市神池町にある駄菓子屋「ふじや」です。時代の流れから、駄菓子屋を見かけることが少なくなってきている中で、今でも現役で駄菓子屋を続けられています。

豊田市民なら懐かしい!と思う方も多いのではないでしょうか。

CONTENTS

    「ふじや」があるのは、豊田市神池町。 地域の子どもたちの拠り所として、50年以上姿を変えることなくご夫婦で営業されています。

     

    夏場はアイスクリームも販売されています。

    夏場はアイスクリームも販売されています。

    中に入ると、昔ながらのガムやグミ、チョコなどの駄菓子がずらりと並んでいます。まるでここだけ時間が止まり、小学校時代にタイムスリップしたかのような懐かしい気持ちになります。

    スーパーでも駄菓子は売っていますが、この空間で買うからこその醍醐味ではないでしょうか。

    お店を運営されている中垣さん。昭和10年生まれの88歳。とってもお元気です!

    お店を運営されている中垣さん。昭和10年生まれの88歳。とってもお元気です!

    – ふじやをはじめられたきっかけについて伺いました。

    中垣さん:「私はもともと中学卒業後に、菓子職人として15年ほど働いていたんですよ。ただ、あまり菓子をつくることが好きじゃなかったもんだから、自分には向いてないなぁと思い、30歳の頃にトヨタでサラリーマンとして働くことにしたんです。

    ふじやをはじめたのは、この場所に家を建てたことがきっかけです。自宅の1階を店舗にして、当時は妻が主に店頭に立っていました。

    当時はベビーブームもあって、連日200人以上の子供たちが来て、大盛況だったんですよ。私も休みの日は店を手伝っていたくらい、本当に日々大忙しでした。

    本格的に店頭に立つようになったのは定年退職をしてからです。当時はひっきりなしに来ていた子どもたちも、今では少子化の影響ですっかり激減してしまいました。昔のような活気が町になくなってしまったのは寂しさも感じますね。」

    店内には、中垣さんの製菓衛生師の免状も飾られています。

    店内には、中垣さんの製菓衛生師の免状も飾られています。

    『どらヤバイ店に行ってみりん』でもコラボしています。

    『どらヤバイ店に行ってみりん』でもコラボしています。

    – ひまわりテレビで放送された発掘バトル『どらヤバイ店に行ってみりん』の放送後の反響はいかがでしたか?

    中垣さん:「放送を見て駄菓子を買いに来てくれる方もいましたよ。懐かしんで来てくれる方もいれば、50年ぶりに再会した知人もいました。知人には「まだ生きとったか!」なんて言われましたよ(笑)

    覚えて来てくれるお客さんがいたのはとても嬉しかったですね。妻は昨年、長いこと入院をしていましたし、私も日に日に立っていることが辛くなっています。

    原価高騰で駄菓子の仕入れ値も高騰して、ほとんど利益にならないんです。今営業しているのは趣味みたいなものですよ。いつまで続けられるか分かりませんが、できる限りはお店に立っていようと思っています。」

    ▼『どらヤバイ店に行ってみりん』ふじや放送回の動画はこちら

     

     

    300円分駄菓子を買ってみました!

    今回は、指折り数えながらお菓子を選んでいた小学生時代を思い出して、300円分の駄菓子を買ってみました!

    ぴったり購入できるか挑戦です。

    まずは大好きな「蒲焼さん太郎」をチョイス。当時は10円だった記憶がありますが、駄菓子もやはり値上がりしていますね。

    思わず懐かし〜と手にしたのは「マルカワフーセンガム」。しゅわしゅわソーダ味の駄菓子です。

    駄菓子の醍醐味といえば当たり付きの駄菓子ですよね。当たりがでることでもう1つ同じものがタダで貰えたり、金券付きのものなら10円や50円が当たったり、友達とワイワイしながら食べた思い出があります。

    40年以上歴史を持つロングセラー商品オリオンの「ミニコーラ」。缶飲料をかたどったパッケージは今見てもとてもかわいい!

    これもよく遊びました!「プチプチうらない」。

    カラフルなチョコレートが18粒入っており、占いもできちゃう画期的なチョコレート菓子です。

    20円で健康やテストの結果など18項目も占えるなんて、改めてみるとすごいお菓子です。

    口の中でパチパチはじける「パチパチパニック」。好きだった方も多いのではないでしょうか。現代でもお子さんに大人気のお菓子だそうです。

    駄菓子の王道「ヤッター!めん」。フタをめくると当たりがついているラーメン菓子です。
    一番の当たりはなんと100円。筆者も過去に一度だけ100円が出たことがあったのを思い出しました。当たり付きは夢があってワクワクしますよね。

    ポン菓子の入った「人参」もゲットです。「こんなにかわいかったっけ?」と、パッケージの可愛さにやられました。

    ほかにも、カルメ焼きの付いた「棒かる」や、舌に色がつく「赤べー黒ベー」「そのまんまモンスターフーセンガム 」など懐かしいお菓子がいっぱいです。

    どれにしようかな〜と迷いながら300円分の駄菓子をゲットしました!結果は301円と消費税分がはみ出てしまいましたが、中垣さんのご厚意で1円おまけしていただき、ぴったりと購入できました。

    今回選ばれし駄菓子たちはこちらです。

    大人になると金額を気にせずに買えてしまうので、久しぶりに童心に帰ってお菓子選びをするのはとても楽しかったです。

    ふじやに流れる優しい時間にほっこりと癒されました。いつまでもお二人ともお元気でお店を続けていただけることを願っています。

    ぜひふじやに立ち寄って、懐かしい駄菓子を買ってみてくださいね。

    「ふじや」があるのは、豊田市神池町。 地域の子どもたちの拠り所として、50年以上姿を変えることなくご夫婦で営業されています。   [caption id="attachment_4174" align="alignnone" width="1024"]夏場はアイスクリームも販売されています。 夏場はアイスクリームも販売されています。[/caption] 中に入ると、昔ながらのガムやグミ、チョコなどの駄菓子がずらりと並んでいます。まるでここだけ時間が止まり、小学校時代にタイムスリップしたかのような懐かしい気持ちになります。 スーパーでも駄菓子は売っていますが、この空間で買うからこその醍醐味ではないでしょうか。 [caption id="attachment_4185" align="alignnone" width="1024"]お店を運営されている中垣さん。昭和10年生まれの88歳。とってもお元気です! お店を運営されている中垣さん。昭和10年生まれの88歳。とってもお元気です![/caption] - ふじやをはじめられたきっかけについて伺いました。 中垣さん:「私はもともと中学卒業後に、菓子職人として15年ほど働いていたんですよ。ただ、あまり菓子をつくることが好きじゃなかったもんだから、自分には向いてないなぁと思い、30歳の頃にトヨタでサラリーマンとして働くことにしたんです。 ふじやをはじめたのは、この場所に家を建てたことがきっかけです。自宅の1階を店舗にして、当時は妻が主に店頭に立っていました。 当時はベビーブームもあって、連日200人以上の子供たちが来て、大盛況だったんですよ。私も休みの日は店を手伝っていたくらい、本当に日々大忙しでした。 本格的に店頭に立つようになったのは定年退職をしてからです。当時はひっきりなしに来ていた子どもたちも、今では少子化の影響ですっかり激減してしまいました。昔のような活気が町になくなってしまったのは寂しさも感じますね。」 [caption id="attachment_4170" align="alignnone" width="1024"]店内には、中垣さんの製菓衛生師の免状も飾られています。 店内には、中垣さんの製菓衛生師の免状も飾られています。[/caption] [caption id="attachment_4178" align="alignnone" width="1024"]『どらヤバイ店に行ってみりん』でもコラボしています。 『どらヤバイ店に行ってみりん』でもコラボしています。[/caption] - ひまわりテレビで放送された発掘バトル『どらヤバイ店に行ってみりん』の放送後の反響はいかがでしたか? 中垣さん:「放送を見て駄菓子を買いに来てくれる方もいましたよ。懐かしんで来てくれる方もいれば、50年ぶりに再会した知人もいました。知人には「まだ生きとったか!」なんて言われましたよ(笑) 覚えて来てくれるお客さんがいたのはとても嬉しかったですね。妻は昨年、長いこと入院をしていましたし、私も日に日に立っていることが辛くなっています。 原価高騰で駄菓子の仕入れ値も高騰して、ほとんど利益にならないんです。今営業しているのは趣味みたいなものですよ。いつまで続けられるか分かりませんが、できる限りはお店に立っていようと思っています。」 ▼『どらヤバイ店に行ってみりん』ふじや放送回の動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=KaS6DsxIinw&list=PLtCKnfGmjy1EPG5ZhJtQAVV6JbOxXjOa6&index=9&t=339s   https://www.youtube.com/watch?v=Sa3TJkzyWko&list=PLtCKnfGmjy1EPG5ZhJtQAVV6JbOxXjOa6&index=8  

    300円分駄菓子を買ってみました!

    今回は、指折り数えながらお菓子を選んでいた小学生時代を思い出して、300円分の駄菓子を買ってみました! ぴったり購入できるか挑戦です。 まずは大好きな「蒲焼さん太郎」をチョイス。当時は10円だった記憶がありますが、駄菓子もやはり値上がりしていますね。 思わず懐かし〜と手にしたのは「マルカワフーセンガム」。しゅわしゅわソーダ味の駄菓子です。 駄菓子の醍醐味といえば当たり付きの駄菓子ですよね。当たりがでることでもう1つ同じものがタダで貰えたり、金券付きのものなら10円や50円が当たったり、友達とワイワイしながら食べた思い出があります。 40年以上歴史を持つロングセラー商品オリオンの「ミニコーラ」。缶飲料をかたどったパッケージは今見てもとてもかわいい! これもよく遊びました!「プチプチうらない」。 カラフルなチョコレートが18粒入っており、占いもできちゃう画期的なチョコレート菓子です。 20円で健康やテストの結果など18項目も占えるなんて、改めてみるとすごいお菓子です。 口の中でパチパチはじける「パチパチパニック」。好きだった方も多いのではないでしょうか。現代でもお子さんに大人気のお菓子だそうです。 駄菓子の王道「ヤッター!めん」。フタをめくると当たりがついているラーメン菓子です。 一番の当たりはなんと100円。筆者も過去に一度だけ100円が出たことがあったのを思い出しました。当たり付きは夢があってワクワクしますよね。 ポン菓子の入った「人参」もゲットです。「こんなにかわいかったっけ?」と、パッケージの可愛さにやられました。 ほかにも、カルメ焼きの付いた「棒かる」や、舌に色がつく「赤べー黒ベー」「そのまんまモンスターフーセンガム 」など懐かしいお菓子がいっぱいです。 どれにしようかな〜と迷いながら300円分の駄菓子をゲットしました!結果は301円と消費税分がはみ出てしまいましたが、中垣さんのご厚意で1円おまけしていただき、ぴったりと購入できました。 今回選ばれし駄菓子たちはこちらです。 大人になると金額を気にせずに買えてしまうので、久しぶりに童心に帰ってお菓子選びをするのはとても楽しかったです。 ふじやに流れる優しい時間にほっこりと癒されました。いつまでもお二人ともお元気でお店を続けていただけることを願っています。 ぜひふじやに立ち寄って、懐かしい駄菓子を買ってみてくださいね。

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    まちクル 編集部 まちクル 編集部

    豊田・みよし・長久手の地域情報・お店情報をお届けするWEBマガジン「まちクル」の編集部です。 編集部イチオシの情報や新店舗情報など、皆さまの暮らしに役立つ情報を発信しています。

    SHOP DATA

    • ふじや
    • 住所

      愛知県豊田市神池町2丁目1236-183

      MAP

    • 営業時間

      8:00〜17:00(その日の体調次第で変わります)
    • 定休日

      不定休

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